波乃久里子
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なみの くりこ
波乃 久里子
天皇陛下御在位三十年記念式典」にて朗読する様子(左)
本名波野久里子
別名義六代目猿若明石
生年月日 (1945-12-01) 1945年12月1日(77歳)
出生地 日本神奈川県鎌倉市
身長159 cm
血液型O型
職業女優
ジャンル舞台テレビドラマ映画
活動期間1950年 -
配偶者なし
著名な家族十七代目中村勘三郎(父)
十八代目中村勘三郎(弟)
六代目中村勘九郎(甥)
二代目中村七之助(甥)
所属劇団劇団新派
事務所 ⇒株式会社ディーピーエヌ
公式サイト公式プロフィール

 受賞
紫綬褒章(2011年)
旭日小綬章(2016年)

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波乃 久里子(なみの くりこ、1945年12月1日 - )は、日本女優。本名および旧芸名、波野 久里子(読み同じ)。

神奈川県鎌倉市出身。劇団新派所属。所属事務所は株式会社ディーピーエヌ。父は歌舞伎役者の十七代目中村勘三郎、弟は歌舞伎役者の十八代目中村勘三郎
経歴

1945年12月1日、歌舞伎役者十七代目中村勘三郎の長女として神奈川県鎌倉市に生まれる。

1950年1月、東京劇場における「十七世中村勘三郎襲名披露初春大歌舞伎」で初舞台。

1961年1月から劇団新派に参加し、翌1962年4月に正式入団。

1968年4月、六世・猿若明石を襲名。以降、新派以外にも新橋演舞場明治座三越劇場大阪松竹座京都南座をはじめ全国の舞台で活動。

テレビドラマでは石井ふく子プロデュース作品に多く起用されている。

2011年紫綬褒章を、2016年旭日小綬章を受章。

2019年2月24日「天皇陛下御在位三十年記念式典」にて御製、御歌の朗読。
人物

両親が戦時中に
神奈川県久里浜に疎開していたことから、娘の名前をそこから命名したと言われる。

父・十七代目中村勘三郎には、親バカで甘やかされていた。一方で母は非常に厳しく、本番でも休憩中に『今日はお客様がかわいそう』と泣かれたこともある[1]

十八代目中村勘三郎は実弟で、彼の息子(すなわち甥)の六代目中村勘九郎二代目中村七之助からは、名前の「久里子」の『くり』から「マロン」というあだ名で呼ばれている[2]

10代の頃から、家でも楽屋でも全裸で生活している[2]

掃除・整理整頓好き。綺麗好きが高じて、外出時は紙袋をバッグとして使用している[3]

甥・ 二代目中村七之助の同級生で、弟・十八代目中村勘三郎も可愛がっていた松本潤と親しく、「血の繋がっていない甥」と称している。

父親が蕎麦好きだった縁で[4]池の端藪蕎麦のれん分けで玉川高島屋SC(東京・世田谷)に「藪そば」をプロデュース[5]


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