浜松シーサイドゴルフクラブ
Hamamatsu Seaside Golf Club
浜松シーサイドゴルフクラブの空中写真。
2009年4月30日撮影の2枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
OUTIN
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計363319計363429
その他
公式サイト浜松シーサイドゴルフクラブ
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浜松シーサイドゴルフクラブ(はままつシーサイドゴルフクラブ)は、 静岡県磐田市鮫島に広がるゴルフ場である。 三善製紙株式会社の福田富市は、金沢と大分に工場を持っていた、そうした縁で「片山津ゴルフ倶楽部」(石川県、1957年(昭和32年)、設計・佐藤儀一)の創業に加わっていた[1]。福田は、片山津カントリー倶楽部の造成工事では指揮をとり、開場後も改造の工事も手掛けていた[1]。そして、いつか自分のコースをと、世界のコースを廻ってコース設計を研究していた[1]。1964年(昭和39年)2月9日、福田と弟の国三は、静岡県磐田市の鮫島村にゴルフ建設用地の視察に訪れた[1]。用地は砂丘地の湿地帯で、松と葦のほとんど平坦な土地だった[1]。 ?僧川の田園風景、勇壮な遠州灘を見渡し、太田川、天竜川河口の鮫島海岸と、環境に恵まれたコースである[1]。更には、コースの各ホールを仕切る老松の枝ぶりが誇り、中央に鮫島池、夏は遠州灘からの海軟風で涼しく、冬は防風林が寒風を防ぎ温暖、砂地だから配水も良く、水源もある[1]。なによりも、砂丘地であることはゴルフの故郷リンクスランドに通じる[1]。新たなゴルフ場建設に向け母体会社「東海開発観光株式会社」を設立、コース設計を福田が行った、福田自身の設計哲学「自然がすべて」だった[1]。 1965年(昭和40年)11月13日、起工式を行った、赤星四郎は英国のように砂丘もあり、英国にない松があるといった[1]。1966年(昭和41年)10月22日、ゴルフ場は完成し、18ホール規模のゴルフ場が開場した[1]。 コースの各ホールは苔むした老松の枝ぶりが誇り、大小の池が効果的に配されて、プレーヤーの挑戦意欲を駆り立てる、ロケーションに恵まれた林間コースである[2][3]。フェアウェイはフラットである、だが、海岸線には木立が配されているが、海風の影響を考慮に入れる必要があり、戦略的変化に富んだ18ホールである[2][3]。コースは、ゴルフダイジェスト社の「日本のベスト100コース」に毎年ランクインしている。また、7番ホールは、「日本のベストホール18」に選ばれた実績がある[2][3]。 日本の女子プロゴルフメジャー大会の1つ、日本ゴルフ協会主催競技でもあり、日本選手権大会に相当する、日本女子オープンゴルフ選手権競技大会を2回開催するなど多くの大会開催実績がある。 〒438-0055 静岡県磐田市鮫島 4119-1番地
概要
所在地
コース情報
開場日 - 1966年10月22日
設計者 - 福田 富市
面積 - 850,000m2(約25.7万坪)
コースタイプ - シーサイドコース
コース - 18ホールズ、パー72、ヤード、コースレート72.0
グリーン - 2グリーン、ティフトン ニューベント
フェアウエイ - ティフトン419
ラフ - ノシバ
ハザード - バンカーの93、池が絡むホール11
プレースタイル - 乗用カート(2人乗り)、自走式、キャディ・セルフ選択可
練習場 - 20打席 250ヤード
休場日 - 毎週月曜日、12月31日、1月1日[4][2]
ギャラリー
コース - [5]
ハウス - [6]
交通アクセス
鉄道 - JR東海道新幹線 - 浜松駅よりタクシー利用 15km 約40分
道路 - 東名高速道路 - 磐田ICより 11.1km 約25分[7]
メジャー選手権
1972年(昭和47年) - 第5回 日本女子オープンゴルフ選手権競技大会[8]
1976年(昭和51年) - 第9回 日本女子オープンゴルフ選手権競技大会[9]
エピソード
コース内には多くの池があり、自然のままの池は鮫島池だけで、他の池は湿地を掘りその砂をマウンドに盛って造られた。マウンドは、綿密に高さと大きさを違え、自然にそこにあったようにした[10]。
脚注[脚注の使い方]^ a b c d e f g h i j k 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「浜松シーサイドゴルフクラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月16日閲覧