武蔵御嶽神社
本社拝殿
所在地東京都青梅市御岳山176
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度46分58.2秒 東経139度9分0秒 / 北緯35.782833度 東経139.15000度 / 35.782833; 139.15000
武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)は、東京都青梅市(武蔵国多磨郡)にある御嶽神社。武蔵御岳山の山上に鎮座する。
御岳、御嶽とは修験道の中心地である奈良県吉野の金峯山を指している。蔵王権現、櫛真智命などを祀り、中世以降、山岳信仰の霊場として発展し、武蔵・相模に渡る信仰圏を獲得した。式内社の大麻止乃豆天神社(武蔵国の式内社一覧参照)であるという説があり、旧府社である。現在は神社本庁に属していない単立神社である。
ご眷属の大口真神(おいぬ様)も祀っていることから、祈願のため犬を連れた参拝客が近年増えており、御岳山を登る御岳登山鉄道は、ケージを用いずに犬を乗車させることができる。目次
1 祭神
2 由緒
3 境内外
4 祭事
5 文化財
5.1 国宝
5.2 重要文化財
5.3 その他
6 交通
7 参考文献
8 関連文献
9 脚注
10 外部リンク
祭神
蔵王権現
櫛真智命
大己貴命
少彦名命
安閑天皇
日本武尊
由緒が荒廃していた社殿を再興し、以降は修験場として知られ、関東の幕府や武士から多くの武具が奉納される。慶長10年(1605年)には大久保長安を普請奉行として本社が、元禄13年(1700年)には幣殿と拝殿が建立された。
明治に入ると神仏分離によって、それまでの御嶽大権現(御嶽蔵王権現)から大麻止乃豆天神社に改称した。これは当社が延喜式に載せられている「大麻止乃豆天神社」に比定されたためであるが、同様に大麻止乃豆天神社であると比定される神社が他にもあったため(稲城市大丸の大麻止乃豆乃天神社)、御嶽神社と改称した。昭和27年(1952年)に現在の武蔵御嶽神社に改称した。
境内外 本社本殿
本社
拝殿は五間社入母屋造の大き目の社殿で、朱塗りで鮮やかに彩られており、唐破風の向拝には彫刻がある。現在の本殿は一間社神明造で明治10年(1877年)に造営された。酉年に行われる酉年式年大祭で、本社の内陣に祀られている秘仏の蔵王権現が12年に一度御開帳される。
二柱社
伊弉諾尊と伊弉冉尊を祭る。本社玉垣内にあり、本殿の向かって左側に鎮座している。社殿は一間社流造の見世棚造である。
八柱社
本社玉垣内にあり、本殿の向かって左側に鎮座している。春日社、八幡社、?養社、八雲社、座摩社、月乃社、国造社、八神社を祭る。
北野社
菅原道真を祭る。本社玉垣内にあり、本殿の向かって左側に鎮座している。社殿は一間社流造である。
巨福社
埴山姫命を祭る。