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武田 幸男人物情報
生誕 (1934-08-18) 1934年8月18日
日本山形県上山市
学問
研究分野東洋史( 朝鮮史、東アジア交渉史)
研究機関東京大学
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武田 幸男(たけだ ゆきお、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}1934年8月18日[要出典] - 2021年8月4日)は日本の歴史学者。東京大学名誉教授。文学博士。東方学会評議員・東洋文庫研究員・朝鮮学会幹事・史学会会員。専門は朝鮮史、東アジア交渉史。山形県上山市出身[1]。
略歴
上山高等学校卒
1959年 東京大学文学部東洋史学科卒
1961年 東京大学大学院人文科学研究科 修士課程修了(その後博士課程は単位取得退学)
1968年 北海道大学文学部助教授
1971年 東京大学文学部助教授
1975年?1998年 学習院大学非常勤講師
1981年 東京大学文学部教授
1992年 「高句麗史と東アジア -「広開土王碑」研究序説」で東大文学博士
1995年 定年退官、東京大学名誉教授
1995年 名古屋市立大学教授
2000年 岐阜聖徳学園大学経済情報学部教授
2006年 退職
研究
専攻は朝鮮史(おもに朝鮮古代、高句麗史、古代日朝関係史)。末松保和の研究を継承。広開土王碑の研究で知られ、数多くの拓本を収集。その分析から1970年代に李進熙らの提唱した広開土王碑についての仮説(好太王碑改竄説)や解釈がすべて成り立たないことを論証した学者である。また中国正史に見られる「倭の五王」遣使記事を検討し、当時の倭国の大王が中国王朝に対して「倭」という姓を名乗っていたことを指摘し、古田武彦らの九州王朝説を批判した。
著作
単著
『高句麗史と東アジア―「広開土王碑」研究序説』岩波書店、1989 ISBN 400000817X
『朝鮮の歴史と文化』放送大学教育振興会、1996 ISBN 4595570694
『朝鮮社会の史的展開と東アジア』山川出版社、1997 ISBN 4634672405
『広開土王碑との対話』白帝社<白帝社アジア史選書>、2007 ISBN 4891748834
共著・編纂
『広開土王碑原石拓本集成』東京大学出版会、1988 ISBN 4130260464
『朝鮮』(宮嶋博史・馬渕貞利と共著)朝日新聞社出版局<地域からの世界史1>、1993 ISBN 4-02-258496-3
『隋唐帝国と古代朝鮮』(礪波護と共著)中央公論新社<世界の歴史6>、1997 ISBN 4-12-403406-7、中公文庫新版、2008
『朝鮮史』(編著)山川出版社<新版世界各国史2>、2000 ISBN 4-634-41320-5
『日本と朝鮮―古代を考える』(編著)吉川弘文館、2005 ISBN 4642021930
『広開土王碑』(編著)天来書院<知られざる名品シリーズ第二期-4>、2007 ISBN 4887151969