武蔵村山市内循環バス
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武蔵村山市内循環バス(MMシャトル)の車両 日野リエッセ M-8号車

武蔵村山市内循環バス(むさしむらやましないじゅんかんバス)は、東京都武蔵村山市が運営するコミュニティバスである。愛称は「MMシャトル」(えむえむシャトル)。現在は4ルートが運行されている[1]。現在全国で運行されるようになったコミュニティバスの先駆けとされる[2][3]

立川バスに運行を委託している。運行開始時は上水営業所が担当していたが[4]瑞穂営業所に移管され、福生営業所の開設にともない再移管された[1]

1980年(昭和55年)7月[5]1日、東京都内初の自治体運営バスとして運行開始。多摩地域初のコミュニティバスでもある。その後、1986年(昭和61年)8月20日日野市ミニバスが開業し、1995年(平成7年)に武蔵野市ムーバスが開業してブームとなった、コミュニティバスの先駆的な存在である[2][3][5]

武蔵村山市は東京都の市制都市として唯一、市内に鉄道駅が存在しない。まだ「コミュニティバス」という言葉もなかった1980年代に、交通空白地域の解消や公共施設への連絡など、一般路線バスだけではカバーしきれない市民の足を確保するため運行開始された。
目次

1 概要

1.1 運行開始から

1.2 モノレール開業後


2 運賃

3 現行路線

3.1 2014年4月1日から

3.1.1 上北台ルート

3.1.2 玉川上水ルート

3.1.3 武蔵砂川ルート(通勤時のみ)

3.1.4 西ルート(日中時のみ)



4 過去の路線

4.1 2014年3月31日まで

4.1.1 上北台ルート

4.1.2 武蔵砂川ルート

4.1.3 玉川上水ルート

4.1.4 西循環ルート


4.2 2009年1月31日まで

4.3 1999年9月30日まで


5 車両

5.1 現行車両

5.2 過去の車両


6 脚注

7 参考文献

8 関連項目

9 外部リンク

概要
運行開始から

この節の加筆が望まれています。 (2018年6月)

1980年(昭和55年)7月[5]1日、武蔵村山市が購入した車両(マイクロバス2台)を、立川バスに委託して運行開始された。当初は立川バス上水営業所が運行受託していた[4]

運行開始時に導入された初代車両は、立川バスカラーのいすゞ・ジャーニーL(K-BE)が使用された[2]

1990年、初代車両が除籍され、2代目車両の立川バスカラーの日野・レインボーRB(U-RB)に代替された[4]

ルートは、西武拝島線玉川上水駅を起点に「内回り」「外回り」の循環経路で運行していた。運賃体系は、市内の路線バスと同様に対キロ多区間制運賃を採用していた。
モノレール開業後

1999年平成11年)10月1日多摩都市モノレールの開業に合わせて再編が行われ、「MM(Musashi Murayama)シャトル」の愛称が与えられた。

同時に、車両も日野・リエッセに新調され、立川バスカラーから多摩都市モノレールに似た現行カラーへ変更された。

この際に大幅な路線変更が行われ、玉川上水駅の他に西武拝島線武蔵砂川駅や、多摩都市モノレール上北台駅とも結ばれた。上北台駅は東大和市にあり、東大和市のコミュニティバス「ちょこバス」も乗り入れている。

路線再編後に、担当が上水営業所から瑞穂営業所に移管されている。

その後、市営温泉「村山温泉かたくりの湯」落成と、日産自動車村山工場跡地開発によるイオンモールむさし村山(旧ダイヤモンドシティ・ミュー)開業にともない、経路変更して経由するようになった。

2007年9月14日より、バスの位置情報を携帯電話インターネットで確認できるバスロケーションシステム[6]を導入している。

2009年2月1日、さらなる運行の効率化のため、大幅なルート見直し及びダイヤ改正を行うとともに、武蔵村山市役所前・イオンモールの2箇所で乗継チケットの発行を開始。現金払いに限り、運賃が100円引きされた[7]

2011年5月1日から2012年3月31日までの間、対キロ多区間制の運賃体系を、均一運賃100円(小児・障害者同額、未就学児については無料)とするワンコイン運賃の試行を実施した[8]

対キロ多区間制から均一運賃への変更にともない、MMシャトル専用定期券、他ルートへの乗継チケットによる割引制度は廃止された。


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