毎日杯
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毎日杯
第69回毎日杯(2022年3月26日)
開催国 日本
主催者日本中央競馬会
競馬場阪神競馬場
創設1954年6月27日
2024年の情報
距離芝1800m
格付けGIII
賞金1着賞金4100万円

出走条件サラ系3歳(国際)(特指)
負担重量馬齢
出典[1][2]
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毎日杯(まいにちはい)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

寄贈賞を提供する毎日新聞社は、東京・名古屋・大阪・北九州に本社を置く新聞社[3]

正賞は毎日新聞社賞[1][2]
概要

1954年に創設された、4歳(現3歳)馬限定の重賞競走[3][4]。優先出走権が得られるトライアル競走ではないが、春の大レースを目指す3歳馬にとって重要な前哨戦とされている[4]

創設から1970年までは6月の東京優駿(日本ダービー)直後に行われていたが、1971年より3月(1972年は4月)に繰り上げられた[3][4]。施行距離は創設以来芝2000mで定着(1971年は1900m)していたが、2007年より阪神競馬場に新設された芝外回りコースの1800mに変更された[3][4]。創設時の負担重量はハンデキャップだったが、翌年から別定に変更された[4]。2024年からは負担重量が馬齢重量に変更される予定。

外国産馬は1992年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になり[5]、2009年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[6]
競走条件

以下の内容は、2024年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系3歳

JRA所属馬

地方競馬所属馬(2頭まで)

外国調教馬(優先出走)

負担重量:馬齢(牡・せん57kg、牝馬55kg)

賞金

2024年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]
歴史

1954年 - 4歳馬による重賞競走として創設
[4]

1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け[4]

1992年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[4]

1996年 - 特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる[4]

2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳」に変更。

2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[7]

2009年

国際競走に変更され、外国調教馬が9頭まで出走可能になる[6]

格付表記をGIII(国際格付)に変更[6]


2011年 - 「被災地支援競走」の副称をつけて施行[8]

2020年 - COVID-19の流行により客を入れずに「無観客競馬」として開催。

2024年 - 負担重量を馬齢重量に変更。

歴代優勝馬

コース種別の記載がない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1954年6月27日阪神2000mミネマサ牡32:10 4/5
上田三千夫伊藤正四郎峯岸正
第2回1955年5月15日阪神2000mヤサカ牡32:06 0/5佐藤勇武田文吾熊谷忠夫
第3回1956年7月1日阪神2000mキヤツスル牝32:10 1/5栗田勝武田文吾坂上忠兵衞
第4回1957年6月16日阪神2000mシンセカイイチ牡32:05 0/5近藤武夫伊藤勝吉伊藤由五郎
第5回1958年6月15日阪神2000mタカハル牡32:02 3/5近藤武夫伊藤勝吉コーホー


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