比嘉奈津美
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日本政治家比嘉 奈津美ひが なつみ
生年月日 (1958-10-03) 1958年10月3日(60歳)
出生地沖縄県コザ市(現沖縄市
出身校福岡歯科大学
前職歯科医師
所属政党自由民主党竹下派
称号学士(歯学)
公式サイト ⇒沖縄第三区|自由民主党|衆議院議員比嘉なつみ
衆議院議員
選挙区(沖縄3区→)
比例九州ブロック
当選回数2回
在任期間2012年12月19日[1] - 2017年9月28日
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比嘉 奈津美(ひが なつみ、1958年10月3日 - )は、日本政治家歯科医師自由民主党所属の元衆議院議員(2期)、環境大臣政務官第3次安倍第2次改造内閣)。
目次

1 経歴

2 政策・主張

2.1 憲法改正

2.2 安全保障・治安

2.3 家族制度

2.4 経済・財政

2.5 高江ヘリポート建設

2.6 普天間基地移設問題

2.7 その他


3 所属団体・議員連盟

4 脚注

5 関連項目

6 外部リンク

経歴

1958年10月3日沖縄県コザ市(現在の沖縄市)に生まれる。コザ市立諸見小学校・同コザ中学校を経て、1974年浦添市に新設された昭和薬科大学附属高校に進学した[2]。小学6年生時にはコザ暴動を目の当たりにした[3]。その後福岡歯科大学へと進学し、1986年に卒業[4]

卒業後は沖縄県の久米島へと渡って歯科医師となり、後に沖縄市内に「なつみ歯科医院」を開院した。また2006年からカンボジアでの歯科医療ボランティアに携わるようになった[2]2009年4月には沖縄県歯科医師会の副会長に就任した[4]

2011年12月嘉数知賢の後任として自民党沖縄3区支部長に就任[5]

2012年12月の第46回総選挙では「TPP参加反対」「米軍普天間基地の県外移設」[6] などを公約に掲げて選挙戦に臨み、日本未来の党公認の現職・玉城デニーを破り初当選。翌2013年11月には普天間基地移設問題に関しては名護市辺野古への移設を容認する方向に転換した(後述)[7]

2014年12月14日第47回衆議院議員総選挙では、小選挙区では玉城に敗れるも比例九州ブロックにて比例復活、再選を果たす。

2016年8月5日第3次安倍第2次改造内閣で、環境大臣政務官に就任[8]

2017年10月22日第48回衆議院議員総選挙では、玉城に敗れ、比例復活もならず落選。惜敗率0.017パーセントの差で宮崎政久に次点を譲る形となった。

2019年7月の第25回参議院議員通常選挙に、自由民主党公認で比例区で出馬[9]日本歯科医師連盟が支援[10]するも次点で落選[11]
政策・主張
憲法改正

憲法改正に賛成。集団的自衛権の行使を容認すべきとする。
安全保障・治安

核武装は将来に渡って検討すべきでないとしている[12]
家族制度

選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらとも言えない」としている[13]
経済・財政

TPPへの参加に反対しており、農業分野への関税は維持されるべきと主張している[12]
高江ヘリポート建設

東村高江でのヘリパッド建設問題については、北部訓練場の返還が進むことを理由に賛成している。ただしオスプレイを使用した訓練は認めるべきではないとしている[6]
普天間基地移設問題

比嘉は第46回総選挙出馬に際して「普天間基地の県外移設」を公約として掲げており、基地移設先に関する考えを問う毎日新聞の候補者アンケートに対しても「沖縄県以外の国内」と回答していた[12]。また当初掲げていた県外移設方針を後退させた民主党政権に対しては「マニフェストを破って県民の心を傷つけた」と批判を寄せていた[3]

2013年4月自民党西銘恒三郎衆議院議員沖縄4区)と島尻安伊子参議院議員沖縄県選挙区)が相次いで辺野古容認派に転向。


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