浜矩子
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浜 矩子生誕 (1952-08-03) 1952年8月3日(71歳)
研究機関同志社大学
研究分野国際経済学
国際金融論
欧州経済論
母校東京都立戸山高等学校
一橋大学経済学部
学位学士(経済学)
他の指導教員山澤逸平
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浜 矩子(はま のりこ、1952年8月3日 - )は、日本エコノミスト[1][2][3]同志社大学名誉教授[4]。専門は「国際経済学」「国際金融論」「欧州経済論」[4]
人物

東京都世田谷区の祖父母から受け継いだ家で育つ[5]。曾祖父に美濃部俊吉(官僚北海道拓殖銀行頭取、朝鮮銀行総裁等を歴任)がおり、美濃部達吉憲法学者、元東京帝国大学教授兼東京商科大学(現一橋大学)教授)は曾祖叔父。美濃部洋次(官僚、元商工省機械局長)は大おじで、美濃部亮吉マルクス経済学者、元東京都知事)なども親族にあたる[6]

ミッション・スクール在学中の6歳のときにカトリック洗礼を受ける[7]。父の転勤に伴い小学校3年から中学校1年までロンドンのカトリック系学校で過ごしたのち、世田谷区立奥沢中学校に編入し、東京都立戸山高等学校を経て[8][7][9][10][11][12]1975年一橋大学経済学部卒業。大学では山澤逸平ゼミナールに所属[2]竹中平蔵慶應義塾大学名誉教授はゼミの2年先輩にあたる[13]

1975年三菱総合研究所入社。1990年から1998年まで、同社初代英国駐在員事務所長兼駐在エコノミストとしてロンドン勤務。帰国後、三菱総合研究所経済調査部長、同社政策・経済研究センター主席研究員を務め、2002年秋より同志社大学大学院ビジネス研究科教授に就任し、週1度京都に通い教鞭をとった。2011年には同志社大学大学院ビジネス研究科長に就任。経済動向に関するコメンテイターとして内外メディアに執筆や出演を行っている[14][15]

2012年から財務省の財政制度等審議会臨時委員を務め、金融庁金融審議会委員、国税庁国税審査会委員、経済産業省産業構造審議会特殊貿易措置小委員会委員なども歴任。2014年、民主党の政治塾「大阪デモクラ塾」(塾長:辻元清美)の講師に就任[16]。カトリック渋谷教会信徒[17]。同志社大学名誉教授[18]
経済に関する主張
経済予測

『2010年日本経済―「二番底」不況へ突入する!』(ISBN 978-4492395257)、『2011年日本経済-ソブリン恐慌の年になる!』(ISBN 978-4492395424)、『2012年資本主義経済大清算の年になる 』( ISBN 978-4492395608)、『2013年世界経済総崩れの年になる!』(ISBN 978-4492395776)、『2014年 戦後最大級の経済危機がやって来る!』(ISBN 978-4492395943)、『2015年日本経済 景気大失速の年になる!』(ISBN 4492396098)、『2016年日本経済 複合危機襲来の年になる!』(ISBN 978-4492396261)と、世界恐慌の予言を毎年行っている。

2011年1月に「2011年は1ドル50円時代が到来する」と予測し、『1ドル50円時代を生き抜く日本経済』を出版した。また、2012年1月にも「2012年は1ドル50円時代が到来する」と予測していた[19]。2013年11月時点でも超円高予想は「全く変わっていない」としている[20]

円高について「日本は世界最大の債権国であり、円の価値が上がることは日本経済の成熟度の証にほかならず、当然の帰結といえる」と述べている[21]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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