この項目では、関東鉄道常総線の鉄道駅について説明しています。明治期に存在した水海道駅については「常総市」をご覧ください。
水海道駅
駅舎(2023年7月)
みつかいどう
Mitsukaidō
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水海道駅(みつかいどうえき)は、茨城県常総市水海道宝町にある関東鉄道常総線の駅。 当駅は常総市の代表駅であり、中心市街地や、安楽寺(元三大師)[2]、弘経寺[3]、一言主神社[4]、大生郷天満宮[5]、あすなろの里[6]、二水会館[7]等、市内の主な観光名所は当駅が最寄り駅である。 単式・島式複合の2面3線のホームを持つ地上駅である。跨線橋はなく、下館方に構内踏切がある。旧常総鉄道の本社が創立以来53年間置かれていた[10]。有人駅であるが、早朝・夜間は出札窓口の営業を行わない。 番線路線方向行先備考 当駅は常総線における運行上の拠点駅であり、当駅を境に取手方は複線、下館方は単線となり、当駅より取手方1.8 km先には水海道車両基地を構える。 2022年度の一日平均乗降人員は2,725人である[12][13]。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記の通り。 乗車人員推移 駅の周辺には水海道市街地が広がる。駅舎側は、北側に常総市役所などの官公署、西側に常総市立図書館や茨城県立水海道第一高等学校・附属中学校などの学校があり、南北自由通路を経由して南側には国道294号沿いを中心に商業施設が並んでいる。 駅舎は駅の北側に設置され、かつて駅の南側に隣接して水海道機関区が設置されていた。駅を南北に跨ぐ自由通路が設置されている。
概要
歴史
1913年(大正2年)11月1日:常総鉄道開業と同時に設置[1]。
1945年(昭和20年)3月30日:筑波鉄道(初代)との合併により、常総筑波鉄道の駅となる[1]。
1965年(昭和40年)6月1日:鹿島参宮鉄道との合併により、関東鉄道の駅となる[1]。
1973年(昭和48年):駅舎新築。
1984年(昭和59年)11月15日:新守谷駅から当駅までが複線化され、取手駅からの複線化が完成[1]。
1992年(平成4年):水海道機関区廃止、小絹 - 当駅間に新設された水海道車両基地へ移転[1]。
2009年(平成21年)3月14日:ICカードPASMO供用開始[8][1]。
2015年(平成27年)9月10日:関東・東北豪雨による鬼怒川の越水決壊で路盤・駅ロータリーが浸水[9]。
2023年(令和5年)9月1日:水海道駅・三妻駅にてシェアサイクル「関鉄Pedal」を営業開始
駅構造
のりば
1■常総線下り下妻・下館方面
上り守谷・取手方面
2当駅始発
3
下り下妻・下館方面
以前は方面別ホームであったが、2005年(平成17年)8月24日のダイヤ改正から単行(1両)ワンマン列車が守谷まで乗り入れたことで複雑になった。
改札口正面にはマグネットの手動発車標(種別、行先、発車番線)が設置されていた。
かつて駅舎内に売店とそば・うどん店があったが、閉鎖された。跡地には自動販売機が設置されている。
当駅における輸送上の特徴
上り(小絹・新守谷・守谷・取手方面)
日中は概ね1時間に3本の普通列車(取手行、一部守谷行)が停車し半数の列車が当駅始発である。一部時間帯には快速列車が停車する[11]。
下り(石下・下妻・下館方面)
当駅からは、日中は概ね1時間に2本の普通列車と一部時間帯に快速列車が停車する。夜間には下妻行の区間列車も設定されている[11]。
改札口(2023年7月)
ホーム(2023年7月)
構内踏切(2023年7月)
利用状況
年度乗車人員乗降人員
20051,399
20061,398
20071,475
20081,494
20091,407
20101,345
20111,306
20121,382
20131,451
20141,462
20151,451
20161,500
20171,479
20181,485
20192,629
2020
2021
20222,725
駅周辺駅前広場駅西側にある水海道第一高等学校ブラジル銀行茨城出張所(2014年閉鎖)
北側方面(駅舎側)
駅前広場・バス停留所
水海道駅前観光案内所
関東鉄道労働組合(常総)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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