波多野 裕造(はたの ゆうぞう、1930年12月18日 - 2017年2月17日)は、日本のジャーナリスト、外交官、翻訳家、白?大学名誉教授。正五位。 京都府出身。1953年東京大学文学部卒、毎日新聞社に入り、政治記者、ワシントン特派員などを務める。 1976年に毎日新聞社を辞して外交官となり、エジプト、イギリス公使、カナダ・トロント総領事、カタール大使、アイルランド大使などを務めた。 1994年、外交官から転じて白?大学教授となり[1]、2003年退任、名誉教授[2]。2006年、瑞宝中綬章受章[3]。 2017年2月17日に死去[4]。86歳没。没後に正五位に叙された[5]。
人物
著書
『ケネディ家の栄光と悲劇』保田義孝絵 偕成社 少年少女ドキュメンタリー 1970
中尾光昭・近藤健共著『我々にとってアメリカとは何か 果して我々のパートナーかライバルか』エール出版社 1971
『物語アイルランドの歴史 欧州連合に賭ける"妖精の国" 』中公新書 1994
翻訳
ロバート・F.ケネディ『自由の旗の下に 正義の友として勇敢な敵として』日本外政学会 1962
ロバート・F.ケネディ『内部の敵』横堀洋一共訳 日本外政学会 1962
リチャード・I.ミラー『平和への意志 ハマーショルド総長の生涯』日本外政学会 1962
ロバート・ドノヴァン『PT109 太平洋戦争とケネディ中尉』日本外政学会 1963
ロバート・ドノバン『ケネディのいちばん長い日 ある日本軍人との死闘』毎日ワンズ 2014
中国政策日米懇談会著 エレイン・H.バーネル編『中国政策 サンタバーバラ報告 転換のための日米の討論』江頭数馬共訳 サイマル出版会 1969
ジーン・ロバーツ/ディビッド・R.ジョーンズ編『草の根アメリカ 民衆のこころ・五つの顔 ニューヨーク・タイムズがとらえた建国200年目のアメリカ・イメージ』サイマル出版会 1976
ユーリック・オコナー『恐ろしい美が生まれている アイルランド独立運動と殉教者たち』青土社 1997
論文
波多野裕造
脚注^ 『現代日本人名録』
^ 波多野裕造教授 略歴および主要著作目録 (波多野裕造教授 退職記念号)「白鴎法学」2003-11
^ 「春の叙勲 中綬章以上と在外邦人、外国人叙勲の受章者一覧」『読売新聞』2006年4月29日朝刊
^ ⇒人生を多彩に生きた波多野裕造氏 東京毎友会
^ 『官報』第6984号(平成29年3月24日付)9頁
表
話
編
表
話
編
歴
在カタール日本大使
全権大使(クウェート駐在)
在クウェート大使が兼轄1972-1974
全権大使(ドーハ駐在)
開設1974
石川良孝1974
高橋正太郎1974-1976