殺したいほどアイ・ラブ・ユー
I Love You to Death
監督ローレンス・カスダン
脚本ジョン・コストメイヤー
『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』(I Love You to Death)は、1990年製作のアメリカ合衆国の映画。ローレンス・カスダン監督。
1984年にペンシルベニア州アレンタウンで実際に起こった、浮気性の夫を殺そうとした妻の殺人未遂事件を基にしたコメディ。オープニングロゴは当初はコロンビア ピクチャーズにするつもりだった。 ワシントン州タコマでピザ屋を営むジョーイには、長年連れ添っている妻のロザリーがいた。だがかなりの女たらしで、水道管修理と偽り浮気するのが日々の日課。とはいえ妻への愛がないわけではなく、浮気しながらも離婚は考えていなかった。ロザリーはとうとう夫の浮気現場を目撃してしまう。 一途に愛してきた夫の裏切りに混乱するロザリーに、母親のナージャは夫の殺害を提案する。ナージャがジョーイの車に細工するも爆破失敗。睡眠薬を丸2瓶入れたスパゲッティも美味いと平らげ、眠っただけ。ロザリーにひそかに好意を持つアルバイトのディーボにジョーイを撃たせたり、2人の殺し屋を雇って撃たせたり、それでも死ぬ気配がない。そこに警察が現れ、結局ナージャ含め殺害に関係した全員が逮捕、ジョーイも病院へと運ばれる。 昏睡から目覚め、事を知ったジョーイはようやくロザリーの純粋な愛に気付き、和解したのだった。 ※括弧内は日本語吹替(VHS版)
ストーリー
キャスト
ジョーイ・ボカ - ケヴィン・クライン(ささきいさお)
ロザリー・ボカ - トレイシー・ウルマン(小宮和枝)
ディーヴォ - リヴァー・フェニックス(中原茂)
ナージャ - ジョーン・プロウライト(高橋和枝)
ハーラン・ジェームズ - ウィリアム・ハート(大塚明夫)
マーロン・ジェームズ - キアヌ・リーブス(井上和彦)
ラリー刑事 - ジェームズ・ギャモン(屋良有作)
カルロス刑事 - ジャック・ケーラー(沢木郁也)
ジョーイの浮気相手 - フィービー・ケイツ(玉川砂記子)
ジョーイの母親 - ミリアム・マーゴリーズ(片岡富枝)
カーラ・ボカ - アリサン・ポーター
ブリジット - ヘザー・グラハム
ミリー - シリ・アップルビー
拘置所の密告者 - ジョン・ビリングズリー
ディーヴォの弁護士 - ローレンス・カスダン
スタッフ
美術:リリー・キルバート
参考文献^ “I Love You to Death