氷川丸
横浜市の山下公園に停泊している氷川丸
基本情報
船種貨客船
クラス氷川丸級貨客船
氷川丸
特設病院船時代の氷川丸
基本情報
艦種特設病院船(日本海軍)
特別輸送船(第二復員省/復員庁)
艦歴
就役1941年12月1日(海軍籍に編入時。日本海軍)
連合艦隊第四艦隊/横須賀鎮守府所管
1945年12月1日(第二復員省/復員庁)
横須賀地方復員局所管
除籍1945年11月30日(日本海軍)
1946年8月15日(復員庁)
要目
兵装なし
装甲なし
徴用に際し変更された要目のみ表記。
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氷川丸(ひかわまる)は、日本郵船が1930年(昭和5年)に竣工させた日本の12,000t級貨客船。北太平洋航路で長らく運航された。2019年時点では、横浜市で博物館船として公開されている。国の重要文化財(歴史資料)に指定されている[5][6]。 「氷川丸」は、横浜船渠(現:三菱重工業横浜製作所)で建造された1万トン級貨客船であり、太平洋戦争では病院船として運用された。戦後は1960年(昭和35年)まで北太平洋航路で運航を続けた。 運航終了後は横浜市の山下公園前(横浜港)に係留されている。戦前より唯一現存する日本の貨客船であり、船内のインテリアなども含めて貴重な産業遺産であるため、2003年(平成15年)には横浜市の有形文化財の指定を受け、2007年(平成19年)に経済産業省の近代化産業遺産として認定、さらに2016年(平成28年)8月には国の重要文化財(歴史資料)に指定された。
概要