歌内駅
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歌内駅
駅舎(2017年10月)
うたない
Utanai

◄W64 天塩中川 (8.4 km) (5.5 km) 問寒別 W66►

所在地北海道中川郡中川町字歌内.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯44度52分49.2秒 東経142度3分7.5秒 / 北緯44.880333度 東経142.052083度 / 44.880333; 142.052083座標: 北緯44度52分49.2秒 東経142度3分7.5秒 / 北緯44.880333度 東経142.052083度 / 44.880333; 142.052083
駅番号○W65
所属事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線■宗谷本線
キロ程170.3 km(旭川起点)
電報略号タナ
駅構造地上駅
ホーム1面1線
乗降人員
-統計年度-2人/日
-2012年-
開業年月日1923年(大正12年)11月10日[1]
廃止年月日2022年令和4年)3月12日[JR北 1]
備考無人駅
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歌内駅(うたないえき)は、かつて北海道上川総合振興局中川郡中川町字歌内にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線廃駅)である。電報略号はタナ。事務管理コードは▲121836[2]駅番号はW65。
歴史1977年の歌内駅と周囲約500m範囲の状況。上が稚内方面。相対式ホーム。駅裏に貨物ストックヤードがあるが、この写真の頃には既に使用されていない様である。駅前通りには多くの民家が見える。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

1923年大正12年)11月10日国有鉄道天塩線の誉平駅(現・天塩中川駅) - 問寒別駅間開通に伴い宇戸内駅(うとないえき)として開業[3][4][5][6]一般駅[1]

1924年(大正13年)6月25日:線路名を天塩南線に改称、それに伴い同線の駅となる[4]

1926年(大正15年)9月25日:天塩南線と天塩北線を統合し線路名を天塩線に改称、それに伴い同線の駅となる[4]

1930年昭和5年)4月1日:天塩線を宗谷本線に編入、それに伴い同線の駅となる[4]

1931年(昭和6年)9月:駅舎対向ホームに待合室設置[6]

1942年(昭和17年)9月8日:同日の中川村(当時)議会に当駅と誉平駅の改名について関係庁への申請提案が提出、同日可決[6][7]

1949年(昭和24年)6月1日公共企業体日本国有鉄道(国鉄)に移管。

1951年(昭和26年)7月20日:歌内駅に改称[6][8][5]

1961年(昭和36年)12月:駅舎改築[6]

1977年(昭和52年)5月25日:貨物の取り扱いが終了[1]

1984年(昭和59年)

2月1日荷物の取り扱いが終了[1]

11月10日:無人化[9][JR北 2]


1985年(昭和60年)7月:駅舎改築、貨車駅舎となる[4][10]

1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[1]

2016年平成28年)3月26日:同日のダイヤ改正に伴う普通列車の減便で音威子府駅 - 幌延駅間の普通列車が5往復から3往復となり、全普通列車が停車するようになる。

以前は日中の上り普通列車1本が通過した。


2016年(平成28年)7月上旬:JR北海道が当駅を2017年(平成29年)3月のダイヤ改正に合わせて廃止する意向を中川町に伝える[新聞 1]

これをうけ、同様に駅廃止の打診があった美深町と音威子府村はJR北海道と維持管理費を一部負担する協定を結んだものの、当駅の所在する中川町はJRの姿勢に反発し交渉を拒否した。


2017年(平成29年)4月1日:同日までにJR北海道が当面の間自社費用で存続させる意向を固める[新聞 2]

2019年(令和元年)12月3日:JR北海道が宗谷本線沿線自治体に、当駅含む1日平均乗降人員3名以下の駅について、自治体による維持管理もしくは費用負担による存続か、2021年(令和3年)3月での廃止かの方針を2020年3月までに報告するよう要請[新聞 3]

その後、中川町は町内で対象となる当駅と佐久駅について当面の間町の負担で維持し、今後の存続は「適宜、住民の皆様と相談」する旨を表明[11]


2021年(令和3年)

4月1日:中川町による維持管理に移行[JR北 3][新聞 4]。維持費用はJR北海道の見積もりで年間約92万円[11]

ただし、中川町では同年3月の町議会予算審議での質問に対し「提案を受けて1年後に廃止というのは難しいと考えていた」とし、当駅については「地域の公共交通との連動性が構築できた際には、廃止させていただきたい」と回答した[12]


7月中旬:中川町が、2021年(令和3年)度いっぱいで当駅を廃止する旨をJR北海道に伝える[新聞 5]

9月:中川町が同月付け発行の広報誌にて「令和4年3月のダイヤ改正」での廃止を発表[13]。自治体管理駅では初の廃止発表。

地元住民に対しては代替として町によるハイヤー利用補助の対象を、歌内・国府地区在住で天塩中川駅から宗谷線を利用する場合、年齢を問わず利用できるよう支援を拡充[13]


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