泉北高速鉄道線
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泉北高速鉄道線
泉北1号線と並走する特急「泉北ライナー
(2019年7月30日 泉ケ丘駅 - 栂・美木多駅間)
基本情報
日本
所在地大阪府
起点中百舌鳥駅
終点和泉中央駅
駅数6駅
路線記号 SB
開業1971年4月1日
最終延伸1995年4月1日
所有者泉北高速鉄道
運営者泉北高速鉄道
車両基地光明池車庫
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離14.3 km
軌間1,067 mm狭軌
線路数複線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-NATS-PN
最高速度110 km/h

路線図


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泉北高速鉄道線(せんぼくこうそくてつどうせん)は、大阪府堺市北区中百舌鳥駅から大阪府和泉市和泉中央駅までを結ぶ泉北高速鉄道鉄道路線である。泉北高速線、泉北線とも呼ばれる。駅ナンバリングで用いられる路線記号はSB。
概要

南海電気鉄道高野線相互直通運転を行っており(詳細な運行形態は後述)、堺市中区泉北ニュータウンを擁する同市南区トリヴェール和泉を擁する和泉市の各沿線地域や、路線自体は伸びていないが岸和田市東部などから堺市堺区大阪市中心部への通勤・通学路線となっている。

かつて南海電気鉄道が建設し直接経営することが検討されていたが、1960年代後半頃から1970年頃にかけて南海電気鉄道に重大事故が頻発して重い負債がのしかかり、多額の投資が必要な新規路線を持つことを断念し、トラックターミナル運営のため大阪府が設立した第三セクターである大阪府都市開発株式会社が経営することになった。1971年の開業時は全業務を南海電気鉄道に委託していたが、段階的に直営化を進め、最終的に1993年4月1日に全業務を直営化した。その後、2008年から大阪府都市開発の株式を売却する動きが見られるようになり、最終的に2014年7月1日に株式が南海電気鉄道に譲渡されたため(詳細は「泉北高速鉄道#株式売却問題」を参照)、大阪府都市開発は泉北高速鉄道株式会社に商号変更した上で、南海グループの一員となった。なお、「泉北高速鉄道」の呼称自体は旧社名の大阪府都市開発時代から鉄道事業の名称として用いられていた。

2006年7月1日より全線でPiTaPaICOCAが使えるようになり、2007年4月1日よりPiTaPaに定期券機能を付加する「PiTaPa定期サービス」(南海との連絡定期にも対応)が利用できるようになった。また2013年3月23日より、IC乗車カード全国相互利用開始で、KitacaPASMOSuicamanacaTOICAnimocaはやかけんSUGOCAも利用可能になった。さらに2022年4月25日からはVISAのクレジットカードによるタッチ決済に対応した。

路線シンボルマークは、泉北高速鉄道の社章()で、ラインカラーは青。ただし、南海電気鉄道では南海本線との区別のため、黄色を採用している。泉北線内では黄色のラインカラーを表示する南海電車の車内案内(8300系
路線データ

路線距離(
営業キロ):14.3 km

軌間:1067 mm

駅数:6駅(起終点駅含む)中百舌鳥駅は南海電気鉄道管理であるため、当路線の自社管轄駅は5駅。泉北高速鉄道公式サイトに中百舌鳥駅の駅情報ページはない。

複線区間:全線複線

電化区間:全線電化(直流1500V)

閉塞方式:自動閉塞式

最高速度:110 km/h[注釈 1]

沿線概況

停車場・施設・接続路線
凡例


難波駅


南海 高野線


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