水着
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水着を着た女の子がプールで泳いでいる写真ビキニを着用する女性

水着(みずぎ、swimwear、swimsuit、swimming suit)は、プールや自然の水域(河川湖沼)での運動水泳遊泳もしくは潜水用に着用する衣服のことである。競泳や潜水に適したタイプなど、デザイン構造素材など様々ある。
水着の歴史

この節の加筆が望まれています。


19世紀中頃の女性用水着

20世紀初頭の女性用水着

アネット・ケラーマンが1900年代初頭に自身でデザインした水着を着ている写真

1953年の女性用水着

海水浴漁撈などのため海などに入る人が主に沿岸住民だった古代?近世では、「海水浴のための特別な衣服」を用意するという認識は一般的ではなく、下着姿や着古した普段着、時にはで水につかることが多かったと見られている。一方ポンペイで発掘された壁画では、女性が後のビキニによく似たツーピースの覆いを着けている様子が描かれている。

鉄道網の発達により、一般の人々が海浜地域に出かけることが容易になった1800年代には、水に濡れても肌が透けて見えないようにサージやフランネル、アルパカなどの生地で作られた、肘丈の袖のついた服と膝まで覆うパンツの上下そろいの服(「上下そろい」を意味する「スーツ」という単語がついた、スイミングスーツswimming suitの語源はこれ)が着用された。1900年代に入ると胸ぐりの深い、袖なしのメリヤス製水着が登場。以後、肌の露出部分が大きいデザインへと変化していく。

1907年に「水面下のバレリーナ」との異名で有名だったアネット・ケラーマンオーストラリア出身のスイマー・女優英仏海峡の水泳横断に挑戦した最初の女性)がアメリカ合衆国を訪問。これまでの上下そろいで水中の動きを妨げる水着よりも動きやすい、首周りや手足が露出したワンピース型の水着をボストンビーチで着用した際、公然わいせつ罪で逮捕される事件が起こった。体の線がはっきりと現れるワンピース水着は、大胆で活動的な新しい水着の形を社会に示しただけでなく、女性の権利を拡大する運動が盛んだった当時、アネットによる「女性が(活動的な)ワンピース水着を着る権利」のアピールとして受け入れられた。

1920年頃には短いスカートのついたキルト式水着や、スカートを省略して上下を一体縫製した、半月型の深い胸ぐり(「スコップでえぐったような胸ぐり」の意味でスクープド・ネックと呼ばれた)と身頃から裁ち出した幅の広い肩ひもを持った「タンク・スーツ(Tank suit・タンクは水槽、室内プールを指した)」が流行した。活動的・機能的なタンクスーツのデザインは日本で「スクール水着」として知られている学童用水着に継承されている。

1946年にはフランスのデザイナーであるジャック・エイムによってビキニと名づけられた肌の露出の大きいツーピース水着が発表される。「ビキニ」の名は水着の刺激的な印象と、当時行われたビキニ環礁での原子爆弾実験(「クロスロード作戦」参照)の衝撃的な印象が結び付けられたこと、またビキニ島周辺の原住民の伝統的な服装に由来するといわれている。また1964年には、アメリカのルディ・ガーンリックによりビキニのブラジャーを省略した「トップレス」が発表された。

1970年代後半には脚回りの裁ちを高くした「ハイレグ・カット」が登場、伸縮性・耐塩素性の高いストレッチ素材(ナイロンポリウレタンなどの合成繊維)が一般的に採用されるようになった。ロサンゼルスオリンピックの開催された1984年以降には、フィットネスクラブやスイミングクラブで健康づくりの一環として水泳を楽しむ、競泳選手以外の人々が増加。競泳水着やこれを基にしてデザインされた体型補正機能を備えた水着の市場が拡大した。

デザインの違う複数の水着を、場所(海岸・プール・リゾートなど)や目的(レース・フィットネスとしての水泳・海水浴や水遊び・ファッションとして着る、魅せる楽しみなど)によって使い分けることが定着している。
使用目的による分類
運動用

競技やフィットネスに用いられる水着。体を動かす支障にならないこと、脱げにくいこと、(特に競泳において)水の抵抗を減らすことが求められる。競泳用水着、スクール水着、フィットネス水着など。過去、競泳選手は水着自体による水の抵抗を減らすために肌の露出度を高める傾向があり、男子ブリーフ型、女子ハイレグ型が一般的であった。2000年代頃から水着の素材や表面の模様を工夫することによって、水着表面の抵抗が肌の抵抗を下回るようになると、首、手首または腕、足首を除き、全身を包み込む様な物等が普及し始め、長尺の水着を使用する事が多くなった。オリンピック競技などの水着は新素材・ハイテク素材が積極的に投入されている。ライフセーバーにおいても同様の全身を包み込む様な物等が普及し始めているが、これらは危険回避や体温の維持などを重視した物が多い。

競泳用 - 基本的に「競泳用」と呼ばれるものは水泳連盟(世界水泳連盟〈WA〉←国際水泳連盟〈FINA〉)の公認を受けている。密着度・圧迫度が非常に高くフィットネス用途に比べると伸縮性が低い。抵抗が少なく身体の無駄なブレを防ぐが、耐久性は重要ではないため劣化が激しい[注釈 1]。また、男子水着は女子と同じワンピース型を除き腰で履くことを想定されている。これは、腹にあわせてしまうと、水の流入方向、臀部と腹部の径の違い、動作による腹部の径の変化から密着性が損なわれ抵抗が増大するためである。このため臀部(臀裂)が若干露出状態になるが、着用する水着が既製品であるため避けられない。しかし、臀部(臀裂)が大きく露出する状態は臀裂と水着との隙間に入り込む水が多く、結果抵抗となる。また、競技用のハイグレードの水着は極端に小さいサイズを着用すると大腿部や臀部の動作に制限が起きやすい。このような状態は競技には向かず、水着のサイズが合っていないと言える。男女ともに、適切なサイズより小さいサイズを選択することは、この2つのデメリット以外にも、素材が伸びすぎてしまい設計意図どおりの性能を発揮できな可能性があり、サイズ選びは注意が必要である。


フィットネス用 - 競泳用に比べタイトではなく水中運動を楽しむためのもので、素材の自由度が高いためデザイン性が高い。ほとんどの製品が柔らかく伸縮性の高い生地を(部位・製品によっては二枚重ねで)使い、動きやすさ、着心地への工夫がなされている。形状としては競泳用に準ずるものが多いが女子用はセパレーツタイプもある。


水球用水着 男性(左)、女性 (右)


水球用 - 競技特性上、滑りやすい素材を二枚重ねにしたり、表面処理を施しつかみにくく、破れにくくなっている。二枚重ねを施すことなどにより全体的に生地が厚めに仕上げられているものが多い。水球の稼動範囲の大きな動きに対応した、臀部の生地にゆとりがあるものもある。

遊泳用

ファッション性を重視し、男性はサーフ形、女性はワンピースタイプや、胸部と下腹部にそれぞれ着用するビキニタイプといわれるものが一般的である。海岸での海水浴やプールなどでの水遊びのために用いられる水着。専ら見た目の華やかさ、スタイルを美しく見せることが重視される。特に女性用は各メーカーのファッションデザイナーが毎年、新作を発表し水着キャンペーンガールと呼ばれる女性達が広告宣伝を行っている。デザイン・色・模様などはまさしく千差万別ではあるが、白のように薄い色合いの布地は水に濡れると透けてしまうことから(後述するような「見せるためのもの」を除いては)使われることは少ない。しかし2000年代頃より「透けない白」などと呼ばれる新素材を用いたものが登場している。
潜水用

シュノーケリングなど、主として水面で行われるレジャーとしての簡易な潜水の場合は、多くの場合遊泳用水着が用いられる。潜行を伴うスキンダイビングスクーバダイビングでは、ウェットスーツドライスーツが用いられる場合が多い。水温が30℃を超えるような場合には、ダイブスキン(あるいはスキンスーツ)と呼ばれる、全身を覆う形状の水着が着用される場合もある。
ラッシュガード

低温、紫外線、擦過傷、あるいはクラゲ等の有害生物から身体を保護することや肌の露出を少なくすることを目的としたトップス用水着である。シャインガードと呼ばれる場合もある。他の水着と併用され、サーフフィンの場合ウエットスーツの内側に着用されることが多い。また有害生物が内部に侵入することを防ぐため、伸縮性のある生地を用い、身体に密着させる。形態は男性用、女性用ともほぼ同じで、着丈の比較的長い長袖あるいは半袖である。素材としては身体の保護性能を高めるため、他の水着よりは厚く、目の詰まった素材が用いられることが多い。形態・素材の点で従来の水着と若干異なるため、商品としては水着とは区別して販売される傾向にあるが、用途や基本的な構造等の点では実質的に水着そのものである。ボトムス向けには「スイムトレンカ」や「スイムレギンス」などがあり、目的はラッシュガードと同じである。特に保温性能を高めた商品は「ウェットインナー」の名称で販売されていることがある。また、全身を覆うワンピース型の商品は、特にダイブスキンと呼ばれ、ラッシュガードとは呼ばれない。
見せるためのもの

水着を着用して、水着を含む体全体を第三者に見せる事自体を目的とする時に用いられる水着。

水着をファッションとして使用するため、デザインや肌の露出度の高さが水着本来の機能よりも優先されることが多い。水着キャンペーンガールレースクイーンミス・コンテスト、またはアイドルの水着撮影会の時に着用される。他にボディビルダーが極端に布地の面積の小さいビキニタイプの水着を着用する場合もある。

余談だが、ダンス、体操競技などで着用するレオタードもあるが、中にはデザイン的に水着と大差ないものもある。水着との相違点は、レオタードは腰や腹、胸だけでなく、肩や背中、首、両腕まで全身にフィットする作りであること。水着でお馴染みのスパンデックス素材を使用したローレグタイプの長袖レオタードは、体操、新体操選手など多くの女子、女性に練習、競技をはじめ、写真撮影で健康で魅力的な身体を見せるのに着用され、水泳等で水着として着用されてもおかしくなかったが、水中での透け対策の裏地が付いていなかった為に使われなかった。後に中国にある青島アンダーウォーターワールド[1]のアトラクションのひとつとして「水中オリンピック」が行われ、その中の演目の一つとして女子新体操選手に扮装する女性ダイバーが披露する「水中ダンス」がある。巨大水槽に潜りながら演技を見せるのに見た目と様式をきちっとしたい理由で、女性スキューバダイバーには体操・新体操等で使用するローレグタイプの長袖レオタードを着用し、足ヒレを付け、水中ゴーグルを装着したら巨大水槽に飛び込むこととなる。水中では着衣水泳を行う感覚で潜り、全身びしょ濡れになりながら演技を披露するなど、レオタードが水着として使用された一例である[2] [3] [4]
女子プロレスラー用

女子プロレスラーの試合用コスチュームも、通例『水着』と呼称する。これはかつて、水着を改修して試合用のコスチュームとしていたことにより言い習わされたもので、1990年代後半以降も新人は水着を改修したものを使用することが多かった。しかし、後にコスチュームの多様化もあり「リング・コスチューム(リンコス)」との呼称が定着している。
水着と性別
女性用水着
デザインによる分類ワンピース型競泳水着

ワンピース水着(: One-piece swimsuit)(en) - トップスボトムスが繋がっているタイプ。

モノキニ - バックのデザインがビキニのようなデザイン。

Aライン - ボトムスにスカートがついたデザイン。

スリングショット - 2本のストラップだけで首からボトムスまで連続しているデザイン。


ツーピース水着 - トップスとボトムスがそれぞれ独立したタイプ。

セパレーツ - ビキニを抑えた感じのデザイン。

タンキニ - タンクトップキャミソール型のトップスとボトムスが組み合わさったデザイン。

ビキニ - 布地が小さいデザイン。

三角ビキニ - トップとボトムが三角の形をしたビキニ。

マイクロビキニ - 最小限の部分だけを覆うビキニ。



トップスのラインによる分類

ベアトップ - バストより上をカットしたデザイン。細い紐状のストラップを持つものと、後述のストラップレスに分類されるものがある。

ベアバック - 背中を大きくカットしたデザイン、バックレス。

ベアミドリフ - ウエスト部分を大きくカットしたデザイン、寸胴を目立たせなくする。

Vネックライン - 胸元を深くカットしたデザイン、バストラインを美しく見せる。

ホルターネック - ストラップを首に吊るしたデザイン。

ハイネック - Vネックとは逆にバストラインから首までを覆い肩のみが露出するもの。ただし装飾的な穴を有する場合はある。

ワンショルダー - 片方のストラップをとったデザイン、肩幅の広さを目立たなくする。

ストラップレス - トップスに
肩ひもがない形のもの。和製英語で、英語圏ではバンドゥ(: Bandeau)という。胸の大きさが目立たないという長所がある反面、上からの衝撃には弱いという欠点がある。ビキニの場合はチューブトップとも言い、背中はひもでなく太い布とするのが一般的(ストラップレス+モノキニでは背中で布を結ぶデザインもある)。また好みにより肩ひもが着脱可能なものもある。


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