汎スラヴ色
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1848年第一回汎スラヴ会議で制定された三色旗

汎スラヴ色(はんスラヴしょく)とは、スラヴ民族および、スラヴ諸国のに用いられるからなる配色のことをさす。
概要

この配色は自由と革命の理想を象徴しており、非スラヴ系においても国旗として使用する国もある(フランスオランダアメリカイギリス等)。

汎スラヴ色はスラヴ民族の共通の起源を象徴するものとして、第一回汎スラヴ会議1848年)に提案された。もともとはロシア帝国の三色旗を端緒としており、これが19世紀ヨーロッパにおける汎スラヴ運動に採用された。(ロシアの国旗も参照。)フランストリコロール発祥の三色旗とは異なり、汎スラヴ主義の三色は横分けで配置するのが原則である。

モンテネグロの国旗も2004年に変更されるまでは汎スラヴ色が使用されていた。
現在使用されている汎スラヴ色の旗
国家

クロアチア

チェコ

ロシア

スロバキア

セルビア

スロベニア

自治地区など

ヴォイヴォディナ

スルプスカ共和国

クリミア自治共和国

ハカス共和国

モルドヴィア共和国

コミ・ペルミャク自治管区

チュクチ自治管区

ガガウズ(ガガウジア)自治区(元ガガウズ共和国)

かつて使用されていた汎スラヴ色の旗

?ロシア帝国 1914年 - 1917年(非公式、私的使用のみ)

?ポーランド - ポーランド反乱、一月蜂起中に使用された。

?チェコスロバキア(1919年)

?チェコスロバキア(1920年 - 1992年)

?ベーメン・メーレン保護領


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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