江原道_(南)
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江原特別自治道略称: ??(Gangwon、カンウォン)

紋章
位置
江原特別自治道の位置
地図
江原特別自治道の地図
各種表記
ハングル:???????
漢字:江原特別自治道
日本語読み仮名:こうげんとくべつじちどう
片仮名転写:カンウォン=トゥクピョルジャチド
ローマ字転写 (RR):Gangwon-teukbyeoljachido
統計(2023年
面積:16,873.51[1] km2
総人口:1,527,807[2]
男子人口:768,449 人
女子人口:759,358 人
人口密度:90.5 人/km2
世帯数:760,635 世帯
行政
国: 大韓民国
下位行政区画:7市11郡187邑面洞
ISO 3166-2:KR-42
行政区域分類コード:32
江原特別自治道の木:チョウセンマツ
江原特別自治道の花:クロフネツツジ
江原特別自治道の鳥:タンチョウヅル
自治体公式サイト: ⇒江原特別自治道
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江原特別自治道庁

江原特別自治道(カンウォンとくべつじちどう、: ???????)は、朝鮮半島中東部、大韓民国(韓国)の北東部にある日本海に面している。
概説

江原の名は朝鮮八道江原道から引き継いだものであり、軍事境界線北緯38度線)を挟んだ朝鮮民主主義人民共和国側にも江原道が存在している。名前のもととなった江陵原州はいずれも韓国側にある。面積は日本の岩手県よりやや広い。

全体的にがちで平地は少ない。鉄原郡などの内陸部は韓国で最も寒さが厳しい。ジャガイモトウモロコシを特産品とする。

北部の軍事境界線非武装地帯付近と白頭大幹一帯に多様な生態系があり、渡り鳥の重要な中継地である。また、ツシマヤマネコタイリクモモンガ、ヤガタニゴイ(英語版)、ヤリタナゴ、コンゴウハヤ(英語版)、クサガメ、チョウセンナメラ(英語版)、スウォンアマガエル(英語版)、マルバウマノスズクサなどの希少種または絶滅危惧種が生息しており、2019年にユネスコ生物圏保護区に指定された[3]花崗岩地帯が比較的多い地域で、環境部の国立環境科学院が2011年と2012年に全国の住宅7885戸の室内でラドン濃度を測定したところ、その環境基準超過率が42.0%と全国で最も高かった[4]

江原特別自治道に属する平昌郡旌善郡江陵市2018年平昌オリンピックパラリンピック2024ユース五輪の開催地となった。同大会の開催に合わせ、東西方向の鉄道路線として京江線が建設された。

2022年5月29日、韓国国会で「江原特別自治道設置等に関する特別法案」が通過したことを受け[5]、2023年6月11日より江原道から江原特別自治道に名称変更された[6]。ただし、基礎自治体が消滅した済州特別自治道世宗特別自治市と異なり、所轄する基礎自治体は自治権を維持している[7]。なお、同道の英訳名称も他のの「Province」とは異なり、江原特別自治道の成立に伴い「Gangwon State」に変わった(旧江原道時代は「Gangwon Province」であった)[8][9]。韓国の市・道の公式サイトのドメインも「go.kr」に統一された。
気候

気候は内陸部は韓国で最も寒冷で、夏は冷涼な一方、日本海沿岸部は海洋性気候となりそれほど厳しい寒さとはならない。しかし、降雪量の少ない韓国の中では最も雪が多い地方であり、江陵、束草、東海などでは1mを超える積雪を記録したこともある。

1月の平均気温:江陵(0.3℃) 束草(-0.2℃) 太白(-4.9℃) 洪川(-5.6℃) 原州(-4.8℃) 春川(-4.5℃) 鉄原(-5.3℃)

8月の平均気温:江陵(24.4℃) 束草(23.7℃) 太白(20.8℃) 洪川(24.0℃) 原州(24.5℃) 春川(24.3℃) 鉄原(24.0℃)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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