この項目では、岡山市の広域地区、およびかつて岡山県にあった自治体(津高町)について説明しています。
同所にある大字については「津高」をご覧ください。
岡山県および備前国にあった郡については「津高郡」をご覧ください。
津高地域
つだか
国 日本
地方中国地方、山陽地方
中国・四国地方
都道府県岡山県
自治体岡山市
行政区北区
旧自治体御津郡津高町
面積49.28km²
世帯数8,836世帯
総人口20,036人( ⇒登録人口、2018年7月31日現在)
人口密度406.57人/km²
隣接地区市内:
北区本庁管内(津島)・足守・一宮・御津
岡山市北区役所津高地域センター
北緯34度43分36.8秒 東経133度54分23.07秒 / 北緯34.726889度 東経133.9064083度 / 34.726889; 133.9064083
津高(つだか)は、岡山県岡山市北区にある広域地域である。かつての御津郡津高町(つだかちょう)にあたる。本項では同町についても記す。 地域としての津高は、岡山市北区役所津高地域センター管轄の区域を指す(津高、津高台一丁目 - 四丁目、富原、横井上、田益、栢谷、菅野、高野、吉宗、田原、富吉、日応寺、三和)。岡山市街地から4 - 8kmの位置にあり、市北部郊外のベッドタウンとなっている。 大字の津高は津高地域センター管轄の区域としては最も南に位置し、津高台団地造成時に該当区域が津高台一丁目 - 四丁目に改称した。北は横井上、東は宿(陸上自衛隊三軒屋駐屯地)、西は富原、南で首部、津島笹が瀬、津島西坂三丁目、津島本町、津島と接している。 地域内には岡山空港と山陽自動車道岡山インターチェンジがあり、岡山の空と陸の玄関口となっている。 産業では、1875年(明治8年)に大森熊太郎と山内善男が栢谷の官林の払い下げを受けて始めた温室ぶどう栽培が盛んであり、現在では岡山県が全国生産量で約95%のシェアを誇るマスカット・オブ・アレキサンドリアの主要生産地となっている。 地域の南東部は平坦地で岡山平野の一部となっているが、中・北部は標高200 - 300mの吉備高原となっている。河川は笹ヶ瀬川が日応寺付近に源を発し、北から南へ当地域の中央部を貫流し児島湖へ注いでいる。 つだかちょう 津高地域は、古くは大部分が備前国津高郡津高郷に属した。応仁・文明の頃から松田氏が支配し、1600年(慶長5年)には小早川秀秋、1603年(慶長8年)には池田忠継が岡山藩主に封ぜられ、以後池田氏の所領となり明治維新に至った。 1889年(明治22年)6月1日の町村制施行により、野谷村・馬屋上村・横井村が発足した。1953年(昭和28年)にこれら3村の合併が検討されたが実現には至らず、1955年(昭和30年)に野谷村と馬屋上村が合併して津高村が発足した。その後、岡山市への編入を前提として津高村と横井村との合併が協議され、1959年(昭和34年)に津高町が発足した。 1971年1月8日、津高町は岡山市に編入合併され、町制時の12大字のうち中原は津高と改称して他の11大字とともに同市の大字に継承された。 1950年(昭和25年)8,610人
目次
1 概要
2 地理
3 歴史
3.1 沿革
3.2 人口
4 主な施設
5 教育
6 交通
6.1 空港
6.2 道路
7 放送
8 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
9 関連項目
10 参考文献
11 外部リンク
概要
地理
歴史
津高町
廃止日1971年1月8日
廃止理由編入合併
津高町、一宮町、高松町 → 岡山市
現在の自治体岡山市
廃止時点のデータ
国 日本
地方中国地方、山陽地方
中国・四国地方
都道府県岡山県
郡御津郡
団体コード33304-2
面積49.59km2.
総人口8,471人
(昭和45年国勢調査、1970年)
隣接自治体岡山市
御津郡一宮町、御津町
吉備郡足守町
津高町役場
所在地岡山県御津郡津高町栢谷
座標北緯34度43分36.85秒
東経133度54分22.95秒
表示 ウィキプロジェクト
沿革
1889年(明治22年)6月1日 町村制施行。
栢谷村・吉宗村・菅野村が合併して津高郡野谷村が発足。
三和村・富吉村・田原村・日応寺村が合併して津高郡馬屋上村が発足。
中原村・富原村・横井上村・田益村が合併して津高郡横井村が発足。
1900年(明治33年)4月1日 津高郡が御野郡と合併して御津郡となる。
1953年(昭和28年)7月1日 野谷村に御津町高野の一部を編入。
1955年(昭和30年)3月1日 野谷村と馬屋上村が合併して津高村が発足。
1959年(昭和34年)2月1日 津高村と横井村が合併して津高町が発足。
1971年(昭和46年)1月8日 津高町が岡山市に編入される。
2009年(平成21年)4月1日 岡山市が政令指定都市に移行し、津高の行政区は北区となる。
人口
1955年(昭和30年)8,510人
1960年(昭和35年)8,369人
1965年(昭和40年)8,108人
1970年(昭和45年)8,471人
総務省統計局 / 国勢調査(1970年)
主な施設
国立病院機構岡山医療センター
エブリイOkanaka津高
ハローズ津高店
ディオ岡山北店
グランドマート津高店
ホームセンターダイキ津高店
ジュンテンドー津高店
Size:28 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef