江?姫たちの戦国?
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この記事はプロジェクト:大河ドラマの編集方針を採用しています。編集される方はご一読下さい。

江?姫たちの戦国?
ジャンルテレビドラマ
原作田渕久美子江 姫たちの戦国
脚本田渕久美子
演出伊勢田雅也 他
出演者上野樹里
(以下五十音順)
AKIRA
朝倉あき
芦田愛菜
伊佐山ひろ子
石坂浩二
和泉ちぬ
和泉元彌
市村正親
大竹しのぶ
加賀まりこ
金井勇太
上白石萌音
苅谷俊介
岸谷五朗
北大路欣也
北村有起哉
草刈正雄
小林隆
忽那汐里
斎藤工
清水?治
柴俊夫
鈴木砂羽
鈴木保奈美
瀬戸康史
太賀
大地康雄
武田真治
寺田農
時任三郎
富田靖子
豊川悦司
中川大志
中山仁
奈良岡朋子
袴田吉彦
萩原聖人
浜田晃
浜田学
林泰文
平岳大
水川あさみ
三田村邦彦
ミムラ
宮沢りえ
宮地雅子
向井理
山田純大
吉田羊
ナレーター鈴木保奈美
製作
制作日本放送協会

放送
放送国・地域 日本
放送期間2011年1月9日 - 11月27日
放送時間(地上波)日曜日20:00-20:45
(デジタル衛星ハイビジョン)(第11回まで)→BSプレミアム(第12回から)日曜日18:00-18:45
(衛星第2 SD放送)日曜日22:00-22:45(第11回まで)
放送枠大河ドラマ
放送分45分
回数46

番組年表
前作龍馬伝
次作平清盛
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『江?姫たちの戦国?』(ごう ひめたちのせんごく)は、2011年(平成23年)1月9日から同年11月27日まで放送された、NHK大河ドラマ第50作[1]。主演は上野樹里
概要

2009年6月17日に制作が発表された。脚本は2008年放送の『篤姫』の脚本を手掛けた田渕久美子の担当。原作は田渕による書き下ろし小説『江 姫たちの戦国』。音楽は同じく『篤姫』以来となる吉俣良が担当。戦国時代室町時代末期)から江戸時代初期が舞台となる。

主人公は、江戸幕府第2代将軍徳川秀忠正室。姉である茶々と共に、戦乱に翻弄されながらも、家族や周囲の人々との絆を育み、天下太平の世を願い続け、やがて将軍の正室となり大奥の礎を築いてゆく過程を中心に時代の中心で歴史を見つめてきた江の姿を通して、新たな戦国史・女性史としてのドラマが描かれる。

主役・江役には大河ドラマ初出演の上野が起用され、女性主演の大河ドラマは『篤姫』以来11作目、大河ドラマの主演女優としては通算12人目である[2][3]。また、前作『龍馬伝』の福山雅治に続き、2年連続でアミューズに所属する俳優が主演を務めた。

岩手県宮城県福島県を除き、地上波アナログテレビでの大河ドラマ最後の放送作品となった。
反響
視聴率

全46話の平均視聴率は17.7%(関東地区ビデオリサーチ社調べ[4])で前作『龍馬伝』を下回り、過去10年間では『武蔵 MUSASHI』(2003年)の16.7%、『新選組!』(2004年)の17.4%についで3番目に低い数字となった[5]。視聴率が20%を超えた8回はいずれも序盤の回であり、関東地区では第17話を最後になかった。ただし、本作以後に放送された大河ドラマで2022年(令和4年)現在本作以上の平均視聴率を記録した作品は無い[6]
批判

本作は1クール目終了の第13話の時点で江の満年齢が10?11歳と、過去の作品と比べ主人公の子供時代が非常に長いが、作中の設定年齢が6歳(第2話時点・満年齢)の江を24歳の上野が演じるなど、三姉妹の少女期に子役をほとんど使わず20代から30代の女優が演じる点や、大河ドラマらしからぬ演出や台詞については、「時代劇なのに(上野が主演した)『のだめカンタービレ』にしか見えないんですよ」「子供っぽくて漫画チック」「ファンタジー大河」などの声が少なくない[7][8][9][10]。これに対してNHK側は「幼少期を子役ではなく上野が演じるのは、江の成長を視聴者が見て、感情移入を強くしてもらうため」「はしゃいだシーンが多いのは、子供時代であるから。大人になれば新たな展開になる」と返答した[7]

なお、

江の兄で浅井家嫡男である万福丸が名前すら登場しない[注 1]

本能寺の変後の家康との伊賀越え明智光秀に対する説教、清洲会議の盗み聞きといった、子供時代の江と歴史的事件を強引に絡める展開。

近江国京極高次に嫁いだ初が城主の奥方という身分でありながら、現代のような交通手段が存在しないにもかかわらず、大坂や江戸に住む姉妹に会うために簡単に移動する[11]

大坂の陣を回避すべく徳川秀忠が豊臣秀頼へ非戦を申し出る書状を送ったり、家臣になりすまして大坂城に上がり、秀頼と淀に直談判に及んだりする。

など、史実と異なる展開について「史実とあまりに違う」「篤姫と同じ脚本家とは思えない」などの批判も挙がった[12][13]。こうした批判にNHK側は「時代考証の一辺倒だとドラマとしてつまらなくなる。あくまでもフィクションでファンタジーだから楽しんで見て欲しい」と反論している[14]。また、歴史考証を担当した小和田哲男によれば、史実では燃えていないとされる小谷城が炎上した件や、9歳の江が伊賀越えをした件については、それぞれ「分かりやすい演出にしたい」「江の出番が少ない」ということでスタッフから提案があったものである。小和田はこれらについて、「(『少しなら』ということで折り合いをつけたんですが、想像以上の炎上の描写に)今年一番のショックでした」「学者仲間に『おかしい、ありえない』とさんざん言われました」と述懐している[15][16][17]

週刊新潮』2011年(平成23年)12月29日号でアメリカの最低映画賞「ゴールデンラズベリー賞」にちなんだ2011年の日本の最低ドラマを選ぶ「第1回新潮ラズベリー賞」が催されたが、本作は総投票(5票)のうち3票を集めて『南極大陸』(TBS)を抑え、最低ドラマ賞に選ばれた[18]。また主演の上野も4票を集めて最低主演女優賞に選ばれた[18]
登場人物
主人公と浅井家
浅井三姉妹
(ごう)
演:上野樹里主人公。浅井長政の三女。性格は天真爛漫かつ好奇心旺盛、疑問に思えば何事も納得がいくまで突き詰めようとする行動力を持つ。また一徹なところがあり、一度決めたことは何としても貫き通そうとする。伯父・織田信長の攻勢に晒される小谷城に生まれる。長政からは「希望の子」と呼ばれ、生まれ故郷・近江から一字を取って「江」と名付けられた。小谷城落城の際、母や姉たちと共に落ち延び、伯父・織田信包の居城のある伊勢で育つ。当初は信長が父・長政の仇であることを知らず、憧れの感情を抱いていたが、仇である事実を知ってからも、その人間性に強く惹かれていく。信長が本能寺で横死すると、市の再婚相手・柴田勝家の領国・越前に移り住むが、勝家は信長死後の覇権を狙う羽柴秀吉に敗れ、義父・勝家と母・市を失う。別れの際、市からは信長の「天下布武」の印判を形見として与えられ、織田家の誇りを守るよう遺言された。以後、秀吉の庇護下に入るが、二度も大切な身内を奪った秀吉に強い憎悪を抱き、「猿」と呼んではばからなかった。やがて秀吉が姉・茶々に想いを寄せるようになったのを見てとり、自らが盾となって秀吉から茶々を守ろうと決意。そのため秀吉に邪魔にされ、織田一族の結束を理由に佐治一成に嫁がされる。しかし小牧・長久手の戦い後、佐治家の有用性が無くなるとすぐに離縁させられ、さらに断りなく秀吉の養女とされてしまう。その後自身の努力もむなしく、茶々が秀吉の想いを受け入れたことを聞き悲憤に駆られ、一時は茶々と距離を置くも、北政所との対話を通して彼女と和解する。江も秀吉の甥・秀勝と想いあって結ばれて長女・を出産するが、秀勝は出征先の朝鮮で病死してしまう。秀吉の命で徳川秀忠と三度目の結婚をするが、当初は秀忠と反りが合わず、また秀忠も完や秀勝の事を忘れられない江との接し方に悩んでいたが、伏見の徳川屋敷での大火事を契機に徐々に心を通わせていく。秀吉の死後、家康が天下取りに向けて動き出すと、秀忠と共に江戸に移るが、今度は大姥局や周囲からの世継ぎの男子を求める期待に悩まされ、一時は離縁を申し出るほどであった。やがて待望の嫡男・竹千代を産むが、彼の乳母との対立、徳川・豊臣両家の関係悪化に胸を痛め、秀忠と共に戦を避けるために奔走するが、大坂夏の陣で姉・淀と甥・秀頼を失う。徳川家の世継ぎを巡って次男・国松を支持し、竹千代を支持する福と対立するが、竹千代の本質を理解していなかった事を悟って竹千代と和解し、世継ぎは竹千代に決まる。以後は将軍御台所として秀忠を支え、大奥制度の基を定めるなど平和の世を築くために活躍した。
(よど)
(茶々 → 淀)演:宮沢りえ(幼少期:芦田愛菜[注 2])浅井長政・市の長女。名は茶々(ちゃちゃ)。江と初からは「姉上」と呼ばれる。物静かで思慮深い性格だが、内心には激しい気性を備えており、時折それを表に出すことがある。父の仇である信長には良い感情を持っていない。北ノ庄落城の際、市からは長政形見の懐剣を与えられ、浅井家の誇りを守るよう遺言された。秀吉の保護下に入った折は、自分が母親代わりとなって妹たちを守ろうと決心する。母親譲りの美貌を持ち、成長するにつれ秀吉から想いを寄せられ、当初は父母の仇である秀吉を忌み嫌っていたが、やがて秀吉の熱心な求愛に心を動かされるようになり、その想いを受け入れた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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