浜松ホトニクス
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浜松ホトニクス株式会社
Hamamatsu Photonics K.K.
種類株式会社
市場情報東証1部 6965
略称浜ホト
本社所在地 日本
〒430-8587
静岡県浜松市中区砂山町325-6
日本生命浜松駅前ビル
北緯34度42分10.2秒
東経137度44分5.5秒座標: 北緯34度42分10.2秒 東経137度44分5.5秒
本店所在地〒435-8558
静岡県浜松市東区市野町1126-1
北緯34度45分0.2秒
東経137度46分40.0秒座標: 北緯34度45分0.2秒 東経137度46分40.0秒
設立1953年9月29日
業種電気機器
法人番号2080401004193
事業内容光電子部品、計測機器
代表者晝馬明代表取締役社長
鈴木賢次(代表取締役副社長)
山本晃永(代表取締役専務取締役)
資本金349億2800万円(2017年9月30日時点)
売上高連結:1459億1200万円
単独:1197億6300万円
(2019年9月期)
営業利益連結:254億300万円
単独:174億8200万円
(2019年9月期)
経常利益連結:262億7700万円
単独:217億7100万円
(2019年9月期)
純利益連結:199億1800万円
単独:173億2600万円
(2019年9月期)
純資産連結:2036億4700万円
単独:1695億6900万円
(2019年9月期)
総資産連結:2596億9400万円
単独:2136億9700万円
(2019年9月期)
従業員数連結:5,035人
単独:3,571人
(2019年9月期)
決算期9月末日
主要株主日本マスタートラスト信託銀行 7.64%
トヨタ自動車 5.42%
浜松ホトニクス従業員持株会 3.02%
自己株式6.03%
(2019年09月30日時点)
関係する人物堀内平八郎(創業者)
晝馬輝夫(名誉会長)
大塚治司(相談役)
高柳健次郎
伊勢清貴(元社外取締役)
竹内純一(元副社長)
外部リンクhttps://www.hamamatsu.com/jp/ja/index.html
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浜松ホトニクス本社が入居する日本生命ビル(静岡県浜松市)

浜松ホトニクス(はままつホトニクス、英文表記: Hamamatsu Photonics K.K.)は、光関連の電子部品電子機器を製造・販売する株式会社。1953年9月29日に「浜松テレビ株式会社」として創業。半導体レーザーフォトダイオード光電子増倍管X線管、分析用光源など光関連で高い技術力を持つ。光電子増倍管で世界シェア約90%。

」に関することなら医学情報、スポーツ生理学までも手がける研究開発型企業1996年東証二部、続いて1998年に東証一部上場。

同社は日本取引所グループ日本経済新聞が「財務や経営が優秀な上場企業の上位400社」として選定しインデックス化するJPX日経インデックス400の構成銘柄に採用されている。

2017年8月18日より国際連合が提唱する「国連グローバル・コンパクト」に参加企業として登録された。目次

1 歴史

2 主要製品

3 主要製品の基礎と特徴

4 研究分野での実績

5 拠点

5.1 生産拠点

5.2 研究所

5.3 営業所


6 関連法人

6.1 国内

6.2 海外


7 スポンサー活動

7.1 協賛


8 その他

9 関連項目

10 脚注

11 外部リンク

歴史

浜松の地は、高柳健次郎によって、イの字を表示した世界初のテレビ開発の地として知られる。同社は、高柳健次郎に教えを受けた堀内平八郎によって創業。テレビ関連の真空管及びCRT製造から始める。途中、地に根を深くおろして、テレビ開発だけではなく、光電子(Photo-Electronics)技術の究極を目指そうということで、浜松ホトニクスと会社名を改名する。そのため高度なガラス加工技術によって、光電子増倍管を始めとした特殊光学機材で高い技術を保持。その後、半導体関連の設備増強によって、半導体レーザーやホトダイオードなどの開発も行っている。
主要製品

主要製品は、各種デバイスに相当する製品である。製品を組み合わせたインテグレーションも実施している。

光電子増倍管

基準光源ランプ

イメージセンサ

X線関連製品(X線源、シンチレータ製品、カメラ等)

ステルスダイシング

半導体受光素子(フォトダイオード、フォトIC、イメージセンサ等)

半導体発光素子(LED等)

各種半導体レーザ

カメラ(産業用、科学計測用、医療用等)

産業用装置(半導体故障解析、材料評価)

医療分野製品(組織観察、瞳孔反応、創薬スクリーニング等)

分光器

他 各種応用製品、PET関連、レーザー核融合研究等
主要製品の基礎と特徴

主要製品は特殊光学機材のため、ほとんどが特注品となる。また、特殊製品に用いる高付加価値技術のために、基礎研究に力を入れている。
研究分野での実績 スーパーカミオカンデに設置されている浜松ホトニクス製の光電子増倍管国立科学博物館の展示)

2002年小柴昌俊ノーベル物理学賞を受賞したが、これは浜松ホトニクス製の20インチ光電子増倍管が大量に設置されたカミオカンデニュートリノを観測した功績によるものである。そのため、浜松ホトニクス製の光電子増倍管そのものも2014年10月16日にIEEEマイルストーンに認定された[1]

続くスーパーカミオカンデでも、同タイプの光電子増倍管が研究に用いられ、2015年梶田隆章のノーベル物理学賞受賞にも寄与した。

2013年フランソワ・アングレールピーター・ヒッグス両教授のノーベル物理学賞受賞は、CERN(欧州原子核研究機構)のLHCプロジェクトによる、ヒッグス粒子の存在確定があった。そのセンサ部分には、同社製のSSD(シリコン・ストライプ・ディテクタ)、APD(アバランシェ・フォトダイオード)、光電子増倍管が用いられている。

2010年、小惑星「イトカワ」の観測を終え戻ってきた、小惑星探査機「はやぶさ」にも同社が開発・製造したInGaAsイメージセンサとCCDイメージセンサが搭載された。

すばる望遠鏡では、最適光学系(世界最高感度を誇るCCDエリアイメージセンサ)の開発を行い、高い解像度と分解能を兼ね備えた観測補助装置の開発なども実施した。


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