気象情報_(NHK)
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出典検索?: "気象情報" NHK ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2023年1月)

気象情報(きしょうじょうほう)は、NHK天気予報番組と、ニュース番組の天気予報コーナーの総称である。本項ではNHK総合テレビジョンの気象情報を中心に扱い、NHK-BSNHKラジオなどの気象情報に関しては補足的に触れる。NHKラジオ第2放送の番組「気象通報」については「気象通報」を参照
概要

NHK総合テレビジョンの気象情報(天気予報)は、1953年のテレビ放送開始当初より放送が行われており、日本のテレビ局としては最も長期にわたる放送実績を持つ。民放各局の気象番組と同様に、NHKの「気象情報」では気象庁が発表する情報のうち、気象に関する情報のみを扱い、地震火山情報については扱わない。
名称について

かつては「天気予報」という名称だったが、1988年4月から気象キャスターによる解説を伴うコーナーを「天気情報」と呼称するようになり、さらに1990年4月には「天気情報」のコーナーを「気象情報」へと改称した。その後、解説を伴うコーナーの改廃によって「天気予報」と「気象情報」の区分が煩雑になったことから、1997年(平成9年)4月までに東京発の天気・気象に関するコーナーは全て「気象情報」の名称に統一された。ただし、地方局では放送上「天気予報」の呼称が便宜的に使用されることがある。また、アナウンサーによっては「天気予報」の名称を現在も使用している人がいる。
情報提携

NHKでは気象業務法に基づく気象予報業務許可を受けておらず、独自の予報を行っていない。このため「気象情報」では原則として気象庁の予報をそのまま放送し、気象庁が十分にカバーしていない世界各地の天気予報や花粉情報予想湿度、細かいポイント予報などについては日本気象協会や民間気象会社の情報を補完的に使用する。また近年は民間の気象予報士を積極的に気象キャスターに起用し、気象庁が発表した予報についてもより掘り下げた解説を行い、情報性を高める方向にある。首都圏を始め多くの放送局においては、地域向けの気象情報においても気象キャスターが出演するケースが多いが、気象予報士の確保が困難な放送局では、アナウンサーや契約キャスターが気象庁の発表原稿をそのまま読む。気象キャスターが地方都市に少ないことによる、地域間の情報格差を指摘する意見もある事への対応や、近年頻発する各種気象災害への地域事情を反映させる必要があることから、2017年度は多くの放送局に気象予報士を配置している。

派遣される気象予報士の所属に関しては、制度発足当初は日本気象協会が主体だったが、民間気象会社の数が増えたことなどもあり気象協会予報士が多いのは九州ぐらいになった。一方で近年はNHKと業務を通じ深い関係にあるウイングや、TBSと関係が深いウェザーマップから派遣される予報士が増えている。
放送形態

報道系の番組枠内で様々な形態で放送が行われるが、概ね以下の形態に大別される。

「気象情報」 11:54など気象情報が独立した番組の扱いを受ける場合。

ニュース番組の気象コーナー 気象キャスターが出演する場合が多い。
定時ニュースの多くはアナウンサーが原稿を読む。

特設ニュース内の気象コーナー 台風・大雨などの大規模な気象災害の時は、特設ニュース枠内に気象コーナーが設けられる場合がある。東京発のものに関しては、通常気象キャスターが出演・解説を行う。

字幕スーパー 画面左上の時刻表示右部に気象マーク(天気ループ)が表示されることがある。後述の#ループを参照。

気象警報の速報 気象警報(暴風・大雨・暴風雪・大雪・高潮・洪水・波浪)、特別警報および竜巻注意情報土砂災害警戒情報が発表された場合、テレビでは総合テレビで速報スーパーを行い、ラジオではラジオ第1放送で通常番組を中断して放送する。FM放送は各局の定時ローカルニュース放送時と『ラジオ深夜便』で同番組のスタジオから気象警報を伝える以外は一切、番組の途中での気象警報は放送されない。ただ、『ラジオ深夜便』はFMでも該当する地域で番組の途中で放送されることがある。速報はいずれも該当する地域のみでの放送。ただし、波浪警報については各地域の実情に基づき実施する。

北海道地方では気象警報が発令および解除された場合は逆U字画面にした上、ティッカー形式でスーパーが表示される(ワンセグはティッカー表示のみ)。この場合、札幌局出しの時報スーパーも被ることになる。


大規模な災害(地震・豪雨)が発生した場合は、通常の予報地区に加え、被災地(場合によっては周辺地域)の予報も加えて放送される。

NHK BS(旧NHK BS1)の気象情報
2005年度までは、気象予報士による単独枠『BS地球天気予報』や『BS気象情報』が設けられていた。かつては気象予報士が出演する気象情報は『キャッチ!世界のトップニュース』があったが2018年度末を以って終了した。現在はニュースキャスターによる読み上げのみで、気象予報士は出演しない。単独の枠では2010年3月26日で終了した、CGBGMのみの『海洋情報』が設けられていた。ニュース内の気象情報は、地上波とは異なる映像フォーマットで衛星放送共通のCGを用いられる。国内の気象情報は『BSニュースWorld+Biz』、海外の気象情報は『ワールドニュース』で放送されていた。
NHKラジオ第1放送の天気予報
アナウンサー読みがほとんどであるが、ラジオのみの気象キャスターが出演するコーナーもある。
NHK-FM放送の天気予報
関東地方ではFMが各都県の放送局でローカル放送ができるメディアであるため、平日の11:50と18:50のローカル放送枠で各放送局は当該県域の予報を独自に伝えている。東京と平日以外の関東地方・関東以外の地方は基本的にラジオ第1放送とサイマル放送
NHK Eテレの天気予報
NHK手話ニュース』および『NHK手話ニュース845』で放送。気象キャスターは出演せず、予報画面は静止画で表示される。
Eテレのマルチ編成
また、2007年4月から2009年1月まではマルチ編成(023ch)のみであるが、後述にあるNHKワールドで英語放送による全世界の気象情報『ワールドウェザー(World Weather)』も火・水・木とすべての曜日ではないが放送されていた(ただし、祝日にあたる日は同時放送がないため休止となる。また、スポーツ中継など特別番組の関係でマルチ編成そのものが休止の場合も放送休止となる)。
NHKワールドTVNHKワールド・プレミアムの国際放送独自の気象情報


全世界(以前は日本国内の放送では一切取り上げていない南極(昭和基地ボストーク基地など)も含まれていたが、現在は取り上げていない)の気象情報『ワールドウェザー(World Weather)』というタイトルで放送している(開始当初は「ウェザーリポート」というタイトルだったが、2006年10月に現在のタイトルに変更された)。

NHKワールドTVで「NHK NEWSLINE」に内包して放送される英語版では、3日先の天気画面とBGMのみ流す場合(以下、通常版)と、立体CGを駆使し女性キャスターが英語による気象解説を行う(以下、立体CG版)2つのパターンがある。

2007年4月より祝日を除く月 - 金の昼間 - 深夜の時間帯(日本時間)においてリニューアルが行われ、他の海外放送局と同様に地球に見立てた立体CGの映像や天気マーク(「曇り」のマークが実物にそっくりな形で表現されている。雨マークは雨雲から水滴が落ちるアニメーション)および最高・最低気温(摂氏のみ)の表示もリニューアルされた。2009年2月2日の完全移行後は「NEWSLINE」に内包し、各主要都市の3日先までの天気を伝える。気象キャスターが手元のコントローラーで画面切り替えの操作を行いながら進行している。なお、気象キャスターの登場は平日30分の放送のみ。

伝える順番は通常版と同じ(最初は日本の札幌、東京、大阪、福岡の天気から始める)ではあるが、南極の天気については通常版とは違い放送していない。平日の朝の時間帯(日本時間)と土曜・日曜・日本国内においての祝日については立体CGの映像は使用せず、従来どおり通常版のフォーマット(月 - 金の昼間 - 深夜でも2006年度まで使用していた)の天気画面で放送されていた。また随時、正時前に従前の映像フォーマットで通常版を放送することがあるが、こちらは向日1週間の世界各地の天気を伝えている。


NHKワールド・プレミアムでは、日本語テロップによる『ワールドウェザー』が放送されている。天気画面とBGMのみで放送。放送時間は1 - 5分間(時間は番組編成により異なる)となっている。

一部時間帯のみノンスクランブル放送で視聴することができる(ただし、放送時間変更などによる番組編成の都合で放送されない場合もある)。


通常版の映像フォーマットは日本語版・旧来の英語版とも同じ。日本語で表記されるのは雲の動きの日付と観測時間、地名、「〇月〇日の天気・気温」、気温の「最高・最低」、番組終了時の「終」となっている。週間天気ではBS1で放送される『アジアクロスロード』などに似たフォーマット。BGM(楽曲は市販されているものでなく番組オリジナルのものを使用)は英語版と日本語版で異なっている(2009年3月29日より日本語版のBGMが変更された)。

通常版の基本的な流れでは、雲の動き→世界各地域ごとの天気(アジア・大洋州→インド・アフリカ→ヨーロッパ→南北アメリカの順。以前は最後に南極が入っていた)→世界主要地域の1週間の天気の順になっている。気温については北米地域のみ摂氏(C)のあとに華氏(F)も表示している。台風がある場合は雲の動きの前に台風の進路も表示される。

演出形態

主に概況と天気予報の2本立て。地域ごとの放送になると警報・注意報の案内も含まれる。

テレビ放送では概況を伝える「雲の動き(気象衛星画像)」・「現況天気図」・「予想天気図」・「気象レーダー」・「アメダス観測情報(雨・気温など)」などが、予報を伝える「きょうの天気」・「あすの天気」・「3時間ごとの天気」・「降水確率」・「雨(雪)・寒気等の予想」・「予想最高気温」・「予想最低気温」・「風・波の予想」・「週間予報」・「世界の天気」・「週末行楽地の天気」・「海上予報」、それに「警報・注意報」があり、気象庁の発表時間帯、天気の傾向等を踏まえて組み替えや追加が行われる。また春先には「花粉情報」、夏季には「紫外線情報」・「熱中症予防情報」が放送される。一部放送局では冬季以外に「洗濯情報」、北日本地域(青森局で実施)の放送局では冬季には「降雪量予報」や「水道管凍結情報」も放送される。

アナウンサーは原則気象画面のみで進行し、気象キャスターの解説がある場合は気象画面をスタジオ内のモニタに表示して、指示棒やマークなどを用いて解説を加えるケースが多い。1990年代以降、一部の主要なニュース番組の気象コーナーにおいては、クロマキー処理によるヴァーチャルスタジオ、またはヴァーチャルセットを使用するケースもある(「NHKニュース10」(2000年 - 2006年)、「ニュースウオッチ9」(2006年 - )など)。
警報・注意報の扱いについて

警報・注意報の扱いについては、2010年5月27日13時施行された平成22年気象庁告示第7号により大きく変わった。

各放送局のニュースにおける局エリア単位の気象情報では、地図・文字等を使い、市町村単位発表に変えられた警報・注意報を詳しく伝える。表現の方法は、各放送局の判断による。

ラジオなど、広域ブロックで放送されるニュースに於いては、時間の制約もあり、従来の「二次細分区域」に代わって便宜的に導入された、「市町村等をまとめた地域」単位で伝えたり、注意報の放送そのものを取り止めたりと、各ブロックにより対応がまちまちである。

「大雨情報」など、(一部法令に基づく)緊急報道番組として放送される分については、上記にかかわらず、市町村単位で警報発令地域を伝える。

年表

1925年 ラジオ放送開始に伴い、「天気予報」の放送開始。

1941年12月8日太平洋戦争勃発(午前4時、ラジオ・トウキョウが有名な暗号放送「西の風、晴れ」を流す)。これにより、天気予報は軍事機密扱いとなり、大日本帝国軍部によって放送禁止となる。

1945年 第二次世界大戦終結。日本敗戦で「天気予報」の放送が復活。

1953年 テレビ放送開始に伴い、「天気予報」の放送開始。当初は1日1回、夜間の放送のみ。

1960年 従来の天気図への手書き方式にかわり、天気マークを導入。

1963年 日本気象協会の気象キャスター出演開始。キャスター第1号は大塚龍蔵。

1964年 天気マークに明滅効果をつける「ポラシーン」を導入(後にNHK放送博物館に展示)。

1967年 天気予報の放送を拡充。放送時間が1日30分を超える。

1974年 気象庁アデスシステムとオンライン化完了。

1977年 気象衛星「ひまわり1号」の打ち上げに伴い、雲画像の放送利用開始。

1980年 アデスデータの自動作画化スタート。当初は天気予報画面のみ。

1981年 降水確率予報画面を導入。

1983年 アメダス画面(当初は雨分布のみ)を導入。

1987年 気象警報・注意報を自動作画化。波高・風向予報画面を導入

1988年 番組名「天気情報」に変更。花粉情報の放送開始

1990年 番組名「気象情報」に変更。

1993年 ひまわり画像と一体化した台風画面を導入。女性気象キャスターの出演開始。

1994年 従来気象庁予報官が出演していた台風解説を、気象キャスターの担当に変更。

1995年 気象画面を一部動画化。ポイント予報放送開始[1]

1996年 東京発気象情報の放送時間が1日60分を超える。

1997年 時系列予報放送開始。

1998年 降雪量予報画面を導入。

2000年 GPVデータ画面を導入。紫外線情報放送開始。民間気象会社のキャスター出演開始

2002年 落雷情報放送開始。

2004年 ブラウザ方式の解説画面導入。

2005年 BS1で気象キャスター出演による「BS気象情報」放送開始するものの、1年で打ち切り。

2010年 気象庁のシステム変更により警報・注意報の伝え方を変更。

2020年 1995年以来25年にわたって使用してきた気象画面をリニューアル。

2021年 気象メッシュなど図を用いる画面を色覚多様性に配慮したものへリニューアル[2]

キャスター
首都圏局
2024年度

名前所属平日土曜日曜祝日担当番組
近藤奈央南気象予報士事務所〇NHKニュースおはよう日本
檜山靖洋南気象予報士事務所〇
南利幸南気象予報士事務所(社長)〇〇△NHKニュースおはよう日本、5:50、6:53、8:57(日曜日)


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