武蔵野興業株式会社
Musashino Kogyo Co., Ltd.新宿武蔵野館
種類株式会社
市場情報東証スタンダード 9635
武蔵野興業株式会社(むさしのこうぎょう)は、東京都新宿区新宿に本社を置く企業。
映画興行事業や映画館の経営(新宿武蔵野館、シネマカリテ)、不動産事業で土地や建物の賃貸・販売・仲介、商事事業物品等の販売などのほか、子会社を通じて自動車教習所の運営なども行っている。 1920年(大正9年)に設立された映画興行の老舗的存在である[3]。映画興行事業の拠点である新宿武蔵野館は、1928年に現在地の新宿3丁目に移転して以来、1968年の改築実施を経て現在も続く映画館である[4]。 また、東京証券取引所(東証)に1949年9月に上場した古参企業で[4]、現在も東証スタンダード市場に上場を維持している。 事業面では、映画興行事業のほかに不動産事業や商事事業(物品の卸売・小売)・指定自動車教習所事業も展開し事業の多角化が進んでいる。かつてはスポーツ・レジャー事業と称してフィットネスクラブやヨガスクールの経営にも進出していたが[4]、現在では全て撤退し[4]、事業部門自体が休止扱いとなっている[5]。 また、創業以来の主力事業であった映画興行事業については、かつては山梨県甲府市に甲府武蔵野シネマ・ファイブなどを開館し複数館展開を行っていたが、映画市場の低迷や競争激化の影響から現在では閉鎖・整理され、新宿武蔵野館のみの営業となっていた。 しかし2012年9月、新宿で新たにミニシアターを開設する方針であること[6]を明らかにし、同年12月22日にシネマカリテとして開設した[7]。
概要
沿革
1920年5月 - 現在の東京都新宿区に株式会社武蔵野館を資本金11万円で設立、最初の映画館「武蔵野館」(約500席)を開設して日本映画を上映する。