この項目では、ギリシャ正教とも呼ばれる正教会の教会組織について説明しています。非カルケドン派の教会組織については「非カルケドン派正教会」をご覧ください。
正教会の機構一覧は世界各地に広がる各正教会の一覧である。正教会(ギリシャ正教・東方正教会)の教会機構図解
例外はあるものの、正教会の組織は国名もしくは地域名を冠した組織を各地に形成するのが基本である。コンスタンディヌーポリ総主教庁、アレクサンドリア総主教庁、アンティオキア総主教庁、エルサレム総主教庁、ロシア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、ギリシャ正教会、日本正教会などは個別の組織名であって教会全体の名ではない。いずれの地域別の教会組織も、正教として同じ信仰を有している[1]。教会全体の名はあくまで正教会であり、「ロシア正教に改宗」「ルーマニア正教に改宗」といった表現は誤りである[2]。 本一覧記事の内容と掲載順は、基本的に英語版ウィキペディア記事における該当項目からの翻訳に拠っている。その後の加筆・修正・変更については履歴
参照元記事
正教会(ギリシャ正教・東方正教会)について - Eastern Orthodox Church organization
最初に挙げた4つの古代総主教庁が最も格式が高く、他の5つのより新しい総主教庁がこれに続く。首座主教が総主教ではない独立教会は434年に成立したキプロス正教会に始まる。正教会の観点からは、ローマカトリック教会が東西教会の分裂で分かれていなければ、5つの古代総主教庁が存在していたことになる。
自治正教会
コンスタンディヌーポリ全地総主教庁系
フィンランド正教会
エストニア使徒正教会†
ロシア系伝統にある正教会のための西欧エクザルフ教区†
エルサレム総主教庁系
シナイ山正教会
モスクワ総主教庁系
日本ハリストス正教会†
中国正教会†
ペーチ総主教庁系(セルビア正教会総主教庁系)
正統オフリド大主教区†
ルーマニア総主教庁系