「池田理代子」とは別人です。
いけだ かよこ池田 香代子
生誕 (1948-12-21) 1948年12月21日(75歳)
東京都杉並区
国籍 日本
出身校東京都立大学人文学部ドイツ文学科
職業翻訳家、社会運動家
テンプレートを表示
池田 香代子(いけだ かよこ、1948年12月21日 - )は、日本のドイツ語翻訳家、社会運動家。 東京都杉並区生まれ[1]、東京都杉並区在住[2]。東京都立西高等学校[3][4]時代は「授業をサボッて映画を観に行くような映画少年映画少女の一人だった。」と語っている[5]。同校卒業後、東京都立大学人文学部ドイツ文学科へ入学。種村季弘に師事し[6]、1971年に卒業。種村からの紹介で大学時代からドイツ文学の翻訳アルバイトを始めた[5]。 その後、30歳を目前に夫池田信雄(当時名古屋大学教養部講師)の旧西ドイツ公費(ドイツ学術交流会等)による留学に三人の息子(当時1、3、5歳)を連れて同行。自身も大学に入学した。この頃、矢川澄子(当時澁澤龍彦の妻で、種村の友人)が紹介した編集者よりグリム童話の翻訳の依頼を受けたのがグリム童話との出会い[5]。帰国後は文学活動に入る。 グリム童話の翻訳をライフワークとしながら(なお、これについて本人は否定している[5])、トルコ人のドイツ語作家アキフ・ピリンチの『猫たちの森』の翻訳により第1回日独翻訳賞を受賞。1995年に、ヨースタイン・ゴルデル著『ソフィーの世界』ドイツ語版からの重訳をNHK出版より発表。映画「ベルリン・天使の詩」などのドイツ映画の字幕も担当している。 2001年、『世界がもし100人の村だったら』をC・ダグラス・ラミスと再話・翻訳。マガジンハウスから出版し話題となった[7]。翻訳の仕事の他、東京女子大学、中央大学、NHKラジオ第2放送外国語講座の講師を務めた。 近年はYouTube番組である「デモクラシータイムス」に出演しており、中でも2017年3月7日より放送されている「池田香代子の世界を変える100人の働き人」は好評である。
経歴
発言や活動
平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)代表世話人を務めている。
世界平和アピール七人委員会の一人で社会運動家として知られている。
2014年4月24日付で委員の辞任が委員会Webサイトにて発表される[8]。
教育基本法や憲法の改正に反対している[9]。
ピースボートのシンポジウムに参加したことがある[10]。
ヘイトスピーチの「流行」には毅然とした態度で立ち向かうべきだと主張している[11]。
原発関連
2014年東京都知事選挙において、候補である宇都宮健児の応援演説に駆けつけ、「脱原発以外は白紙委任という『シングル・イシュー』は怖い。具体的な政策を知っている人に任せたい」と述べたという[12]。
池田は福島第一原発事故の後はエートスに賛同する立場で、被災地に対する風評被害を払拭し被災地の復興と被災者の早期帰還のために市民活動を精力的に行うとしており、広河隆一が編集長をしているDAYS JAPANの賛同人である[13]。