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泉南郡熊取町小4女児誘拐事件
場所 日本・大阪府泉南郡熊取町七山
日付2003年(平成15年)5月20日午後3時ごろ
概要小学生女児誘拐事件
行方不明者当時小学4年生の女子児童
犯人不明
動機不明
対処捜索中(未解決)
管轄大阪府警察泉佐野警察署
(電話番号 072-464-1234)
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生誕 (1994-03-31) 1994年3月31日(29歳)[1]
失踪2003年5月20日(9歳)※当時の年齢
大阪府泉南郡熊取町七山
現況失踪から20年8か月と14日
身長1.35メートル (4 ft 5 in)
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泉南郡熊取町小4女児誘拐事件(せんなんぐんくまとりちょうしょうよんじょじゆうかいじけん)とは、2003年(平成15年)5月20日午後3時ごろに大阪府泉南郡熊取町七山で発生した失踪事件の通称で、大阪府警察による正式な呼称は泉南郡熊取町における小学生女児に対する未成年者略取誘拐事件。
2023年10月現在も解決に至っておらず、長期未解決事件となっている。また、事件が解決していないために詐欺事件も起こった(#関連事件参照)。 2003年(平成15年)5月20日、熊取町の小学校に通う4年生の女児は学校行事である社会科見学を終えて同級生3人と一緒に帰宅。女児の自宅から560m離れた地点の交差点で同級生3人と別れ、さらに別の同級生が女児の自宅から400m離れた地点で女児を目撃したのを最後に忽然と姿を消した。女児はいつも自宅から50m離れた所にあるバス停の前を通って帰っていたが、同じ頃バス停に停車していたバスの運転手および乗客は女児を目撃していない。 18時半頃になって、家族が女児が帰宅していないことを学校に連絡。その日のうちに付近の住民の協力を得て捜索したものの、現在に至るまで発見につながる有力情報もなく、女児が当時身につけていたリュックサックや衣服などの遺留品も発見されていない。 失踪当日4台の不審車両が目撃されていた(後述)。さらに、2014年(平成26年)11月に新たな目撃証言がされた。 捜査特別報奨金(公的懸賞金制度)の指定事件となっており、女児の発見や被疑者の検挙に繋がる情報に対し300万円の懸賞金がかけられている[2]。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
概要
事件発生当日の状況など
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起床いつもより一時間早く起き、準備をした。
登校いつも通り家を出る。
小学校大阪市下水道科学館に、バスで出かける。
14時30分頃小学校へ戻る。
14時40分頃見学日だったため、普段より30分早く下校。「いつも待ち合わせて帰る近所の子」とは帰らず、同級生3人と帰る。
14時57分七山交差点。他の3人より60m先を歩いていたが、3人とあいさつをして別れた。交差点から自宅まで560m
14時59分頃「一度家に帰り、自転車で遊びに行こうとしていた同級生の男児B」とすれ違う。すれ違った地点から、自宅まで400m。「遅いねバイバイ」と言われ、女児は笑顔を返した。
15時00分頃男児Bが目撃した地点から50m離れた丁字路で、白色のクラウンに男と小学生くらいの女の子が乗っていたのを目撃。助手席には白い服を着た女の子が俯いて座っていたという。丁字路から自宅まで350m、男児Bとすれ違った地点からは50m先である。
いつも通っていた商店前で、当時塗装作業していた男性や商店近くを歩いていた親子は女児を見ていない。当初、塗装作業をしていた男性は自宅の南東約200mの路上を女児が1人で歩いているのを目撃していた、と報道されていたが、男性は「リュックの女の子を見たけど、顔は見ていない」と話していたため、女児本人かは定かではない。商店から自宅まで300m、男児Bとすれ違った地点からは100m先である。
15時15分?25分バス停で発車の時間待ちのため停車していたバスの運転手や乗客たちは女児を見ていない。近くの公民館前を通った男性看護師も、女児を見ていない。近所の集会で付近住民が公民館に集まっていたが、目撃者や声などを聞いたという証言がない(悲鳴があっても聞こえなかった可能性がある)。自宅まで50m、男児Bとすれ違った地点からは350m先である。なお、このバス停は後に廃止された。
17時00分兄が、女児が帰って来ていないことに気づく。
18時30分家族や付近の住民で探し始める。
19時30分頃警察に通報。その後、誘拐を想定し警察が女児宅に待機していたが、電話はかかってこなかった。
14時59分に男児Bとすれ違ってから自宅までの400mの間に連れ去られたといわれていたが、その100m先の商店や通行人には目撃されていないため、商店の近くに行くまでの間に女児の身に何かが起きたと考えられ、自動車での連れ去りということで捜査が進められているが、進展していない。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
報道された捜査内容
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報道されたものや警察より発表された捜査状況など 事件当日、通学路の付近で10台あまりの車が通行していたが、赤いスポーツカーと白のバン以下の車種が捜査線上に挙げられている。なお、現在に至るまで所有者や車種、ナンバーなどについてはいずれも特定できていない。この2台はいずれも、現場近くの路上で駐車されていたことが確認されている[要出典]。 黒っぽいセダンが、女児が姿を消す前から七山地区で5回の目撃証言があり、現場付近を徘徊していた可能性が指摘されている。また、女児の消えた15時頃、自宅前を猛スピードで走り去るところを近隣住民が目撃している[要出典]。
女児がいつもの下校時刻より30分早く帰っていることから、犯人が特定の女児を狙ってさらったとは考えにくいため、計画的な誘拐ではなかったという警察の見方もある。
女児は性格が大人しく、「人見知りをするタイプで、知らない人についていくことは考えにくい」とのことで、顔見知りの人物に車に乗せられたのではないかという視点でも捜査が進められている。
女児が無理矢理乗せられたか、または誘われて車に乗った瞬間の目撃証言がない。また悲鳴を聞いたというような証言もない。
付近に交通事故や転落が起こった形跡はない。
極めて短時間のうちに女児を連れ去っていることから、自動車だけでなくオートバイでの連れ去りも視野に入れた捜査をしている。
付近の山林やダムも捜索し、周辺のため池の水も抜いて調べたが、何も出てこなかった。
目撃情報
不審車両