武蔵_MUSASHI
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2019年公開の映画「武蔵 -むさし-」とは異なります。
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この記事はプロジェクト:大河ドラマの編集方針を採用しています。編集される方はご一読下さい。

武蔵 MUSASHI
ジャンルドラマ
原作吉川英治宮本武蔵
脚本鎌田敏夫
演出尾崎充信 他
出演者市川新之助
(以下五十音順)
哀川翔
阿部寛
うじきつよし
内山理名
宇津井健
榎木孝明
江守徹
遠藤憲一
かたせ梨乃
北村和夫
京本政樹
小泉今日子
甲本雅裕
近藤正臣
西郷輝彦
笹野高史
高嶋政伸
高橋惠子
谷啓
津川雅彦
堤真一
寺島しのぶ
寺田農
永島敏行
中井貴一
仲間由紀恵
中村勘九郎
中村獅童
中村玉緒
中村梅雀
中村雅俊
夏八木勲
西田敏行
西村和彦
浜田学
ビートたけし
広末涼子
藤田まこと
本田博太郎
増田貴久
松岡昌宏
三浦春馬
水野美紀
宮沢りえ
武藤敬司
吉田栄作
米倉涼子
若尾文子
和久井映見
渡瀬恒彦
ナレーター橋爪功
オープニングエンニオ・モリコーネ
製作
製作総指揮一井久司 他
制作日本放送協会

放送
放送国・地域 日本
放送期間2003年1月5日 - 12月7日
放送時間日曜 20:00-20:45
放送枠大河ドラマ
放送分45分
回数全49

番組年表
前作利家とまつ?加賀百万石物語?
次作新選組!
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『武蔵 MUSASHI』(むさし)は、NHK2003年1月5日から12月7日にかけて放送された大河ドラマ第42作。大河ドラマシリーズ初の地上デジタル放送[注釈 1]

NHKテレビ放送開始50周年、大河ドラマ40周年記念作品でもあった。
概要

原作は吉川英治の『宮本武蔵』。吉川の小説の大河ドラマ化は1991年の『太平記』以来で、4作目であった。主演の七代目市川新之助は、1994年の『花の乱』出演以来。武蔵の幼馴染・本位田又八には堤真一、幼馴染で恋人のお通役には米倉涼子、宿敵・佐々木小次郎にはTOKIOメンバーの松岡昌宏、小次郎の恋人・琴役は仲間由紀恵が序盤で同じく恋人であった八重役と兼ねて二役を演じ、琴の死後に小次郎の恋人となるお篠は宮沢りえが演じた。後半の宿敵・柳生宗矩は中井貴一が演じた。また脚本には鎌田敏夫が起用され、音楽にエンニオ・モリコーネを迎えた。大河ドラマ初出演になるビートたけしの演技が話題を呼んだが、一方で視聴率は前半以降は低迷した。平均視聴率16.7%、最高視聴率24.6%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)[1]

史実に基いているとはいえ、女性がレイプされるシーン[注釈 2] や濡れ場が露骨に描かれたり、虐殺シーンがあったりと、大河ドラマとしては異色の演出が見られた。

第14話において、上半身裸(映されたのは背中のみ)の吉野太夫が武蔵に対して「抱いてください」と言うシーンが放送されたが、これらの性的な表現を問題視した吉野太夫ゆかりの京都・嶋原の財団法人「角屋保存会」が「文化人であった太夫への誤解を生む」としてNHKに対し抗議を行った[2]。それ以前にはNHKはしばしば嶋原を番組で取り上げることがあったが、この一件以降は無くなっている。

原作は巌流島の決闘で終結しているが、本作では巌流島以降の武蔵が描かれ、キリシタンの村を作り武蔵を敵視する柳生宗矩から守り抜こうとするエピソードもある。

中盤の山場となる巌流島の回では、ラジコンのヘリコプターによる空撮に加え、映画『マトリックス』で注目された視覚効果「バレットタイムデジタルスチルカメラを30台使用)」で撮影されたシーンもあった。しかし巌流島の決闘以降、一度放映された場面を回想シーンとして構成された回も数話あった。

また、武蔵とは何の絡みもない淀殿を中心とした豊臣家を描いた場面が挿入されたり、大坂城が落城する際には柳生宗矩との対戦以外、戦場で何もしない武蔵が描かれた。なお、総集編では「宮本武蔵」の定番エピソードである宍戸梅軒との対決が収録されておらず、お通の行動も大幅に変更されている。また、藤田まことが演じる柳生石舟斎の登場シーンがカットされている(その正確な理由は不明だが、製作スタッフと藤田との間にトラブルが起こっていたことが藤田の著書によって公表されており、以後2010年に亡くなるまで、藤田はNHKのドラマに出演しなかった)。

本作の放映に先駆けて、前年2002年の『NHK紅白歌合戦』では市川新之助が審査員として参加した。そのほかにも松岡、胤舜役の浜田学、阿厳役の武藤敬司がそれぞれの役の衣装で登場した。

なお、紀行のコーナーのタイトルは『?紀行』というタイトルでなく、『武蔵伝説の旅』である。
登場人物
武蔵及び武蔵関係

新免武蔵→宮本武蔵 - 増田貴久七代目市川新之助元の名は新免武蔵(しんめんたけぞう)。生来気が荒いところがあり、村の人々からは煙たがれながら育つ。青年期に父・新免無二斎から「お前は弱い」と繰り返し言われたことが悔しく、「強くなる」ために武者修行の旅に出る。その途中で柳生石舟斎をはじめとする多くの人たちと出会うことにより成長してゆく。

本位田又八 - 内山眞人堤真一武蔵の親友。武蔵と比べるとどこか頼りないところがあり、様々な失敗を繰り返す。そのことから本作でのコメディリリーフの役割を果たしている。武蔵からは「又やん」と呼ばれている。武士としては成功できず、武蔵に対しコンプレックスに近い感情を抱いていたが、その後は商売を始め、それに生きがいを感じるなど、人間的に成長していく。また、商人としてやっていく中でようやく武蔵の心情が理解できるようになった。

お杉 - 中村玉緒又八の母。お通の育ての母。又八を溺愛しており、それゆえに武蔵に対して冷たい態度をとることが多かった。又八を追って江戸まで行くこともあった。しかし巌流島の戦いの後、備前に戻った武蔵・お通に誘われ、武蔵たちと共に開墾を始め村づくりに参加する。

権六 - 谷啓お杉の弟。又八の叔父。お杉の旅に付き合わされるが、武蔵とお通に敵対感情は持っておらず、時折暴走するお杉の制止役でもある。

お通 - 桜井真琴→米倉涼子(一部吹き替え:高橋ユミ)又八の許婚で、武蔵の幼馴染み。村を出奔した武蔵を追いかける旅に出るがすれ違いが続き、諸国をさまよう。旅の道中では何度も大きな危険に遭っており、浪人たちに捕らわれかけたり、あかねや絃三に催眠術をかけられて気を失って倒れたり、祇園藤次の一味に捕らわれて身も心も弄れたりしている。紆余曲折の末、彼女は大坂の陣後、武蔵と生きていくことになる。晩年の武蔵が「五輪書」を執筆している頃には亡くなっており、仏壇にお通の位牌が置かれている。

ルシア - 高橋惠子お通の母。敬虔なキリシタン。

朱実 - 内山理名母・お甲の手により遊女にさせられたりするが、次第に又八に惹かれるようになり母の手から離れ江戸へ向かう又八についていく。次々と新しい商売に手を出そうとする又八に振り回されながらも又八に対する愛情を深め、彼の子供を宿すことになる。

お甲 - かたせ梨乃朱実の母。生きるためなら朱美を道具にすることもあるが、娘のことは愛している。

新免無二斎 - ビートたけし武蔵の父。又八の叔父にあたる本位田家の当主を殺したことで村人たちから白眼視され、村を追われた。元々人間不信気味なところがあり、自分の妻子に対しても愛情を注ぐことはなかった。武蔵の記憶では父は自分を圧倒する強さと怖さを持った人物だったが、細川家の使者として現れた父はまるで別人のような哀れな姿に成り果てており、武蔵は強い衝撃を受けた。

お吟 - 菊池麻衣子武蔵の姉。

本位田外記之助 - 伊藤紘又八の叔父。本位田家の当主。

城太郎 - 三浦春馬武蔵の最初の弟子。

青木丹左衛門 - 伊藤敏八城太郎の父。

たみ - 洞口依子城太郎の母。

三之助 - 小池城太朗実は児島備前の孫。のちに武蔵に付いていくことなる。

沢庵 - 渡瀬恒彦禅僧。武蔵の心の師。

小次郎関係

佐々木小次郎 - 大高力也松岡昌宏武蔵同様、諸国を回り剣術修行をする旅を続けていて、ついに自分の技・燕返しを完成。のちに豊前小倉藩細川家の剣術師範役として召し抱えられる。武蔵とともに、お互いの実力を認め合っている。巌流島で武蔵と闘い、壮絶な死を遂げた。

お篠 - 宮沢りえ小次郎の恋人。奇妙な縁で小次郎と運命を共にする。

八重 - 仲間由紀恵小次郎の許嫁だったが、師の命で父親を小次郎に討たれ、小次郎の目の前で自害する。

琴 - 仲間由紀恵八重に瓜二つの容姿を持つ。小次郎に唇を奪われ、恋に落ちる。小次郎と共に旅に出るが、小次郎の雇い主に犯されてしまい、心をとざしてしまう。のちには小次郎と浪人の戦いで顔に刀の傷を受けてしまう。

原田休雪 - 遠藤憲一仙台藩配下の黒脛巾組としてお篠を追っていたが、やがてお篠と相思相愛の関係になる。役目を放棄し、組からも逃れたために伊達側の人間に殺害される。

鐘巻自斎 - 津嘉山正種佐々木小次郎の師。

茨木屋又右衛門 - 磯部勉琴の元夫。商人だが元は忍びだったようである。

柳生一族

柳生石舟斎 - 藤田まこと大和国柳生の里の領主であり、その里と民を守ることを第一に考えている。新免武蔵と勝負をし、圧倒的な実力差を見せる。

柳生宗矩 - 中井貴一石舟斎の子。幕府に取り入ることで柳生を守ることを目標にしている。武蔵の前に立ちはだかる壁のような存在。

柳生兵庫助 - 高嶋政伸石舟斎の孫で宗矩の甥。

おりん - 和久井映見宗矩の妻。当初、宗矩との仲はあまり良くなかったがのちに子を授かることになる。

柳生三巌 - 岩田佳也宗矩の子。

柳生厳勝 - 永島敏行宗矩の兄。兵庫助の父。

さく - 金沢碧厳勝の妻。兵庫助の母。

柳生久斎 - 岸田敏志宗矩の兄。僧侶。

柳生徳斎 - 大島宇三郎宗矩の兄。僧侶。

亜矢 - 寺島しのぶ柳生に仕える忍び。武蔵にほのかな恋心を抱いていたが、最終的には対立する。

木村助九郎 - 川井つと石舟斎の弟子。

宝蔵院一門

日観 - 長門勇

胤舜 - 浜田学宝蔵院で武蔵と戦い、敗れた後、江戸で再び対戦した。

阿厳 - 武藤敬司

吉岡一門

吉岡清十郎 - 榎木孝明武蔵が初めて戦った剣豪。


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