沢田綱吉
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沢田 綱吉(さわだ つなよし)は、天野明作の漫画作品『家庭教師ヒットマンREBORN!』に登場する架空の人物で、本作品の主人公[注 1]。原作・アニメ共に標的1(第1話)から登場。

担当声優國分優香里、10年後は浪川大輔。舞台版では竹中凌平が演じる[1]
人物

10月14日生まれの天秤座でA型。家光奈々を両親に持つ日本人。物語開始時点で並盛中に通う1年生。作中で2年生に進学し、その時点(14歳)で身長157センチメートル、体重46.5キログラム。好きなゲームは音楽ゲー、落ちゲー。好きな音楽は歌謡曲。子供のころの夢は巨大ロボになること。

基本的な通称は「ツナ(君・さん)」。勉強も運動も苦手で何をやらせても冴えないため、クラスメートからは「ダメツナ」と呼ばれている。獄寺隼人からは「10代目」[注 2]奈々や10年後の笹川京子からは「つー君」や「ツッ君」と呼ばれている。一人称は「オレ」。非常識な出来事を受け入れてしまう人物が多い作中において、数少ないツッコミキャラ・常識人である。また、全くボケを行うことのない唯一のキャラクター。

ジャンプ誌上の人気投票では、第1回2位→第2回「人気キャラ部門」1位→第3回「男性部門」2位→第4回「キャラ部門」「十年後が見たい部門」1位→第5回1位。なお、連載版では一人っ子だが、連載前に『週刊少年ジャンプ』に掲載された読みきり版では(顔出しはしなかったが)姉がいるという設定だった。

小説の隠し弾シリーズでは、一度も直接は登場しない。
性格

当初は何かにつけて弱気で逃げ腰な性格であったが、話の進行につれて正義感や勇気を持つ性格に成長していく。元来争いを好まない優しい性格の持ち主であり、歴代ボンゴレボスの中でも特に穏健派と言われるボンゴレIX世ですら「マフィアのボスにはあまりにも不向き」と言わしめ、六道骸からも度々「その甘さが命取りだ」などと指摘されている。力みすぎて空回りした時には、リボーンから「おまえはヒーローになんてなれない男」と諭されたこともある。

生命を軽んずる行為をよく思っておらず、ヴァリアー編における嵐の守護者戦で勝利にこだわるあまり自らの生命を犠牲にすることも厭わない獄寺や、代理戦争編でアルコバレーノの寿命から弱気になるリボーンに怒りを露わにしたこともある。

超死ぬ気モードでは、普段とは打って変わって冷静沈着な言動が目立つが、それでも戦闘中ですら非情になることはなく、相手に対し同情することもある[注 3]
交友関係

優しい性格で面倒見がよく、沢田家で居候となっているランボイーピンフゥ太とは本当の兄弟のような関係を築いている。彼自身は、同じ並盛中に通う笹川京子に対し、好意を抱いている。また、三浦ハルからは一方的に思いを寄せられている。

山本武とは補習仲間であると同時に無二の親友。獄寺隼人からは当初、同い年であり日本人のボス候補ということで信用されていなかったが、対決した際に命を救ったことで「10代目」として敬愛される。また、笹川了平からは死ぬ気状態のツナに負けて以来、「ボクシングの才能がある」と確信されてしまい、ボクシング部にしつこく入部を勧められている。未来編の中盤で、自分たちの戦いについて京子らに明かした際、殴られたこともある。

当初は山本や了平ら一般人をマフィア関連の物事に巻き込むことに反抗していたが、『VSヴァリアー編』でランボ・山本・獄寺・笹川らが守護者に選出され、10年後の世界ではともにファミリーの仕事に従事している。
マフィアのボス

前述のとおりイタリアのマフィアボンゴレファミリー初代ボスの末裔で、よりボスに相応しいとされた3人の候補者が亡くなったことにより、ボンゴレIX世により10代目候補として選出される。そのため、ボスに相応しい人物に成長するための家庭教師としてアルコバレーノリボーンが派遣された。しかし、ツナ本人はマフィアになることを頑なに拒んでおり、また物語当初には赤ん坊に教育されることに困惑していたため、リボーンを従弟だと紹介していた。

ボンゴレファミリーのボスに必要不可欠な「ブラッド・オブ・ボンゴレ」を受け継いでおり、「超直感」という常人を遥かに凌ぐ直感力を持っている。『VS黒曜編』において、「小言弾」を使用した際に研ぎ澄まされた超直感を発揮したが、それ以前から死ぬ気状態でなくても超直感を見せることがあった。

当初は武器を持つことすら頑なに拒み、ディーノからお古の鞭を与えられるも定着することはなかった。『VS黒曜編』以降は、レオンから「小言弾」とともに生み出された特殊なグローブ「Xグローブ」を使用するようになる。


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