永谷園
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株式会社永谷園
NAGATANIEN Co., Ltd.

永谷園本社
種類株式会社
本社所在地 日本
105-8448
東京都港区西新橋二丁目36番1号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度39分55秒 東経139度45分6.2秒 / 北緯35.66528度 東経139.751722度 / 35.66528; 139.751722座標: 北緯35度39分55秒 東経139度45分6.2秒 / 北緯35.66528度 東経139.751722度 / 35.66528; 139.751722
設立2015年平成27年)4月21日(創業:1953年昭和28年)4月30日
業種食料品
法人番号9010401117929
事業内容お茶づけ、ふりかけ、即席みそ汁、その他飲食料品製造販売
代表者成田健一代表取締役社長
資本金3億5000万円
純利益11億1600万円
(2023年3月期)[1]
総資産284億1600万円
(2023年3月期)[1]
決算期毎年3月31日
主要株主永谷園ホールディングス 100%
関係する人物

永谷宗円

永谷嘉男(創業者)

外部リンクhttps://www.nagatanien.co.jp/
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株式会社永谷園(ながたにえん、NAGATANIEN Co., Ltd.)は、お茶漬け海苔ふりかけ味噌汁等を製造・販売する食品メーカーキャッチコピーは「味ひとすじ 永谷園」で、「味ひとすじ」は企業理念にもなっている。本項では、持株会社化以前の永谷園(現商号 永谷園ホールディングス)および持株会社化に際し新設された事業会社である永谷園について記す。
概要

「永谷園」の起源は江戸時代山城国湯屋谷村(現:京都府綴喜郡宇治田原町)で煎茶の製法を開発した永谷宗七郎(のちの永谷宗円)[2]にさかのぼる。

製茶業や茶量の切り売りなどを経たのち、1953年昭和28年)4月、宗円の10代目にあたる永谷嘉男によって創業された。

1952年(昭和27年)から発売が開始された「お茶づけ海苔」で「永谷園」の経営を不動のものにした。業界で初めてフリーズドライ方式の即席味噌汁を開発したのも永谷園である。

また、現在は撤退しているものの、天ぷら専門店「天ぷら天○」など外食産業も手がけていた。

歌舞伎特有のメーキャップである隈取の一つ、「筋隈」を登録商標としている。
事業所・工場

技術開発センター(
大田区東六郷

その他、事業所所在地を参照。
沿革

年度出来事
1952年(昭和27年)「江戸風味 お茶づけ海苔」(現:永谷園のお茶づけ海苔)発売開始。
1953年(昭和28年)4月株式会社永谷園本舗設立。
1974年(昭和49年)粉末タイプの即席みそ汁「あさげ」発売[3][4]
1976年(昭和51年)12月東京証券取引所第二部に上場。
1979年(昭和54年)「味ひとすじ 永谷園」のキャッチコピーを使用開始。
1982年(昭和55年)岡山工場竣工。
1983年(昭和58年)4月東京証券取引所第一部に上場。
1986年(昭和61年)株式会社オリエント興産(現:株式会社永谷園プロパティ)設立。
1992年平成4年)10月1日株式会社永谷園に商号変更[5]
2003年(平成15年)4月ISO 9001の認証を取得。
2004年(平成16年)ブランド・ステートメントを導入
2005年(平成17年)12月28日永谷嘉男創業者名誉会長が逝去
2007年(平成18年)永谷園生姜部 発足。
2008年(平成20年)9月藤原製麺株式会社の株式51%を取得し連結子会社化、同社と子会社「株式会社ふじの華」(2015年3月、藤原製麺が吸収合併)が永谷園グループ傘下に入る。
2012年(平成24年)「お茶づけ海苔」発売60周年を迎える。5月17日を「お茶漬けの日」と制定し、日本記念日協会に登録。
2013年(平成25年)4月株式会社麦の穂ホールディングスの全株式を取得[6]
2015年(平成27年)10月持株会社体制に移行。(旧)株式会社永谷園を株式会社永谷園ホールディングスに、株式会社永谷園分割準備会社(2015年4月設立[7])を(新)株式会社永谷園に、それぞれ商号変更。吸収分割により、食料品の製造、販売事業を(新)株式会社永谷園に継承[8]
2021年(令和3年)10月永谷園本体の2工場を吸収分割で同年4月1日に設立した株式会社永谷園フーズに譲渡、生産子会社(株式会社サンフレックス永谷園、株式会社花笠食品、株式会社オクトス、株式会社ニシエイ、株式会社永竹)を永谷園フーズに合併し事業開始[9]

歴代社長
永谷園本舗社長


永谷嘉男:1953年 - 1990年

永谷博:1990年 - 1992年

永谷園社長


永谷博:1992年 - 1996年

永谷栄一郎:1996年 - 2008年

町田東:2008年 - 2012年

永谷泰次郎:2012年 - 2015年

飯塚弦二朗:2015年 - 2019年

五十嵐仁:2019年 - 2022年

成田健一:2022年 -

企業戦略について大相撲での懸賞幕(2014年)

1953年(昭和28年)の創業以来、コーポレートアイデンティティとして「永谷園」のロゴ表記は文字を使用しているが、2004年平成16年)に現在のブランド・ステートメント「味ひとすじ 永谷園」が導入され、「永谷園」の上に「味ひとすじ」の文字が入り、下には永谷園の英文表記(Nagatanien)のNをモチーフにした力強い躍動感のある「N」が配置されている。テレビを中心に全国規模のマーケティング、広告を積極的に行う企業である。

テレビコマーシャルなどではNの文字が速く描かれるアニメーションとともに、お茶づけ海苔を振りかける「サッサッ」という音を表現したサウンドロゴが流れる。

また、大相撲懸賞にも提供していることでも知られ、呼び出しが身に付けている着物の社名広告も担当している。大相撲力士では、これまで高見山大五郎(先代東関親方)、高見盛精彦(現:東関親方)、照ノ富士春雄がCM出演していて、現在は遠藤聖大がCM出演している。
主な商品
現在販売中
お茶漬け

お茶づけシリーズ

東海道五十三次』錦絵(歌川広重)カードの付録や、それを応募券として指定枚数(15枚)を郵送すると抽選で貰うことができる様々な絵画が印刷されたカードセットの景品があった(1997年(平成9年)に終了)。


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