日本の政治家津島 淳つしま じゅん
内閣広報室より公表された肖像
生年月日 (1966-10-18) 1966年10月18日(57歳)
出生地 フランス パリ
出身校学習院大学文学部国文学科
前職国会議員秘書
所属政党(無所属→)
自由民主党(茂木派)
称号文学士 (学習院大学)
親族曾祖父・津島源右衛門(衆議院議員、貴族院議員)
祖父・太宰治(作家)
父・津島雄二(元厚生大臣)
公式サイト津島淳オフィシャルサイト
津島 淳(つしま じゅん、1966年〈昭和41年〉10月18日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(4期)、衆議院財務金融委員長、自由民主党青森県支部連合会長[1]。
法務副大臣、自由民主党政務調査会厚生労働副部会長、国土交通大臣政務官兼内閣府大臣政務官(第3次安倍第1次改造内閣)を歴任。
祖父は小説家の太宰治(本名・津島修治)、父は元自民党衆議院議員の津島雄二[2]。小説家の津島佑子は叔母、元民主党衆議院議員の津島恭一は又従兄に当たる[3]。 当時大蔵官僚だった父・津島雄二(のちに衆議院議員)が外務省在フランス日本国大使館に出向していた関係で、1966年にフランスのパリで生まれる。翌1967年に帰国したため、フランスで生活した記憶はないという。 千代田区立番町小学校、千代田区立麹町中学校、学習院高等科を経て1991年に学習院大学文学部国文学科を卒業後、大学の先輩に誘われて株式会社関電工に入社し、14年間勤務する。2005年に退社し、父の秘書となった。2008年に結婚[4]。 2009年7月の第45回衆議院議員総選挙に父の後継として青森1区から出馬するため、自民党青森県連の実施した公募に参加し[5]、選考審査を経て候補者となった[6]。しかし、世襲批判などから党本部の菅義偉選挙対策副委員長が否定的な見解を表明するなどし、公認が得られないまま[7]無所属で出馬(公明党推薦及び自民党青森県連の県連公認は獲得[8])したが、民主党の横山北斗に破れた。 2012年12月の第46回衆議院議員総選挙では、自民党の公認を獲得し、神道政治連盟の後援を得て青森1区から出馬。日本維新の会の升田世喜男や日本未来の党の横山を破り、初当選した。2014年12月の第47回衆議院議員総選挙で再選[9]。 自由民主党政務調査会厚生労働副部会長を経て、2015年10月、第3次安倍第1次改造内閣にて国土交通大臣政務官と内閣府大臣政務官に就任[10]。 2017年10月の第48回衆議院議員総選挙で3選を果たした[11]。 2021年10月の第49回衆議院議員総選挙では、コスタリカ方式により比例東北ブロック単独1位で出馬し当選。
略歴
政策
消費税増税
2012年の公開アンケートにおいて、消費税を2014年4月に8%、2015年10月に10%まで引き上げる法律が成立したことについて「引き上げは必要だが、時期は先送りすべきだ」と回答している[12]。
2014年の公開アンケートにおいて、「2017年4月に消費税率を10%に引き上げるべきだ」と回答している[13]。
2017年の公開アンケートにおいて、消費税を2019年10月に10%に引き上げることについて「賛成」と回答している[14]。
「消費税0%の検討」を掲げた『国民を守るための「真水100兆円」令和2年度第2次補正予算に向けた提言』の賛同者に名を連ねている[15]
その他
女性宮家に反対[12]。
2013年11月26日、特定秘密保護法案の採決で賛成票を投じている[16]。
選択的夫婦別姓制度導入にどちらかというと反対[17]。
首相の靖国神社参拝は問題ない[18]。
世界保健機関(WHO)がたばこ規制枠組条約において屋内全面禁煙の法制化を批准国に求めていることについてどのように対策を進めるかというアンケートに対し、「飲食店等は業種・業態により禁煙と分煙が選べるようにする」と回答している[19]。また、屋内禁煙に反対する自民党たばこ議員連盟やもくもく会に所属している。
人物
喫煙者である。
超党派の愛煙家国会議員からなる議員連盟「もくもく会」に所属しており、幹事長を務めている[20]。
喫煙愛好家団体である日本パイプクラブ連盟傘下の青森パイプスモーカーズクラブに所属しており、名誉顧問を務めている[21]。
鉄道ファンを自称し、自身の公式ホームページのトップに津軽鉄道の津軽21形気動車の写真を掲載している[22]。