池絵梨菜
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獲得メダル
日本
柔道
世界ジュニア団体
2014 フォートローダーデール70kg級
世界カデ
金2011 キエフ63kg級

池 絵梨菜(いけ えりな、1996年5月2日 - )は、日本女子柔道選手。高知県出身。階級は70kg級。身長166cm。血液型はO型。段位は弐段。組み手は左組み。得意技は内股背負投[1]。特徴は愛嬌があると言われるアヒル口[2]
経歴

柔道は5歳の時に兄と一緒に佐川少年柔道クラブで始めた[1][3]。小学校6年生の時には全国小学生学年別柔道大会45kg超級に出場するが、決勝トーナメント1回戦で敗れた。当時、県大会の決勝などでよく顔を合わせてライバルとして競ってきた米澤夏帆が柔道を続けるか悩んでいることを知ると、「今度は仲間としてやろう」と誘い、同じ香長中学に進むことになった[4]。中学2年の時には全国中学校柔道大会63kg級に出場すると、準決勝で丘中学3年の津金恵に有効で敗れるが3位となった。団体戦でも3位だった。マルちゃん杯団体戦では優勝を飾った[1]。3年の時には全日本カデで優勝した。16歳以下の世界一を決める世界カデでも、52kg級の米澤とともにアベック優勝を果たした[5]。その2週間後の全国中学校柔道大会では、個人戦決勝で東松山南中学2年の嶺井美穂を3?0の判定で破って優勝すると、団体戦でも優勝を飾って2冠を達成した[1]

米澤とともに東大阪大敬愛高校に進むと、1年の時には全日本カデの決勝で嶺井に大内刈で敗れて2位にとどまった[1]全国高校選手権では決勝で松商学園高校の津金をGSに入ってから有効で破って優勝を遂げた[1]。2年の時には全日本カデ決勝で大成高校1年の鍋倉那美に内股で敗れて2位だった[1]金鷲旗では3位となった。インターハイでは3回戦で津金に足車で敗れた[1]。その後階級を70kg級に上げると、全国高校選手権の個人戦では2階級制覇を達成した[1]。3年になると、8月のインターハイ団体戦では香長中学時代に全国中学校柔道大会の団体戦を制したメンバー(米澤と斉藤芽生)とともに再び優勝を勝ち取ると、個人戦でも優勝して2冠を成し遂げた[6][7]。なお、全日本監督の南條充寿は池を、「体の力が強いし、オールマイティーに何でもできる。すぐ(代表候補に)上がってくる」と評している[2]。9月の全日本ジュニアでは決勝で修徳高校2年の杉山歌嶺に有効で敗れて2位にとどまった。10月の世界ジュニアでは3回戦でフランスのマリー=エヴ・ガイエに敗れた。団体戦では準決勝以降63kg級の嶺井に出場の機会を譲る格好となったが、準々決勝まで全て勝利を収めてチームの優勝に貢献した[8][9]

国士舘大学に入学すると、1年の時には選抜体重別の初戦で前年の世界選手権で2位となった了徳寺学園職員のヌンイラ華蓮小外掛で破るなどして3位になった[1]。全日本ジュニアでは3位だった。学生体重別では1年生にして優勝を飾った[10]。11月の講道館杯では決勝でコマツ大野陽子横四方固で敗れて2位だった[11]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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