永平寺口駅
駅舎
えいへいじぐち
Eiheiji-Guchi
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永平寺口駅(えいへいじぐちえき)は、福井県吉田郡永平寺町東古市にある、えちぜん鉄道勝山永平寺線の駅である。駅番号はE12。旧駅舎[3]、旧京都電燈古市変電所[4]は国の登録有形文化財に登録されている。 2014年4月10日に国道416号に面した場所(旧駅舎の反対側)に駅舎が新築され[9]、改札口とホーム間は踏切連絡となった。この改札から近い順に島式ホーム1面2線・単式ホーム1面1線の3線[11]を有する地上駅となっている。通常使用されるのは駅舎側の島式ホーム1面2線であり[11]、旧駅舎に面している単式ホームは平日朝の1本運行される当駅終着・始発の福井方面の列車のみ使用している。このホームはかつて永平寺線の永平寺方面の列車が使用していた。一部の時間帯を除き、有人駅となっている[12][13]。 旧駅本屋は1914年(大正3年)の開業時に建てられたもので、新駅舎の完成後は改装の上、地域交流館として使用されている。 新駅舎工事前は京福永平寺線が当駅と金津駅(現在のJR西日本芦原温泉駅)との間を運行していた頃のプラットホームが残っていた。 永平寺線があったころは、車両の夜間滞泊が設定されていたが、2003年(平成15年)10月19日のえちぜん鉄道全線開業(運転再開)以降はこの駅で滞泊する運用はない。 のりばのりば路線方向行先備考 1日の平均乗降人員は以下の通りである。[14] 乗降人員推移 曹洞宗大本山永平寺へ向かうにはこの駅で京福バス(永平寺行き)に乗り換える。
歴史
1914年(大正3年)2月11日:京都電燈越前電気鉄道の駅として開業[2][5][6]。開業時の駅名は永平寺駅[6]。
1925年(大正14年)9月16日:永平寺鉄道の永平寺駅 - 永平寺門前駅(後の永平寺駅)間が開通[5]。
1926年(大正15年)4月26日:永平寺門前駅 - 新福井駅間の直通電車が運行開始。
1927年(昭和2年)1月1日:駅名を永平寺口駅に変更[7]。
1929年(昭和4年)12月10日:永平寺鉄道金津駅(現在の芦原温泉駅) - 永平寺口駅間開通。
1942年(昭和17年)3月2日:京都電燈が京福電気鉄道に事業譲渡[5]。同社の越前本線の駅となる。
1944年(昭和19年)12月1日:永平寺鉄道が京福電気鉄道に合併され、永平寺線となる。東古市駅に改称。
1969年(昭和44年)9月18日:永平寺線金津駅 - 東古市駅間が廃止[8]。
2000年(平成12年)12月17日:東古市駅の福井寄りで、ブレーキ故障による列車衝突事故発生(詳細は「京福電気鉄道越前本線列車衝突事故」を参照)[8]。
2001年(平成13年)6月24日:越前本線で起きた二度目の事故により営業休止となる[8]。
2002年(平成14年)10月21日:永平寺線東古市駅 - 永平寺駅間が廃止[8]。
2003年(平成15年)
2月1日:えちぜん鉄道に事業譲渡[8]。
2月20日:駅名を再び永平寺口駅に変更。
7月20日:えちぜん鉄道勝山永平寺線として、福井駅 - 永平寺口駅間の運行を再開[8]。
2014年(平成26年)4月11日:新駅舎の供用開始[9][10]。
永平寺線があった頃の東古市駅(1948年)
帰属:国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」
配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス
駅構造
1・2■勝山永平寺線上りふくい方面
(福井方面)1番のりばは平日の折り返し列車のみ
3下りかつやま方面
(勝山方面)
駅舎内部
ホーム
滞留中のラッセル車
地域交流館に改装された旧駅舎
京福時代の駅構内(1992年) 永平寺線のモハ251が停車中
利用状況
年度1日平均人数
2011年397
2012年415
2013年415
2014年405
2015年414
2016年450
2017年438
2018年435
駅周辺
福井県道232号竹田東古市停車場線
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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