『永遠の少女』
松田聖子 の スタジオ・アルバム
リリース1999年12月18日
ジャンルJ-POP
時間46分23秒
レーベルマーキュリー・ミュージックエンタテインメント
チャート最高順位
24位(オリコン)
松田聖子 アルバム 年表
SEIKO MATSUDA:RE-MIXES
(1999年)永遠の少女
(1999年)20th Party
(2000年)
『永遠の少女』収録のシングル
「哀しみのボート」
リリース: 1999年10月27日
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『永遠の少女』(えいえんのしょうじょ)は、松田聖子の通算32枚目のオリジナル・アルバム。1999年12月18日発売。発売元はマーキュリー・ミュージックエンタテインメント[1]。 1988年5月11日発売のアルバム『Citron』から11年ぶりに作詞家・松本隆を招いた[1][2]。松本は約10年ぶりに松田とスタジオで再会した際、「戦友に逢った感じで、まさに「SWEET MEMORIES」のような気持ちだった。」と語っている[要出典]。1989年12月6日発売アルバム『Precious Moment』からは自身で作詞を行う松田が作詞に一切関わらないアルバムも同じく11年ぶりである[2]。 初起用作家が多い点も特徴。笹路正徳は数年ぶりの起用。アートワーク撮影全般は、篠山紀信が担当[1]。 先行シングル「哀しみのボート」は、フジテレビ系で放送されたテレビドラマ『OUT?妻たちの犯罪?』の挿入歌。C/W「葡萄姫」は未収録。後に歌手デビュー25周年記念ベスト・アルバム『Seiko Smile?Seiko Matsuda 25th Anniversary Best Selection?』(2005年)に収録[2][注釈 1]。 1990年代に入ると、初夏にオリジナル・アルバム、年末に「冬」をテーマにした企画アルバムをリリースするパターンが多かったため、冬にオリジナル・アルバムが発売されるのは非常に珍しいケースだった。 歌詞カードにミスプリントがあったため、「カモメの舞う岬」の修正歌詞を記載した紙が封入されている[1]。 全作詞:松本隆(特記以外) 「櫻の園」(さくらのその)は、松田の楽曲を数多く手掛け、1997年6月に亡くなった音楽家・大村雅朗の遺作。本曲は元々、別の歌手のため松本が大村に作曲を依頼していたが、お蔵入りとなり、そのまま松本が保管していた[3][4]。その後、大村が逝去。彼への恩返しを果たしたかった松本は「聖子さんが歌ってくれたら彼も喜んでくれるだろう」と、松田のアルバム作品への参加に至り、編曲に生前から大村を師として仰ぐ石川鉄男を迎え、改めて詞を書き上げ完成させた[3]。大村と親交の深かった松本による歌詞は、故人を偲ぶような内容で、大村へ捧げる追悼曲となった[4]。
解説
収録曲
月のしずく(4:54)
作曲:宮島りつ子 編曲:井上鑑
ペーパードライバー(4:00)
作曲:千沢仁 編曲:岡本更輝
哀しみのボート(4:20)
作曲:大久保薫 編曲:岡本更輝
櫻の園(5:17)
作曲:大村雅朗 編曲:石川鉄男
詳細後述
恋はいつでも95点(4:50)
作詞:ALICE 作曲:羽場仁志 編曲:井上鑑
ALICEは神田沙也加のペンネーム(沙也加の歌手デビュー後に公表)。
2000年発売の20周年記念第1弾シングル「20th Party」(2000年)C/Wとしてリカットされた。
samui yoru(3:33)
作詞:吉法師 作曲:佐々木孝之 編曲:笹路正徳
エメラルド海岸(4:55)
作曲:柴草玲 編曲:大平太一
カモメの舞う岬(5:54)
作曲:島野聡 編曲:石川鉄男
心のキャッチボール(4:31)
作曲:福士健太郎 編曲:笹路正徳
哀しみのボート(Millennium)(4:07)
作曲:大久保薫 編曲:井上鑑
「櫻の園」について
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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