歌舞伎町シャーロック
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歌舞伎町シャーロック


ジャンルミステリブラック・コメディ
アニメ
監督吉村愛
シリーズ構成岸本卓
キャラクターデザイン矢萩利幸
音楽伊賀拓郎
アニメーション制作Production I.G
製作歌舞伎町シャーロック
製作委員会
放送局毎日放送ほか
放送期間2019年10月12日 - 2020年3月28日
話数全24話+OVA
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『歌舞伎町シャーロック』(かぶきちょうシャーロック)は、Production I.G制作による日本テレビアニメ作品。2019年10月から2020年3月まで毎日放送アニメイズム』B1枠ほかにて連続2クールで放送された[1]

Production I.GとKADOKAWAによるオリジナルテレビアニメーションであり、架空の街「新宿區歌舞伎町」が舞台として描かれる[2][3]。また、本作品の内容は『シャーロック・ホームズシリーズ』のパロディとなっている。2018年8月10日に「歌舞伎町のやつ(仮)」として発表され、その後に本タイトルが正式発表された[2]
あらすじ

舞台は壁とゲートで東西に分かたれた新宿區歌舞伎町。ウェストサイドで監察医を勤めていた青年医師ジョン・H・ワトソンは、風変わりな依頼を好むという探偵シャーロック・ホームズを探して、イーストサイドの「BARパイプキャット」を訪れる。そこはオネエのハドソン夫人が店長を務め、京極冬人、メアリ・ルーシー姉妹、ミッシェル・ベルモント、小林寅太郎たちが集う「探偵長屋」だった。事件の依頼を受けると探偵たちは報酬を争い、混沌とした街へ飛び出していく。
登場キャラクター
メインキャラクター
シャーロック・ホームズ
声 -
小西克幸[4]主人公。落語好きな名探偵。推理を披露する際には落語の形式で語り聞かせる推理落語を行うのが常であり、語れることが嬉しいのか不気味な笑いを浮かべてから開始する。ただし落語の才能はあまりない。長屋に集う探偵の中では最も変わり者だが、非常に明晰な頭脳と推理力を持ち、また原典同様、巧みな変装も得意。報酬の多寡ではなく興味をそそられるかどうかで依頼を受けるかどうか決める。非常に身勝手で傲慢な性格で、ワトソンを顎で使うものの、彼と協力(時に利用)して事件解決に導くこともある。兄のマイクロフトが非常に苦手な他、女性に免疫がないため、女性が接近すると寿限無を唱えて平静を保とうとする。味覚が独特で、飲食時には果物の缶詰を料理にかけたり、アイスコーヒーに焼き鳥を刺したりして食すが、不思議とアイリーンの料理だけは普通に食べている。ウエストサイドの名家ホームズ家出身だが、「退屈」という理由で家を出てイーストの歌舞伎町に流れ着く。ハドソン夫人に拾われ、落語家に弟子入りするが、「物にならない」と5年で破門され、探偵長屋で探偵業をはじめている。
ジョン・H・ワトソン
声 - 中村悠一[4]戸松遥(幼少期)ウェストサイドにある大学病院の法医解剖医。非童貞。シャーロックに自分の近辺で起こる不審な事象の捜査を依頼すべく、イーストサイドに渡ってきた。本作は彼の視点で描かれており、また非常識なメンツの中で数少ない常識人でもある。生真面目で温厚な青年であり、シャーロックに召使いのような扱いを受けているが強く出られず、依頼を続けるも尽く無視されてしまう。素直で迂闊なために騙し合いや捜査は苦手だが、医学知識や、時に本人に無自覚なところでもシャーロックのサポートをする。モラン區長の娘アレクサンドラ・モランの検死の際に遺体の髪から小さな発信機を発見、それを上司に報告したことから、真相の露呈を恐れた切り裂きジャック事件の首謀者に付け狙われる。
ジェームズ・モリアーティ
声 - 山下誠一郎[4]大地葉(幼少期)ウエストサイドに住まう高校生。16歳[5]。探偵ではないが、シャーロック顔負けの頭脳の持ち主で、シャーロックとは本人曰く「親友」「前世からの仲」。シャーロックの部屋や探偵長屋にも出入りしているほか、スリを働く悪ガキグループ(歌舞伎町遊撃隊)のリーダーのような存在でもある。落語の知識があり、シャーロックとは破門された彼が公園で落語の稽古をしていた時に知り合った。正体はモラン區長の息子であり、本名は「ジェームズ・モラン」。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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