江 弘毅(こう ひろき、1958年10月10日 - )は、大阪府岸和田市の出身の編集者。 大阪府岸和田市に生まれ育つ。生家は洋装店だった[1]。岸和田市立中央小学校、岸和田市立岸城中学校、大阪府立岸和田高等学校、神戸大学農学部園芸農学科卒業。1981年大学卒業後、神戸新聞マーケティングセンター入社。1988年同じ神戸新聞系列の出版社、京阪神エルマガジン社に移籍。1989年『Meets Regional
目次
1 経歴
2 著書
3 連載
4 脚註
5 外部リンク
経歴
『Meets Regional』誌では内田樹、永江朗、鷲田清一、富岡多恵子、中場利一、大月隆寛などの編集を担当した。また、京都市中京区錦市場の漬物屋にして、史上初の「酒場ライター」バッキー井上はじめ、関西ならではのユニークな書き手たちを登場させた。その編集方針・センスにより、『Meets Regional』は、単なる情報誌やタウン誌としてのみならず、文芸誌的なニュアンスを持つ雑誌としてとらえられていた[誰?]。「街的
」「街場」という用語をつくった。この辺りは著書『ミーツへの道』(本の雑誌社)に詳しい。2006年春、京阪神エルマガジン社退社。同社で販売部長だった中島淳、編集プロダクション「クエストルーム」の石原卓らと「編集集団140B」を大阪市北区中之島に設立する[1]。取締役編集責任者。
雑誌・新聞の連載・執筆、京阪神の「街」と「食」「岸和田だんじり祭礼」中心の書籍編集のほか、関西テレビ『FNNスーパーニュースアンカー』(準レギュラー2007年4月 - 9月)、NHKラジオ第1放送『かんさい土曜ほっとタイム』、ラジオ関西『ラジオの街で逢いましょう』(レギュラー)などに出演。
岸和田だんじり祭の祭礼関係者であり、2003年五軒屋町若頭筆頭。その日記連載のブログ(HP「内田樹の研究室」内の「日本一だんじりなエディター」江弘毅の甘く危険な日々)が単行本化されたことから「だんじりエディター」として取り上げられることがある。2010年五軒屋町曳行責任者。2014年岸和田地車祭礼年番総務。
神戸学院大学人文学部客員教授(2005年)、京都精華大学人文学部非常勤講師(まちづくり論、2007年 - 2010年)、神戸女学院大学文学部非常勤講師(2008年 - )、近畿大学総合社会学部非常勤講師(2015年 - )。神戸松蔭女子学院大学人間科学部教授(2017年 - )。
2013年4月より毎日新聞夕刊(関西版)に「濃い味、うす味、街のあじ。」を連載中。
2014年の140BのWEB連載をきっかけに自らのカメラで写真も撮り始める。
著書
岸和田だんじり祭だんじり若頭日記(晶文社,2005年)
「街的」ということ?お好み焼き屋は街の学校だ(講談社現代新書,2006年)
京都・大阪・神戸 店のネタ本(編著、マガジンハウス,2006年)
岸和田だんじり讀本(編著、ブレーンセンター,2007年)
街場の大阪論(バジリコ,2009年. 新潮文庫,2010年)
ミーツへの道 「街的雑誌」の時代(本の雑誌社,2010年)
「うまいもん屋」からの大阪論(NHK出版,2011年)
『大阪人』増刊号「ちゃんとした大阪うまいもんの店」(吉村司と共著、大阪市都市工学情報センター,2011年)
飲み食い世界一の大阪 ?そして神戸。なのにあなたは京都へゆくの(ミシマ社,2012年)
有次と庖丁(新潮社,2014年)
K氏の遠吠え(ミシマ社,2015年)
濃い味、うす味、街のあじ。(140B、2016年)
いっとかなあかん店 大阪(140B、2017年)
大阪的(津村記久子と共著、ミシマ社,2017年)
いっとかなあかん 神戸(140B、2017年)
K氏の大阪弁ブンガク論(ミシマ社、2018年)
連載
東京出張・関西出張(『トムソーヤ』,2006年 - 2007年)
街を恋う(『朝日ファミリーニュース』,2006年 - 2007年)
江弘毅の街語り(『ミーツ・リージョナル』,2006年 - 2009年)
和歌山ととなりの街の間(『和歌山リビング新聞let』,2007年 - )
安くて旨くて何が悪い!(『料理通信』,2007年 - )
ミーツへの道(『本の雑誌』,2008年 - 2010年)
現代のことば(『京都新聞』,2009年 - 2010年)
新・街場の大阪論(『産経新聞』,2009年 - 2011年 114回)
酒場でオレ(あるいはワシ)も考える(『月刊たる』,2010年)
駅前オーライ!!(『月刊島民』,2010年(この月刊島民では、2013年3月現在発行人と編集責任者を務めている[2]))
飲み食い世界一の大阪。そして神戸、なのにあなたは京都へ行くの。(「ミシマガジン』,2011年 - )
有次と庖丁(『波』新潮社,2012年 - 2013年)
濃い味、うす味、街のあじ。(『毎日新聞』,2013年 - )
世の為、の店。(「Web140B」2014年10月‐)
おいしい街、うまい通り。(「あまから手帖」2015年2月号‐)
江弘毅の食べること、飲むことについて毎日考える(Web連載「あまから手帖」2015年1月?)
正しい店とのつきあい方。(Web連載「ぐるなび」2015年9月?)
脚註^ a b c 私のかんさい 凸凹は個性 街の魅力に 江弘毅さん?編集者『日本経済新聞』関西版2018年12月11日付夕刊11面「もっと関西」欄
^ 『月刊島民』56号、2013年3月1日発行
外部リンク
江弘毅 (@kohirok) - Twitter
⇒「日本一だんじりなエディター」江弘毅の甘く危険な日々(内田樹の研究室)
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更新日時:2018年12月20日(木)12:39
取得日時:2019/08/03 01:37