民王
著者池井戸潤
発行日2010年5月
発行元ポプラ社(単行本)
文藝春秋(文庫本)
ジャンルポリティカルフィクション
コメディ
国 日本
言語日本語
形態四六判
ページ数363
公式サイトwww.poplar.co.jp
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『民王』(たみおう)は、池井戸潤の小説である。2010年5月にポプラ社より、吉川英治文学新人賞受賞後第1作として刊行された。2013年6月7日には文藝春秋より文春文庫版[1]、2019年10月24日にはKADOKAWAより角川文庫版が刊行された[2]。2021年9月28日、続編となる『民王 シベリアの陰謀』が角川書店より発売された[3]。
2015年7月期に、テレビ朝日系でテレビドラマ化された[4]。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
ひょんなことから、内閣総理大臣の武藤泰山と、息子で大学生の翔の人格がある日突然入れ替わってしまう。混乱を避けるため、周囲には秘密のまま互いの仕事や生活を入れ替わった状態で過ごすことになるが、翔は政治に全く興味がなく、ろくに漢字も読めないため国会答弁も苦労する状況。一方の泰山も、就職活動で面接官を偉そうに論破しては不採用になるなど、苦闘することになる。 民王
登場人物
武藤泰山
内閣総理大臣。民政党総裁で、前任の2人が途中で投げ出したため首相になったが、周囲からは解散までのつなぎとしか思われていない。当初は彼なりの理想があって政治家になったが、今は派閥抗争などに明け暮れ、すっかり忘れてしまっている状態。党内や家族からの信頼も低い。自分では顔立ちに自信を持っているが、周囲からは「ひょっとこ顔」と言われている。とある事情で、息子の翔と人格が入れ替わってしまう。息子に代わって就職活動をすることになるが、傲慢で偉そうな物言いが嫌われ、ことごとく落とされてしまう。
武藤翔
泰山の息子。日夜遊びに明け暮れる、今どきの大学生。京成大学に在学中。就職活動中だが、内定はまだない。やや粗暴なヤンキーっぽい性格で、政治には全く興味がなく、勉強も苦手。但し、若さゆえの純粋さや正義感もそれなりに持ち合わせている。父親の泰山と入れ替わったことで首相として振舞うことになるが、「未曾有」を「ミゾーユー」と読んでしまうなど漢字もろくに読めないことから、バッシングの対象となってしまう。
狩屋孝司
内閣官房長官。泰山の側近中の側近で、女性関係にだらしないところがあり、愛人に「女性器にバナナを入れられた」と暴露され、「変態バナナ官房長官」のあだ名をつけられてしまう。
鶴田洋輔
経済産業大臣。泰山と同様、とある事情で、息子の航と人格が入れ替わってしまう。
鶴田航
洋輔の息子。翔と同じ京成大学に在学しているが、彼と同じくバカ学生扱いされている。フォーシーズンズというサークルに所属し、春秋テニスにゴルフ、夏はスキューバ、冬はスキーとスポーツに遊び明け暮れている。翔と同様、父親の洋輔と入れ替わったことで経済産業大臣として振る舞うことになるが、しどろもどろの記者会見を泥酔した状態と誤認されてしまい、マスコミなどから顰蹙(ひんしゅく)を買う。
江見芳信
国土交通大臣。講演会で「日教連が強い国は学力レベルが低い」という問題発言をするが開き直ったため、就任5日で更迭されることになってしまう。
真田武彦
防衛大臣。泰山と翔、洋輔と航の精神入れ替わりの原因を調査する。
蔵本志郎
野党第一党、憲民党の党首。泰山のライバルで、バツイチ。泰山、洋輔と同様、とある事情で、娘のエリカと人格が入れ替わってしまう。人格が入れ替わった泰山(外見が翔)を娘のマンションに誘い、エリカと入れ替わった事実を語る。
城山和彦
民政党城山派の会長で、大物の道路族。泰山も城山派の所属で、つなぎである泰山に対し早期の衆議院解散を迫る。
冬島一光
野党第二党、共和党の党首。
南真衣
女子大生。翔の同級生で、学生起業家でもあり、アメリカの医薬品や健康食品の輸入販売を行う学生ベンチャー企業を立ち上げている。
村野エリカ
翔の同級生。志郎の娘で、政治家志望の優等生。首相の息子でありながら政治に疎い翔を馬鹿にしており、翔を論破してやり込める。翔、航と同様、父親の志郎と入れ替わったことで党首として振る舞うことになる。前述の通り、両親が離婚し、母親の旧姓を使用しているため、父親とは苗字が異なる。
テレビドラマ
ジャンルテレビドラマ
原作池井戸潤
脚本西荻弓絵
演出木村ひさし
本橋圭太
山本大輔
出演者遠藤憲一
菅田将暉
本仮屋ユイカ
高橋一生
峯村リエ
金田明夫
草刈正雄
西田敏行
エンディングmiwa「ストレスフリー」
製作
製作総指揮大川武宏(CP)
プロデューサー飯田爽
菊池誠(アズバーズ)
神山明子(メディアプルポ)
制作テレビ朝日
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
連続ドラマ
放送期間2015年7月24日 - 9月18日
放送時間金曜 23:15 - 翌0:15
放送枠金曜ナイトドラマ
放送分60分
回数8
公式サイト
民王スペシャル?新たなる陰謀?
放送期間2016年4月15日
回数1
民王スピンオフ?恋する総裁選?
出演者高橋一生
放送期間2016年4月22日
回数1
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2015年7月24日から9月18日まで毎週金曜日23時15分 - 翌0時15分に、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送された。