決明子
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決明子

決明子(けつめいし)とは、エビスグサ(決明)の種子生薬名。日本薬局方にも収録されているが、日本では漢方薬にはあまり用いられず、民間薬または健康食品として用いられる。別名は夷草(えびすぐさ)[1]

また、決明子は「ハブ茶」として流通していることが多い。しかし、ハブ茶というのは、本来はハブソウの種子(.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}望江南(ぼうこうなん))であり、決明子は、その代用である。
目次

1 概要

2 効能

3 脚注

4 関連項目

5 外部リンク

概要

中国明代の『本草綱目』に収載され、その名称は「目を良くする(決)種子」に由来するといわれている。アントラキノン誘導体、ナフタリン誘導体を含有し、アントラキノン誘導体の緩下作用により便秘、腹部膨満感に効果がある[1]
効能

便秘

眼の症状(
結膜炎など)

高血圧症の頭痛

脚注

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^ a b 仝選甫「薬食兼用の天産物 No.13 決明子(ケツメイシ)」『漢方医薬新聞』2009年12月20日、8面。

関連項目

生薬一覧

ケツメイシ - この薬にちなむ名の音楽グループ。

外部リンク

『決明子』 - コトバンク


更新日時:2019年6月5日(水)08:16
取得日時:2019/11/07 19:30


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