永和寓所
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中華民国総統官邸
中華民國總統官邸
総統官邸

別名永和寓所
概要
現状使用中
用途公邸
所在地博愛特区
自治体台北市
中華民国
入居者蔡英文中華民国総統
所有者中華民国政府
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永和寓所(えいわぐうしょ、.mw-parser-output .pinyin{font-family:system-ui,"Helvetica Neue","Helvetica","Arial","Arial Unicode MS",sans-serif}.mw-parser-output .jyutping{font-family:"Helvetica Neue","Helvetica","Arial","Arial Unicode MS",sans-serif}?音: Y?nghe Yusu?)は、中華民国総統の公の居所である中華民國總統官邸の蔡英文政権期における通称。

中国語で「寓所」は日本語の「居所」に相当する。同じく「官邸」(官設の邸宅)は日本語の「公邸」(公の邸宅)に相当する。つまり日本では内閣総理大臣が執務する建物を「首相官邸」といい、生活する建物を「首相公邸」というのに対し、台湾では総統が執務する建物を「総統府」といい、生活する建物を「総統官邸」という。

歴代中華民国総統とその官邸には警備上のコードネームがあり[1]国家安全局が総統の出身地・居住地などから縁起の良い3案を比較検討し、総統自身の決定に供する[2]?経国アメリカ第7艦隊司令官の休暇用宿泊施設だった建物を総統官邸(七海寓所)とした[3]ので第7艦隊の台湾海峡防衛への助力を寓意する「七海」、李登輝は台湾省主席・副総統在任時の官邸の所在地大安区から「天下太平,康健舒泰」という意味で「大安」、陳水扁は台湾最高峰「玉山」、馬英九は官邸の所在地中正区と自宅のある興隆路を組み合わせ「振興台灣」の意味合いを込めた「中興」であった[4][5]蔡英文は戸籍があり、かつて住んだ新北市永和区から「永久和平(永久平和)」を象徴する「永和」とした[6][1]

現在の総統官邸は、台北市中正区博愛特区の重慶南路二段と愛国西路との交点付近にある[7]李登輝が副総統だった時の官邸で、総統に就任するとそのまま総統官邸として[7]「大安寓所」と呼ばれ、2001年に陳水扁が入居した際に「玉山寓所」と命名された[8]。2008年に馬英九が総統に当選・就任すると「中興寓所」と改名された[7]

?介石の士林官邸(中国語版)(士林区)と、厳家淦の厳家淦先生故居(中国語版)(中正区重慶南路)は国の史跡(国定古蹟)、?経国の七海寓所(中国語版)(中山区大直)は市の史跡(市定古蹟)に指定されており、2022年には七海寓所を中心とした経国七海文化園区と?経国総統図書館(中国語版)が開館した。
脚注^ a b 「新出爐!準總統蔡英文官邸代號:永和寓所」『自由時報』、2016年5月17日。2020年7月11日閲覧。
^ 陳佳?、程?豪、?承斌「獨/正副總統有秘密代號 ョ清コ「超接地氣」特勤呼號出爐」『三立新聞網』、2020年5月14日。2020年7月11日閲覧。
^ ?思萍「七海文化園區 總統圖書館動工」『好房網』(聯合報)、2014年8月29日。2020年7月11日閲覧。
^ 「不是「豆漿油條」 ?任總統官邸名稱各有深意???」『三立新聞網』、2016年5月18日。2020年7月11日閲覧。
^ 「小英維安代號「永和」 其他幾任的是?」『台湾蘋果日報』、2016年5月17日。2020年7月11日閲覧。
^ 林修卉、陳郁仁、王華「「永久和平」蔡官邸代號「永和」」『台湾蘋果日報』、2016年5月18日。2020年7月11日閲覧。
^ a b c 李文正、王烱華、蘇聖怡「總統官邸特勤 酒駕撞27車 載辣妹逆行 鬧區巷弄亂竄」『台湾蘋果日報』、2009年11月13日。2020年7月12日閲覧。
^ “針對本府工友林秀貞配置於民生寓所工作事作出?明”. 中華民國總統府 (2006年7月31日). 2020年7月12日閲覧。


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