毛谷黒龍神社
所在地福井県福井市毛矢3丁目8-1
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度3分24.61秒 東経136度12分42.79秒 / 北緯36.0568361度 東経136.2118861度 / 36.0568361; 136.2118861 (毛谷黒龍神社)
毛谷黒龍神社(けやくろたつじんじゃ[2])は、福井県福井市毛矢三丁目にある神社[2][4]。旧郷社[2][4]。社紋は三ツ葉葵[2]。「毛谷黒竜神社」とも表記される[4]。 福井市の南西郊外に位置する[5]足羽山の東麓に鎮座する[2][4]。古より越前の暴れ川として知られた.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}黒龍(くづりう)川[6](現在の九頭竜川)の守護神として、水を司る2柱の黒龍大神(高?神と闇?神)を祀る[1]。即位前[注 2]に同流域の治水工事を統率し、当社を創建した男大迹天皇(おおどのすめらみこと)(継体天皇)が崩御すると、その遺徳を景仰し、御霊が合祀される[8]。 創建については「延喜式」神名帳に載る坂井郡の「毛谷(ケタニノ)神社」[注 3]と比定され[2][4]、当初は黒龍河畔に祀られた[6]。九頭竜川河畔に近い福井市舟橋町
概要
境内社には、西宮恵比須大神・事代主大神・大市媛大神を祭神とする西宮恵比須神社、応神天皇を祭神とする石渡八幡神社、北ノ庄城内から移遷された神祠の立つ稲荷神社、笏谷石の石工の氏神を祀る白山神社がある[12]。
祭神
高?大神(たかおのおおかみ) - 黒龍大明神[13]
闇?大神(くらおのおおかみ) - 白龍大明神[13]
男大迹天皇(おおとのすめらみこと) - 継体天皇[13]
由緒については、いくつかの伝承がある[14]。
一説には、闇?神を奉祈されたとあり、この神は龍神にましまし、雨を司る御神にして谷の龍神なりといわれ、旱天には雨乞い雨降らし、霖雨には天を晴らして五穀豊穣を祈らせ給う神なりという[14]。
歴史「九頭竜伝承 § 黒龍大神信仰の創始」も参照
古代、男大迹王(おおどのおおきみ)(後の継体天皇)が越前国に御在柱時、地の理に随って日野・足羽・黒龍の三大河の治水の大工事を行われ、越前平野を拓いた際に、北陸随一の大河であった黒龍川(九頭竜川)の守護と国家鎮護・産業興隆を祈願して、高?神(たかおかみのかみ)と闇?神(くらおかみのかみ)の二柱の御霊を高屋郷黒龍村毛谷の杜に創祀された[2][4]。この儀により、黒龍大明神の信仰が創始され、現在まで連綿と受け継がれることとなる[15]。