この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。
出典検索?: "沖田×華"
お願い:年譜形式は推奨されていません。ガイドラインを順守ください。
(Wikipedia:スタイルマニュアル/人物伝、Wikipedia:素晴らしい記事を書くにはWP:BETTER、を参照)
お願い:年月日へのリンクはガイドラインに則り、過度な使用は避けてください。
「Wikipedia:記事どうしをつなぐ#リンクすべきでないもの」、「Wikipedia:素晴らしい記事を書くには」を参照
連続投稿は控えて下さい(Wikipedia:同じ記事への連続投稿を減らすも参照)。
沖田 ×華
生誕 (1979-02-02) 1979年2月2日(45歳)
日本・富山県魚津市
職業漫画家
活動期間2005年 -
ジャンル青年漫画
代表作『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』
『お別れホスピタル』
受賞
第42回講談社漫画賞少女部門(『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』)
テンプレートを表示
沖田 ×華(おきた ばっか、1979年[1]〈昭和54年〉2月2日 - )は、日本の漫画家。女性。富山県魚津市出身[1]。富山県立新川女子高校衛生看護科卒業[1]。ペンネームは「起きたばっかり」に由来する[1]。 魚津駅近くの中華料理店『朱喜』(現在は閉店)を営む両親の下に生まれる[1][2][3]。 小学4年生の頃に学習障害、注意欠陥多動性障害[4]、中学生の頃にアスペルガー症候群と診断されていたが、当初本人はこれを認めず、成人してからSNSでようやく自身の障害を自覚した。 幼少期は前述の理由で忘れ物が多く、簡単な計算や読み書きもできなかったため[4]、同級生からのいじめや、教師からの体罰を受ける日々を送る[1]。高校卒業後に准看護師の資格、その後、正看護師の資格を取ったものの、他者とうまくコミュニケーションがとれず、首吊り自殺を図るも失敗に終わる[4]。その後、看護師を辞め風俗業に転身。ソープランド以外のあらゆる風俗店で働く[5]。 風俗店の待機室にあった実話誌を読んでいた時に漫画家の桜井トシフミの存在を知り、そのギャグセンスに衝撃を受け心酔していく。これをきっかけに出版社にファンレターを送ったことで桜井との交流が始まり、その際に年賀状の絵が個性的だと褒められ、漫画家になるよう勧められる。その後『漫画アクション』(双葉社)の新人賞に応募、選外奨励賞を獲得し26歳で漫画家デビューを果たした。 『ハツキス』で連載された『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』は、NHKでテレビドラマ化され[6]、2018年7月から9月まで放送された。 株式会社『ぱやぱや』を2021年9月14日に設立し、代表取締役に就任[7]。 奇異積極型?孤立型を経て30代から受容型アスペルガー。特定の環境においてのみコミュニケーション能力が高く、一見すると健常者にしか見えないが「変化」を極端に嫌い、限定した人間関係に拘りがあるため、「新しい知人関係」を「継続させる」ことが困難らしい。 基本的な性格は愛着の対象者にのみ従順で、それ以外の人間には無関心か冷淡。柔らかい声を持つ人と字の綺麗な人に好意や関心を持つ習性がある。極度のマザコンである他、バイセクシャルであること、結婚や出産はしないことを公言していたが、『本当にあった笑える話』(ぶんか社)2019年8月号の連載『毎日やらかしてます』で、作中に登場させていた「彼氏」が同じく漫画家である桜井トシフミであり、2003年に結婚していたことを明らかにした[8]。好きな色はサファイアブルーで、部屋は青い服で埋め尽くされている。 家族は父と母[10]、弟が二人いるが、末の弟については沖田が特に苦手意識を持っている為か登場している作品は少なく、『蜃気楼家族』では一貫して登場していない。 数多くの発達障害と共生している。映像記憶(見た景色を映像のように記憶している)と共感覚(音楽を聴くとカラフルな玉が見える)の持ち主。 二次障害では、小学生の頃、授業中に場面緘黙症と過眠症を発症し、現在も完治していない。 実家の中華料理屋は1930年代中頃に建設されたもの[11]で、祖母の家と繋がっていて、家に浴室は一貫して無かった。なお、この中華料理屋は後に沖田が風俗嬢になった頃から経営が悪化し、沖田の祖母の葬式後に店主の父が店を放棄して逃亡したため、そのまま閉店した[12]。また、実家の中華料理屋の他に沖田が中学生の頃に父が購入した山間部の一軒家や大昔に買った一軒家があったが、前者は殆ど使用されず(学生時代に沖田が友人らと住んでいた事がある程度)、実家が閉店した後に競売に掛けられている[3]。後者も買ってすぐ売却している[13]。 『蜃気楼家族』を執筆する際は、沖田は地元でも話題にならないだろうと考え、さらに母の旧姓を個人的に気に入っていたため、沖田以外すべて実名で、かつ自由に描いていた。しかし書籍化する際に地元の書店が積極的にPRしたため、それを聞いた母がそれを読んでショックのあまり過呼吸で倒れてしまった。これにより母と母方の親戚から猛抗議を受け、一時絶縁状態となった[14]。『ハイスクールばっかちゃん』でも、高校時代の友人に関する事を無許可で自由に描いたため、友人から絶縁されている[15]。
来歴
人物像
症状
アスペルガー - 『映像記憶』『相貌失認』『聴覚処理障害による聴覚過敏』『末梢鈍麻』『味覚の感覚過敏』
学習障害 - 『空間認知の欠如』『計算障害』『書き文字障害』『ディスレクシア』
注意欠陥多動障害 - 『注意力散漫』『日常的な集中力欠如』『健忘症』『重度の短期記憶障害』『整理整頓ができない』
その他
受賞歴
2018年
第42回講談社漫画賞少女部門 - 『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』にて受賞[16]。
Size:41 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef