この項目では、JR東日本の駅について説明しています。
同駅に近接する新京成電鉄の駅については「新津田沼駅」をご覧ください。
かつて同名を称した京成電鉄・新京成電鉄の駅については「京成津田沼駅」をご覧ください。
津田沼駅
南口から撮影(2012年3月)
つだぬま
Tsudanuma
津田沼駅(つだぬまえき)は、千葉県習志野市津田沼一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線の駅である[2]。運行系統としては快速線を走行する総武快速線、緩行線を走行する総武緩行線の2系統が停車する。駅番号は快速線がJO 26、緩行線がJB 33。新京成電鉄新京成線の新津田沼駅は相互乗換駅である[注釈 1]。
概要南口駅前(2012年5月)。向かって左側はモリシア津田沼。ホームにテープで市の境界線が張られた北口駅前(2007年2月)。写っている津田沼パルコは2023年2月末で閉業した[4]。上から津田沼駅、新津田沼駅、京成津田沼駅
当駅は習志野市の中心駅である。周辺は駅が密集しており、相互乗換駅である新京成電鉄の新津田沼駅を始め[注釈 1]、前原駅、京成電鉄の谷津駅、新京成電鉄・京成電鉄の京成津田沼駅が全て当駅から半径約2 km圏内に位置している。
駅舎及び改札は習志野市側にあるが、ホーム西側および北口西端の一部が船橋市前原西二丁目にまたがっている[1]。そのため近くに船橋市との境があり、船橋市東部の玄関口としても機能している。1日の平均乗車人員は、千葉県内では船橋駅、西船橋駅、柏駅、千葉駅に次ぐ第5位である。 当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は総武本線1路線のみである。 運転系統としては、急行線を走る総武快速線、および緩行線を走る中央・総武線各駅停車の2系統が停車する。 第二次世界大戦前は軍郷習志野への玄関口として賑わった。また、1907年(明治40年)には駅周辺に陸軍鉄道連隊が転営し、「津田沼」はその所在地として知られるようになった。戦後、鉄道連隊の広大な敷地は千葉工業大学などの学校用地とされた他、千葉県松戸市方面への旧演習線が新京成電鉄新京成線に転用された。また、1960年代には千葉市方面への旧演習線施設の一部を利用して陸上自衛隊第101建設隊が設置されている(1966年廃止)。
乗り入れ路線
総武線(快速):急行線を走行する総武本線の近距離電車。上り列車は東京駅を起点に横須賀線への直通運転も実施している。駅番号は「JO 26」。
定期列車の特急は通過し、休日運転で千葉県内と東京都区部や北関東を結ぶ「新宿わかしお」「新宿さざなみ」のほか、「日光」「あやめ祭り」などの臨時特急が停車するという状況が長く続いたが、2024年のダイヤ改正以降は通過となり当駅に停車する特急列車はなくなった。
総武線(各駅停車):緩行線を走行する総武本線の近距離電車。平日の朝夕ラッシュ時のみ西船橋駅を経由して東京メトロ東西線へ直通する列車も運行される[5]。駅番号は「JB 33」。
歴史
年表
1895年(明治28年)9月21日:総武鉄道の駅として開業[2]。