泉北ライナー
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泉北ライナー
泉北高速鉄道12000系による「泉北ライナー」
(2017年2月2日 泉ヶ丘駅
概要
日本
種類特別急行列車
現況運行中
地域大阪府
運行開始2015年12月5日
運営者南海電気鉄道
泉北高速鉄道
路線
起点難波駅
終点和泉中央駅
営業距離27.7 km (17.2 mi)
使用路線高野線泉北高速鉄道線
車内サービス
座席全車指定席
技術
車両11000系(南海小原田検車区
12000系(泉北高速鉄道光明池車庫)
軌間1,067 mm
電化直流1,500 V
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泉北ライナー(せんぼくライナー)は、南海電気鉄道泉北高速鉄道高野線泉北高速鉄道線で運行している特急列車である。種別カラーは金色(泉北線内の発車標のみ赤色)。
運行概況ロゴ
南海11000系・初代「泉北ライナー」ラッピング)

難波駅 - 和泉中央駅間で全車座席指定の4両編成で運転される[注釈 1]。朝と夕方から夜間にかけての時間帯に運転されており、運行開始当初は平日は上り7本・下り6本、土休日は上り下り各8本ずつ運転されていた[1]

2017年8月26日のダイヤ改正からは、平日ダイヤの上り下りそれぞれ5本、土休日ダイヤの上り下りそれぞれ4本が増発された[2]。英語表記は「Ltd. Exp. SEMBOKU LINER」。

難波と和泉中央を最速29分で結ぶが、停車駅は区間急行と2駅(堺東駅深井駅)差であり、所要時間が区間急行や準急行と比較して数分程度しか変わらない列車が多い。現行ダイヤでは堺東駅にて準急行を追い抜く列車も設定されている。

運行開始当初の夕ラッシュ時には、泉北線直通列車として区間急行または準急行と共通のダイヤパターンに組み込まれていたため、約10分間隔で運転されていた区間急行または準急行が、本列車を挟んだ場合に約20分間隔となり、日中よりも運転間隔が開いていたが、2017年8月26日のダイヤ改正で、夕ラッシュ時以降の泉北線直通区間急行はすべて準急行とされ、本列車にかかわらず準急行が約10分間隔となるよう改善された。
停車駅

難波駅 - 新今宮駅 - 天下茶屋駅 - 泉ケ丘駅 - 栂・美木多駅 - 光明池駅 - 和泉中央駅

大阪市内主要3駅とニュータウン4駅の速達性向上がコンセプトのひとつであるため、こうや・りんかん停車駅である堺東駅は通過する[1]

特急料金

利用区間に関わらず、大人520円・小児260円。こうや・りんかん・天空サザンの座席指定車、ラピートに乗り継ぐ場合は別料金となる。
車両・設備
現用車両

泉北高速鉄道12000系電車

南海11000系電車

南海12000系電車(冬季及び車両検査時のみ運行)


泉北高速鉄道12000系

南海11000系

南海12000系

過去の車両

南海50000系電車


南海50000系

運行開始当初は南海11000系を使用していたが、1編成しかなく、高野線系統の他の特急車両も予備車がないため、検査時には南海12000系(サザン・プレミアム)を借り入れていた[3]

泉北ニュータウンがまちびらきから50周年、トリヴェール和泉が25周年を迎える2017年(平成29年)に向けて、南海12000系をベースとした専用車両として泉北高速鉄道12000系(20番台)が導入され、同年1月27日から運行を開始した[4][5]。内外装デザインに金色を採り入れ、車内案内表示装置を液晶ディスプレイ式に、照明をLEDに変更している。

同年8月26日のダイヤ改正からは、増発に伴い南海11000系が本列車の運用に復帰し、2編成で運行するようになった。泉北12000系および南海11000系の検査時、および南海11000系の「りんかん」充当時(冬季閑散期の高野線特急車の定期検査期間中)には、従来通り南海12000系が代走する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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