水谷優子
[Wikipedia|▼Menu]

みずたに ゆうこ
水谷 優子
プロフィール
本名西久保 優子
(にしくぼ ゆうこ)
[1]
(旧姓:水谷[2][3]
愛称ケロリン[4]、優子ちゃん[3]、ゆう[5]
性別女性
出身地 日本愛知県海部郡[6]
死没地 日本東京都[7]
生年月日 (1964-11-04) 1964年11月4日
没年月日 (2016-05-17) 2016年5月17日(51歳没)
血液型O型[8]
職業声優女優歌手
事務所青二プロダクション(最終所属)[9]
配偶者西久保瑞穂(1994 ‐ 2016年)
公式サイト水谷 優子|株式会社青二プロダクション
公称サイズ(時期不明)[10]
身長 / 体重157[8] cm / 46 kg
活動
活動期間1985年 - 2016年
デビュー作『機動戦士Ζガンダム』(飛行場アナウンサー、サラ・ザビアロフ)[11]
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

水谷 優子(みずたに ゆうこ、1964年11月4日[6] - 2016年5月17日[7][12])は、日本声優女優歌手。生前は青二プロダクションに所属[9]。夫はアニメーション演出家の西久保瑞穂[13]愛知県海部郡出身[6](後に大阪府高槻市に転居)。
生涯

以前は劇団青年座ぷろだくしょんバオバブに所属していた[8]

幼いころは職人になろうと考えていた[11]。その頃、音楽が好きだったため、ピアノを習っており、音楽教師に憧れていた[14]

中学生のころ、アニメブームの最盛期に書店で声優のムックを入手して職業としての声優を知り、目指した[3][11]。同時期に舞台にも興味があり、高校時代、ミュージカル部に入部したことがきっかけで舞台への道を突き進む[3][11]

「まずは劇団に入らねば」と思い、その当時、住んでいた大阪府の新劇関係を十何個見て歩いたが、「私に合う劇団がなーい」と思っていた[3]。偶々東京都から来ていた劇団青年座の芝居を見ていた時に、ミュージカルではないが、ミュージカルに通じる凄いパワフルなエネルギーのようなものをガーンと受けて「青年座にしよう!」と思った[3]。心の片隅には、「青年座には島本須美さんもいるから、もしかしたら声優も出来るかも知れない」と思ったりして、迷わずに劇団青年座を選んだ[3]大阪府立島本高等学校[10]卒業後、「やはり自分にはこの道しかない」と思い、上京[11]1985年劇団青年座研究所卒業[8]後、1989年まで青年座映画放送部所属。テレビドラマなどのテレビ出演の一方、1985年に『機動戦士Ζガンダム』の飛行場アナウンサー役でデビュー[11]。『Ζガンダム』のサラ・ザビアロフ役を経て、『マシンロボ クロノスの大逆襲』のレイナ・ストール役や『赤い光弾ジリオン』のアップル役などの演技が評価され、人気を得ていった。1988年に『エースをねらえ!2』の岡ひろみ役で初主演を果たす。

1989年頃よりディズニーミニーマウスの日本語吹き替えを担当。アニメ、ゲームの他、東京ディズニーリゾートではアトラクションやショー、パレード、エレベータ内アナウンスなどでもミニーマウスとして声の出演をしている。

1990年に放送が開始された『ちびまる子ちゃん』では、お姉ちゃん(さくらさきこ)役を死去するまで演じ、当たり役となった。

キャッ党忍伝てやんでえ』で共演した折笠愛とは、声優ユニット・MIPPLEとして活動したこともある。名前の由来は、水谷が演じた「おミツ」と折笠が演じた「プルルン」の名前から付けられている。

林原めぐみとは、声優ユニット・Drinkとして活動した経験を持つ。水谷が主人公のアセンブラを演じた『Compiler』の続編『アセンブラ0X』で、林原演じる天堂寺恵とユニットを結成し、実際に「Drink」名義での楽曲を歌っている。さらに、OVA『元祖爆れつハンター』では林原と姉妹役で共演し、エンディングテーマ「Whip on darling」を林原とデュエットしている。このほか、林原、富沢美智恵との3人による声優ユニット「ARIEL」として、キャンディーズの『危い土曜日』をカバーしたこともある。

1994年11月19日西久保瑞穂と結婚[13]。西久保は『赤い光弾ジリオン』や『天空戦記シュラト』などの出演作で監督を務めていた。

2011年9月までぷろだくしょんバオバブに所属していた。その後フリー期間を経て、2012年12月1日より青二プロダクションに所属。

2016年5月17日乳癌のため東京都内の病院にて死去[7]。享年52歳、満51歳没。2年ほど前に乳癌の摘出手術を受けており、『ちびまる子ちゃん』のアフレコも5月22日・29日放送分を収録した4月22日まで参加していたが、一週間後に体調が悪化して入院していたという[13]。また、病名に関しても限られた人物に明かしていたという[15][16][17]。訃報を受けて『ちびまる子ちゃん』公式サイトでもスタッフが追悼コメントを出したほか、原作者のさくらももこもブログで追悼のコメントを発表、声優仲間や業界関係者、ファンもTwitterなどのネット上で追悼の声を寄せている[18][19]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:167 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef