毎来寺
毎来寺(まいらいじ)は、岡山県真庭市にある曹洞宗の寺院。山号は、もともとは仲應山といったが、2009年(平成21年)に板画山に変更した。御本尊は阿弥陀如来。[1]1976年、廃寺だったところへ、第28代住職として現・岩垣正道住職が入山し寺を再興した。[2] 15世紀前半、応永年間(室町時代)に、隣町落合町(現在の真庭市中河内)、瑞景寺三世・幸中梵巴和尚によって開山された。この人は当時の美作守護職・赤松筑前守則定の三男といわれている。観音堂には、伝行基菩薩作の千手観音(秘仏)が奉安されている。 また、近くの米来小学校の前身、明親小学校が明治14年頃、この寺を校舎として使用していた。[3](以上は、境内の案内板による。) 写経にと始めた板画を寺院の襖に貼ったのがキッカケで、襖絵、掛け軸、天井板画など約3000点の書画、板画が飾られ、「板画の寺」として全国的に知られている。[4] 岡山県真庭市目木1001参詣時間:10:00?16:00
歴史
板画寺
所在地
アクセス
米子自動車道久世ICから約5分
近在の施設
目木構跡(めきかまえあと) - 江戸時代の大庄屋、福島家の屋敷跡
真庭市立米来小学校 - 米来は、「めき」と読む。毎来寺の山門に寺の正式名称と並んで、米来観音梵宮とあるのはこの地名から。
旧遷喬尋常小学校
脚注^ “県北・真庭のお寺を巡って御朱印をゲット!「旅僧まにわ」をご存知ですか?
^ “住職の版画で荒れ寺がアート寺に 岡山県真庭市の毎来寺
^ “ ⇒版画山(仲應山)・毎来寺”. 禅宗寺院の紹介BLOG (2014年6月3日). 2024年4月29日閲覧。
^ “板画山 毎来寺”. 真庭観光web. 2024年4月28日閲覧。
外部リンク
真庭観光web