水戸黄門_第25部
[Wikipedia|▼Menu]
水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター) > 水戸黄門 (佐野浅夫)

本項では、TBSのナショナル劇場(現パナソニック ドラマシアター)において放送された時代劇『水戸黄門』(みとこうもん)の内、1993年放送の第22部から2000年放送の第28部までの佐野浅夫が主演したシリーズについて記述する。
目次

1 出演者

2 各部の概要

2.1 第22部

2.2 第23部

2.3 第24部

2.4 第25部

2.5 第26部

2.6 第27部

2.7 第28部


3 関連項目

4 外部リンク

//
出演者

詳細は「水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)の登場人物一覧」を参照
各部の概要

放送日はTBSテレビおよび同時ネット局を基準とし、レギュラー・準レギュラーの経験があるゲストは太字で表記する。
第22部

1993年5月17日-1994年1月24日放映(全36話、通算700回)
ストーリー

将軍後継を巡る紀州藩の内紛を解決するために旅立つ。
行程

水戸→佐倉→箱根→藤枝→島田→浜松→岡崎→桑名→新宮→和歌山→大阪→徳島→高知→松山→広島→別府→鹿児島→島原→長崎→小倉→萩→出雲→岡山→姫路→鳥取→豊岡→大聖寺→輪島→高田→佐渡→新発田→会津→白河→日光→宇都宮→江戸

光圀役は佐野浅夫になったが、他のレギュラー陣の顔ぶれは不動。

第1話から第10話まで、紀州藩筆頭家老の娘・百合(中野みゆき)、百合と行動を共にしている音羽の小弥太(石野太呂字)と寛坊(西尾塁)が旅のお供をした。また、敵の刺客として、首領(石橋雅史)、千支坊(大前均)、竜神坊(内田勝正)も登場した。

第13話「帰らぬ息子は船幽霊」で伊吹が二役を演じている。役は加助。

第26話「誘拐された黄門様」で佐野が二役を演じている。役は加納屋光兵衛。

第31話「弥七は夫の敵!」で中谷が二役を演じている。役は時雨の音吉。

第19話「悪が群がるカステイラ」のみ完パケVTR作品。

最終回「花のお江戸の大掃除」で放送通算700回を記録した。

第23部

1994年8月1日-1995年5月15日放映(全40話、通算740回)
ストーリー

加賀百万石のお家騒動を解決するために金沢に向かう。
行程

水戸→大宮→熊谷→安中→追分→小諸→上田→善光寺→糸魚川→田鶴浜→金沢→山中→福井→敦賀→小浜→宮津→津山→米子→松江→浜田→津和野→萩→下関→福岡→佐賀→山鹿→人吉→延岡→宇和島→今治→丸亀→兵庫→京→信楽→彦根→岐阜→妻籠→甲府→府中→江戸

前シリーズの放送中に弥七役の中谷が病に倒れた為、シリーズで初めて弥七不在のまま物語がスタート。中谷は終盤の第34話で復帰した。

加賀藩からの密使として光圀の下に派遣された香織(古柴香織)が金沢まで旅の供をした。

加賀藩首席家老・郷田頼母(川合伸旺)が放った刺客として、くれないお蓮(芦川よしみ)が登場した。なお、第17部に登場したくれないお蓮(MIE)との関係は不明である。

第13話「姫様狙う悪の罠」であおいが二役を演じている。役は稲葉源三郎。

第31話「格さんは夫の敵」で伊吹が二役を演じている。役は佐吉。

第33話「京の都の恋友禅」では佐野の親戚で、里見浩太朗の息子である佐野圭亮がゲスト出演している。役は新太郎。

このシリーズ以降完パケVTR方式となる。

第23部のポスターからTBSのロゴマークが一新され、現在の書体となった。

糸魚川の話となった1994年9月26日は、直前の『関口宏の東京フレンドパークIIスペシャル』(18:30?19:54)にも一行が出演し(中谷は不参加。佐野は当時69歳だが、これは番組最高齢)、2時間半も一行が登場、結果はスペシャル初のグランドスラムとなった。その後、「さあ、糸魚川へ行きましょう」と一行は駆け足で退場し、関口支配人も「この後間に合えば『水戸黄門』!」と変形ジャンクションを行った。

第24部

1995年9月11日-1996年6月10日放映(全37話、通算777回)
ストーリー

薩摩藩のお家騒動を解決するために旅立つ。
行程

水戸・江戸→箱根→駿府→岡崎→桑名→大阪→姫路→岡山→徳島→高知→松山→別府→高鍋→鹿児島→熊本→島原→小倉→柳井→広島→出雲→鳥取→敦賀→大聖寺→高岡→松本→韮崎→米沢→長岡→鶴岡→秋田→弘前→盛岡→仙台→福島→三春→佐野→江戸

薩摩藩の家老の娘である伊織靜香(伊織靜香)が第14話「波瀾万丈!薩摩の対決」まで旅の供をする。なお演じる伊織はこれがデビュー作であった。

このシリーズの13本の撮影を残して、1995年12月9日に番組の生みの親である逸見稔プロデューサーが急逝した。そのため、それまではオープニングで「制作 逸見稔」の表記であったが第24話以降は「企画 逸見稔」の表記となった。

第6話「お髭を染めた黄門さま」で佐野が二役を演じている。役は塩昆布屋・河内屋吉右衛門。

第14話「波乱万丈!薩摩の対決」で、佐野の親戚で、里見浩太朗の息子である佐野圭亮がゲスト出演。役は薩摩藩士・桂木隼人。

第27話「一陽来複米沢の春」は2時間スペシャルで放送した。里見・横内正山口いづみの歴代レギュラーがゲスト出演している。

水戸黄門外伝 かげろう忍法帖の後日談であるため、レギュラーであった名張の翔が3回ゲスト主演している(第3話・第7話・第34話)。なお翔が登場する回には弥七が登場しない。

第20部から登場していた堀田備前守役の永井秀明の最終シリーズである。

第20部からナレーターを務めていた杉山真太郎の最終シリーズである。

第25部

1996年12月9日-1997年10月27日放映(全43話、通算820回)
ストーリー

長男頼常の後継者を見定めるため高松藩を目的地として旅立つ。
行程

江戸・水戸・銚子→君津→鎌倉→三島→掛川→吉田→四日市→鳥羽→吉野→岸和田→洲本→鳴門→高松→岡山→尾道→中津→久留米→唐津→山口→大田→鹿野→出石→小松→富山→高山→飯田→高田→新潟→酒田→本荘→十和田→八戸→角館→花巻→石巻→新庄→上山→二本松→会津→白河→塩原→結城→江戸・水戸

このシリーズから柴田秀勝がナレーターを務める。

このシリーズの特徴は、全43話で第20部に次いで長い旅となったこととレギュラーの主役話があることである。

第13話「若様の水門破り」に佐野の親戚で、里見浩太朗の息子である佐野圭亮がゲスト出演している。役は光圀の兄・松平頼重の孫・松平頼豊役。

第14話「飛猿が恋をした」では野村将希の息子野村正孝が少年時代の飛猿役でゲスト出演している。また、造り酒屋出石屋の娘・千枝で子役時代の井上真央が出演している。

第23話「帰らぬ兄は逃亡者」で放送通算800回を記録した。

第32話「嫁と認めぬ頑固者」に長門裕之がゲスト出演している。役は岩倉弥右衛門。

最終回「世直し旅は日本晴れ」では霞のお新が久々に忍者姿とアクションシーンを演じた。

第19部から登場していた山野辺兵庫役の高松英郎の最終シリーズである。

第26部

1998年2月9日-8月17日放映(全26話、通算846回)
ストーリー

伊賀での争い事を解決する為、旅に出る。
行程

水戸・伊賀上野→高野→堺→三次→広島→徳山→豊後高田→佐伯→高千穂→延岡→霧島→鹿児島→人吉→宇土→伊万里→大宰府→長府→津和野→玉造→倉吉→福知山→姫路→京→関→諏訪→足利・江戸

第3話「頑固者の意地比べ」に長門裕之がゲスト出演している。役は岩吉。

第23話「京の都に恋の花」に堤大二郎がゲスト出演している。役は備中松山藩主の弟・水谷小次郎。

第3部から登場していた霞のお新役の宮園純子の最終シリーズである(出演は第3部-第8部、第12部-第14部、第17部-第26部)。

長年のフィルム撮影からビデオ撮影に移行になった。

第26部のポスターから「月曜夜8時」の表記が「月曜よる8時」の表記となり、松下電器・松下電工の書体は一回り小さくなった。またTBSのロゴ部分がマイナーチェンジされ、タイトルバックがイラスト入りに変更された。

第27部

1999年3月22日-10月18日放映(全30話、通算876回)
ストーリー

光圀の弟・頼元の娘、沙耶の婿を見定めるために盛岡へ旅立つ。
行程

水戸・岩城→相馬→白石→仙台→山形→天童→尾花沢→横手→盛岡→浄法寺→八戸→青森→黒石→大館→男鹿→久保田→象潟→鶴岡→村上→新津→与板→柏崎→飯山→松代→松本→追分→松井田→伊勢崎→行田→江戸

今シリーズでは、松平頼元の娘・沙那(笹峰愛)が第1話?9話、お千代(森永明日香)が第16話?24話、お妙(そめやゆきこ)が第25話?30話まで、それぞれレギュラーとして出演した。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:33 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef