この項目では、英文学者について説明しています。その他の用法については「武田将明 (曖昧さ回避)
」をご覧ください。武田 将明(たけだ まさあき、1974年[1] - )は、日本の英文学者。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は18世紀イギリス小説[2]。 東京都生まれ[1]。京都大学文学部卒。東京大学大学院人文科学系研究科を経て、ケンブリッジ大学でPh.D. (英文学)を取得[3]。法政大学文学部専任講師、准教授を経て、2010年東大総合文化研究科准教授、2022年教授[4]。 2005年に第27回日本英文学会新人賞佳作、2008年に「囲われない批評 東浩紀と中原昌也」(『群像』2008年6月号に掲載)で第51回群像新人文学賞評論部門を受賞した[2]。
人物
著書
『デフォー ペストの記憶―見えざる恐怖に立ち向かう 100分de名著』NHK出版、2020年9月・Eテレ放送テキスト
共著
(原田範行、服部典之)『『ガリヴァー旅行記』徹底注釈 注釈篇』岩波書店、2013年。
(都甲幸治、藤井光ほか)『きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイド』リットーミュージック、2016年。
(都甲幸治、中村和恵ほか)『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』リットーミュージック、2016年。
(飯田橋文学会共編)『現代作家アーカイヴ 自身の創作活動を語る2』東京大学出版会、2017年
分担執筆
(日本ジョンソン協会編)『十八世紀イギリス文学研究2』開拓社、2002年。
(木下卓、清水明
(日本ジョンソン協会編)『十八世紀イギリス文学研究4』開拓社、2010年。
(石塚久郎責任編集)『イギリス文学入門』三修社、2014年。
(冨樫剛編)『名誉革命とイギリス文学――新しい言説空間の誕生』春風社、2014年。
訳書
ジャイルズ・フォーデン『スコットランドの黒い王様』新潮社・新潮クレスト・ブックス、1999年。
セルゲイ・カルプ編、中川久定、増田真監訳『十八世紀研究者の仕事――知的自伝』法政大学出版局、2008年。訳者の一員
サミュエル・ジョンソン『イギリス詩人伝』筑摩書房、2009年。訳者の一員(小林章夫ほか)
デフォー『ロビンソン・クルーソー』河出文庫、2011年。
ハニフ・クレイシ『言葉と爆弾』法政大学出版局、2015年。
デフォー『ペストの記憶』研究社〈英国十八世紀文学叢書〉、2017年。
脚注^ a b ⇒リットーミュージック 著者・インストラクター紹介
^ a b ⇒東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻
^ ⇒NHKラジオ第2文化番組 カルチャーラジオ日曜版
^ 科学研究費助成事業データベース
関連項目
ジョナサン・スウィフト
ダニエル・デフォー
外部リンク
武田将明 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
武田将明 - J-GLOBAL
武田将明 - Researchmap
典拠管理データベース
全般
VIAF