『殺人機械』
ジューダス・プリースト の スタジオ・アルバム
リリース1978年10月9日
録音1978年
ジャンルヘヴィメタル
時間45分51秒(リマスター盤)
レーベルCBS
コロムビア・レコード
プロデュースジューダス・プリースト
ジェイムズ・ガスリー
専門評論家によるレビュー
Allmusic link
ステンド・クラス
(1978年)殺人機械
(1978年)イン・ジ・イースト
(1979年)
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『殺人機械』(原題:Killing Machine)は、ジューダス・プリーストが1978年に発表した5作目のアルバム。アメリカではタイトルを『Hell Bent for Leather』に変更してリリースされた。 音楽的には、重厚さが増した一方で「テイク・オン・ザ・ワールド」等のポップな楽曲も収録され、音楽評論家のスティーヴ・ヒューイはallmusic.comにおいて「『ステンド・クラス』のプログレッシブな複雑さと『ブリティッシュ・スティール』のスタジアム・ロック路線の過渡期の作品」と評している[4]。この頃より、バンドのステージ衣装はレザー・ジャケットが中心となり、ロブ・ハルフォードはステージでハーレーダビッドソンを乗り回す演出を始めた。 発売当時のイギリス盤は10曲入りだったが、アメリカ盤にはフリートウッド・マックのカヴァー「グリーン・マナリシ」が追加されて11曲入りでリリースされた。 第1弾シングル「テイク・オン・ザ・ワールド」は、ジューダス・プリーストのシングルとしては初めて全英シングル・チャートでトップ100圏内に入り、最高14位に達した[1]。第2弾シングル「イヴニング・スター」は全英53位に達した[1]。これらのシングル・ヒットによって、バンドはこの時期にテレビ番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に2回出演した[5]。 2001年に再発されたリマスターCDには、未発表曲「ファイト・フォー・ユア・ライフ」と『復讐の叫び』(1982年)収録曲「嵐の出撃」のライヴ・ヴァージョンが追加収録された。「ファイト・フォー・ユア・ライフ」の一部パートは、アルバム『背徳の掟』(1984年)収録曲「鋼鉄の魂」に流用された[5]。 特記なき楽曲はロブ・ハルフォード、K. K. ダウニング、グレン・ティプトンの共作。
解説
収録曲
ユダへの貢物 - Delivering the Goods - 4:16
ロック・フォーエヴァー - Rock Forever - 3:19
イヴニング・スター - Evening Star (Rob Halford, Glenn Tipton) - 4:06
殺戮の聖典 - Hell Bent for Leather (G. Tipton) - 2:40
テイク・オン・ザ・ワールド - Take on the World (R. Halford, G. Tipton) - 3:01
バーニング・アップ - Burnin' Up (K.K. Downing, G. Tipton) - 4:06
グリーン・マナリシ - The Green Manalishi (With the Two-Pronged Crown) (Peter Green) - 3:22
殺人機械 - Killing Machine (G. Tipton) - 3:01
ランニング・ワイルド - Running Wild (G. Tipton) - 2:57
ビフォー・ザ・ドーン - Before the Dawn - 3:23
邪悪のファンタジー - Evil Fantasies - 4:13下記2曲は2001年リマスターCDのボーナス・トラック。
ファイト・フォー・ユア・ライフ - Fight for Your Life - 4:04