江夏郡（こうか-ぐん）は、中国にかつて存在した郡。漢代から唐代にかけて、現在の湖北省東部に設置された。
概要

漢の高祖のとき、江夏郡が立てられた。前漢の江夏郡は荊州に属し、西陵・竟陵・西陽・襄・?・?・鄂・安陸・沙��・?春・?・雲杜・下雉・鍾武の14県を管轄した[1]。

後漢のとき、江夏郡は西陵・西陽・?・?・竟陵・雲杜・沙�早E?・下雉・?春・鄂・平春・南新市・安陸の14県を管轄した[2]。

晋のとき、江夏郡は安陸・雲杜・曲陵・平春・?・竟陵・南新市の7県を管轄した[3]。

南朝宋のとき、江夏郡は郢州に属し、汝南・沌陽・孝昌・恵懐・沙陽・�送z・蒲圻の7県を管轄した[4]。

南朝斉のとき、江夏郡は沙陽・蒲圻・?陽・汝南・沌陽・恵懐の6県を管轄した[5]。

南朝梁のとき、江夏郡は北新州に属した。

589年（開皇9年）、隋が南朝陳を滅ぼすと、江夏郡は廃止されて、鄂州に編入された。607年（大業3年）に州が廃止されて郡が置かれると、鄂州が江夏郡と改称された。江夏郡は江夏・武昌・永興・蒲圻の4県を管轄した[6]。

621年（武徳4年）、唐が蕭銑を平定すると、江夏郡は鄂州と改められた。742年（天宝元年）、鄂州は江夏郡と改称された。758年（乾元元年）、江夏郡は鄂州と改称され、江夏郡の呼称は姿を消した[7]。
脚注^ 『漢書』地理志上
^ 『後漢書』郡国志四
^ 『晋書』地理志下
^ 『宋書』州郡志三
^ 『南斉書』州郡志下
^ 『隋書』地理志下
^ 『旧唐書』地理志三

表

話

編

歴
漢朝の行政区分

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?郡

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