「残酷な天使のテーゼ」
高橋洋子 の シングル
初出アルバム『NEON GENESIS EVANGELION』
B面月の迷宮
リリース1995年10月25日
規格8cmCD
録音1995年
日本
ジャンルJ-POP(アニメソング)
時間4分5秒
レーベルスターチャイルド(KIDA-114)
作詞及川眠子
作曲佐藤英敏
プロデュース大月俊倫
ゴールドディスク
ダブル・プラチナ(CD、日本レコード協会)
ミリオン(着うた、日本レコード協会)
トリプル・プラチナ(着うたフル、日本レコード協会)
プラチナ(PC配信、日本レコード協会)
2011年JASRAC賞 金賞(日本音楽著作権協会)
チャート最高順位
週間27位(オリコン)[1]
1995年度年間191位(オリコン)
1996年度年間161位(オリコン)
1997年度年間156位(オリコン)
17位(CDTV)
平成カラオケランキング1位(JOYSOUND)
高橋洋子 シングル 年表
「ムーンライト・エピキュリアン」
(1994年)「残酷な天使のテーゼ」
(1995年)「めぐり逢い」
(1996年)
『NEON GENESIS EVANGELION』 収録曲
-「残酷な天使のテーゼ
(Director's Edit. Version)」
(1)「FLY ME TO THE MOON」
(2)
EANコード
.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}JAN 4988003179588
「残酷な天使のテーゼ」(ざんこくなてんしのテーゼ、英: A Cruel Angel's Thesis)は、高橋洋子の11枚目のシングル。1995年10月25日にスターチャイルドから発売された。 テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング曲。「テーゼ」とはドイツ語で命題・定立
概要
作詞の依頼を受けた及川眠子は、キングレコードの大月俊倫プロデューサーから「哲学的な」「難しい歌詞にしてくれ」と注文を付けられた上で、未完成状態の第2話までのビデオと企画書を渡されたが、ビデオは早送りで視聴し、企画書も熟読することはなかったという[2][3]。そこで、仕事場にあった萩尾望都の漫画『残酷な神が支配する』を見てパッと閃いて、これを使おうと思ったと語っている[4][2]。作詞にあたっては、『14歳の少年少女』、『お母さん』、『年上の女』というキーワードが浮かんだが、「高橋洋子が歌うのならば、14歳の子供の立場からでは変なので[2]、『坊や大きくならないで』と願う母親の心情を、レトリックやダブルミーニングなどを駆使して書いた」と述べている[5]。高橋がメロディを吹き込んだデモテープを聞いた及川は2時間で詞を書き上げた[6]。
なお、出だしと1番の歌詞の「神話になれ」は、当初「凶器になれ」と書いたが、制作サイドより「『狂気』に聞こえるし、テレビ局としてもその表現はNGなので、2番の『神話になれ』を使って欲しい」と言われ、書き直した[7][8]。また、命令形で終わると歌った時に気持ちよく歌えるし、年上からの視点を表現できるということも考えたという[9]。
間奏の『ファリヤー セタメソー ファリヤー トゥセー』というコーラスは及川が考えたものではなく、編曲者の大森俊之により作成された。内容には特に意味はなく、大森は「突然に宇宙から下りてきた言葉」としている[10]。コーラスは高橋、大森のほか、高橋の弟であるたかはしごうなどが参加している[11][12]。 アニメと共に本曲もヒットし、シングル発売・放映終了から25年経過しても、エヴァンゲリオンシリーズを象徴する楽曲としてのみならず、アニメソングの枠を超えた高い人気と知名度を保っている。 パチンコ機「CR新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ(ビスティ)、10年ぶりの新作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』などで再び注目を集め、JASRACにおける著作権使用料分配額(国内作品分配額ベスト10)では2007年度に総合7位[13]、2008年度に総合8位[14]、2009年度は総合3位に入りJASRAC賞銅賞を受賞し、2010年度はついに総合1位でJASRAC賞金賞に輝いた。その後も2013年度の総合5位[15]、2018年度の総合9位[16]、2019年度の総合4位[17]にランクインしている。カラオケでも常にトップ5(2012年時点)に入り[18]、平成の間に歌われた楽曲ランキングではJOYSOUNDで総合1位[19]、DAMで3位を記録するなど[20]、高い人気を誇る。 また、2012年5月には日本レコード協会より着うたフルで75万DL達成が認定され、先に達成していたインターネット配信プラチナ(25万DL)[21]と合わせると、フル配信での100万DLを達成している。
受容と評価