水島地域
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この項目では、岡山県倉敷市の水島支所が管轄するエリアについて説明しています。当地南部を中心とする工業地域については「水島臨海工業地帯」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}日本 > 中国地方 > 山陽地方 > 岡山県 > 倉敷市 > 水島地域

水島地域
みずしま
日本
地方中国地方山陽地方
都道府県岡山県
自治体倉敷市
旧自治体浅口郡連島町(1953年5月31日まで)
児島郡福田町(1953年5月31日まで)
初代倉敷市(1953年6月1日-1967年1月31日)
世帯数39,611世帯
総人口89,521人(登録人口、2015年9月30日現在)
隣接地区市内:倉敷地域玉島地域児島地域
市外:香川県丸亀市(海上で隣接)
倉敷市役所水島支所

.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度32分23.37秒 東経133度44分29.47秒 / 北緯34.5398250度 東経133.7415194度 / 34.5398250; 133.7415194座標: 北緯34度32分23.37秒 東経133度44分29.47秒 / 北緯34.5398250度 東経133.7415194度 / 34.5398250; 133.7415194
所在地〒712-8565
岡山県倉敷市水島北幸町1番1号
リンク水島支所公式ページ

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水島地域(みずしま ちいき)は、岡山県倉敷市の行政上の地域区分である。市の中南部に位置し、水島支所の管轄域に相当する[1]

かつての浅口郡連島町および児島郡福田町であったエリアに加え、両地沖合の干拓・埋立地および旧東高梁川廃川地における新開地からなる。
概要

水島臨海工業地帯の中枢部を有することで知られ、現在人口約90000人である[2]

市内の本庁直轄および支所管轄各地域は、中心市街地が近世以前からの古い歴史的集落に起源があるのに対し、当地域の中心市街地は近代において計画的に造成された新しい街であるのが特徴的である[3]

また市内主要4地域のうち、倉敷玉島児島は現行倉敷市施行以前はであったが、当地域は3地域と異なり、市であった時期はなかった。しかしながら、市と同等並の人口規模と都市機能を有する[3]

当地域は元は浅口郡連島町・児島郡福田町の2町であった。町境にはかつて現・倉敷市酒津で分岐した(それより古くは現・総社市清音古地で分岐)東高梁川の河口部があり、川の東に福田、西に連島があり、連島の西には西高梁川(現行の高梁川)の河口部があった。なお、連島の西の対岸は当時の玉島市であった[4]

大正期の高梁川の大改修工事で東高梁川が廃川となり、河口部には広大な廃川地が生まれた。さらに河口廃川地の沖合を順次干拓・埋め立てて造成していき、それらの廃川地・干拓地・埋立地を次第に整備して生まれたのが当地域の中心市街地と水島臨海工業地帯中枢地(A・B・D地区)であり、この新開地を狭義での水島地区と呼ぶ[5]

前述の水島臨海工業地帯が当地の代名詞的な存在で、規模も非常に大きいため、水島の産業は工業一辺倒のイメージが先行しているが、実際は農業も非常に盛んである。水島新開地の開発以前は、連島・福田両町は農業が主産業であった。新開地やその周辺は市街化が進み農地が激減しているが、それよりも郊外には現在も農地が多い。現在では特に、鶴新田地区では近世よりその土壌を生かしたレンコン栽培が盛んであり、連島の江長地区では高梁川廃川地の土質を利用したゴボウ栽培が盛んで、当地の代表的農産物としてブランド化している。他にもショウガなども主産物である。その一方で、新開地開発以前は、綿花・イグサなどの農産物やそれらの加工品、また当地のアシを使った簾、さらには漁業なども代表的な産業であったが、現在では市街化とともに衰退している[2][6]

水島には生産緑地として約593haの農地があり、工業と同時に農業も盛んである点は他の工場地帯とは大きく異なる[2]

当地の発展は、工業地帯の発展とともにあり、戦後の高度経済成長とともに水島工業地帯が大きく発展すると、大気汚染や海水汚染などの公害問題が発生した[2]
地勢水島市街

広義の岡山平野の一部である水島平野が地域の大部分を占め、平野部の北東に大平山などの山頂を有する連島山塊、北東部に児島半島の大部分を占める児島山塊の北西部(種松山など)、南東部には同山塊の西部(鴨ヶ辻山など)などの丘陵を配している。なお、連島山塊の北麓も当地域内である。西部は高梁川の河口部となり、対岸は玉島となる。南側には、亀島山と王島山の小規模な丘があり、その南方に工業地帯が立地、さらにその南方には水島灘が広がる。水島灘の高梁川河口沖にある水島群島網代諸島(現在はいずれも無人島)も当地域内となる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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