殺人の追憶
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殺人の追憶
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監督ポン・ジュノ
脚本ポン・ジュノ
シム・ソンボ
製作チャ・スンジェ
ノ・ジョンユン
出演者ソン・ガンホ
キム・サンギョン
パク・ヘイル
音楽岩代太郎
撮影キム・ヒョング
編集キム・ソンミン
配給 CJエンタテインメント
シネカノン
公開 2003年5月2日
2003年11月9日TIFF
2004年3月27日
上映時間130分
製作国 韓国
言語韓国語
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殺人の追憶
各種表記
ハングル:??? ??
漢字:殺人?追憶
発音:サリネ チュオク
RR式:Salin ui chueok
MR式:Salin ui ch'u?k
英題:Memories of Murder
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『殺人の追憶』(さつじんのついおく、原題:??? ??)は、2003年に公開された韓国サスペンス映画

軍事政権下1980年代後半に発生し、10人の犠牲者を出した華城連続殺人事件を巡る刑事たちを描いている[1][2]。ただし原作は事件を元にした戯曲であり、現実とは状況や関連人物の背景に相応の差異がある。第40回大鐘賞で最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞(ソン・ガンホ)を受賞した。2019年9月日本において舞台化された。
あらすじ

1986年10月、農村地帯華城市用水路から束縛された女性の遺体が発見される。地元警察刑事パク・トゥマン(ソン・ガンホ)とチョ・ヨング(キム・レハ)、ク・ヒボン課長(ピョン・ヒボン)が捜査にあたるが、捜査は進展せず、2か月後、線路脇の稲田でビョンスン(リュ・テホ)の遺体が発見される。どちらも赤い服を身に着けた女性で、被害者の下着で縛られた上に、絞殺されていた。パク刑事は恋人ソリョン(チョン・ミソン)の情報から、ビョンスンに付きまとっていたという知的障害を持つ焼肉屋の息子グァンホ(パク・ノシク)に目をつけ、彼を取り調べる。そこへソウル市警の若手刑事ソ・テユン(キム・サンギョン)が赴任する。グァンホを犯人と決めつけたパク刑事とチョ刑事は、証拠捏造し、暴力的な取り調べで自供を迫る。すると、グァンホは殺害方法を話し始める。この供述からグァンホが犯人と思われたが、ソ刑事は遺体の状況からグァンホの麻痺したでは犯行は不可能であると断定する。同時期に警察の拷問による自白強要が問題化し、ク課長は解任される。新任のシン課長(ソン・ジェホ)はソ刑事の主張を支持し、グァンホを釈放する。

ソ刑事は、殺害がの日に行われていると指摘し、行方不明になっているヒョンスンが殺害されているとの見方を示唆する。ソ刑事の進言を受けてシン課長は大掛かりな捜査に着手する。その結果、ヒョンスンの腐乱死体が発見される。しばらくしてセメント工場近くで女性の遺体が発見される。犯人は現場に手がかりとなる証拠を残さず、実像が見えない。そんな中、女性警官ギオクがある情報をもたらす。彼女が好んで聴いているFMラジオ局で毎日放送されている音楽番組に、事件が発生した日には必ず「憂鬱な手紙」という曲がリクエストされているというのだ。DJが読む葉書によるとリクエストした人物のラジオネームは「テリョン村の寂しい男」。ソ刑事はその葉書を入手して指紋筆跡鑑定を行おうと課長に提案し、ラジオ局にも連絡するが、葉書は既に焼却されていた。

パク刑事とチョ刑事は第4の事件の犯行現場で待ち伏せし、そこに現れた女性下着で自慰をする変態男チョ・ビョンスンを捕まえる。パク刑事とチョ刑事はビョンスンの自白を捏造するが、彼もまた事件とは無関係であった。捜査が進展せず焦るソ刑事は、捜査中に出会った女子中学生が語った「学校トイレに隠れた変質者が、夜な夜な出没する」という話を思い出した。女子中学生は噂で聞いただけでその話の詳細を知らないと言ったが、別の学校関係者から、学校の向こうので泣いている女性を見たという話を聞く。その女性を求めて一軒の農家にたどり着くと、女性はソ刑事を見た途端に怯えて家の中に隠れてしまう。彼女は被害者の中で唯一、殺害されずに解放されていた女性であった。事件のショックで男性恐怖症のようになっていた為、ギオクを連れて再び彼女の家を訪れ話を聞いたところ「自分は犯人の顔を見なかったので恐らく助かった」「犯人は手が女性のように白くて綺麗で柔らかかった」という証言を得る。その、ラジオ放送で再び「憂鬱な手紙」が流れた。そして、第5の事件が発生する。

ギオクが放送局に問い合わせ、曲をリクエストした人物がテリョン村に住む青年パク・ヒョンギュ(パク・ヘイル)であることが判明する。彼の職場まで行ってみると、ヒョンギュは事務員をしており、女性のような美形で色白の男であった。容疑者の特徴が証言と一致した為、ヒョンギュを署に連行し、取り調べを行う。ヒョンギュは事件が起こり始める直前に村に越してきた事がわかり、刑事たちは彼への疑いを強め、事件やリクエストした曲について追及するが、ヒョンギュはのらりくらりと否定。これに怒ってチョ刑事が暴力的な行動に出てしまい、取り調べは混乱、結局この日は不調に終わる。取り調べ後、ソ刑事はパク刑事との会話の中で、グァンホが自白した殺害方法のことを思い出す。テープに録音されたそれを改めて聞いてみると、自供と思われていたそれは殺人事件の目撃証言であった。2人はグァンホからもう一度話を聞くため彼の自宅である焼肉店へ向かう。すると、取り調べから外されて自暴自棄になり、酔っ払ったチョ刑事が、他の客が口にした警察批判に激昂して店内で暴れまわっていた。乱闘に加わり混乱したグァンホは店を飛び出す。パク刑事はグァンホを追いかけ、事件の日に犯行を目撃したかと問いただす。グァンホは、その日は田んぼの藁の中で寝ており、たまたま一部始終を目撃した事を話す。パク刑事はヒョンギュの顔写真を見せて犯人の顔ではないかと確認を迫るが、グァンホは質問に答えず、意味不明なことを繰り返し呟くばかり。そしてパク刑事が一瞬目を離した隙に、グァンホは線路に立ち入り、汽車に轢かれて即死してしまった。さらにグァンホが店で木材を振り回した際に、木材から飛び出ていた釘がチョ刑事の脚に刺さったことで、チョ刑事は破傷風のため片脚切断を余儀なくされる。

やがて、容疑の固まらないヒョンギュは釈放される。次の日、課長の元に、科学捜査課から犯人の精液が見つかったという連絡が入る。精液のDNAとヒョンギュのそれが一致すれば確実な物証になるものの、DNA鑑定できる設備が韓国にはなく、アメリカまで送り依頼しなければならない。その間にまた事件が起こるのではないかと焦燥を抱きつつ、ソ刑事はヒョンギュを24時間監視していた。しかし、ふと眠りに落ちた拍子に彼を見失ってしまい、その夜にまたもや事件が発生する。被害者は彼に噂話を教えた女子中学生であった。怒りが頂点に達したソ刑事はヒョンギュの自宅に乗り込み、無理やり外に連れ出す。殴る蹴るの暴行を繰り返し、鉄道トンネルの前まで連れていくと、拳銃を突きつけ自白を迫る。


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